リクナビ派遣が選ばれる4つの理由。おすすめするポイントと特徴を徹底調査
リクナビ派遣とは?
リクナビ派遣は、人材サービスでも有名な「リクルート」が発行している派遣社員の求人情報をメインに扱っているサイトです。
同じリクルートグループの派遣会社「リクルートスタッフィング」の求人情報をはじめ、多数の派遣会社から求人情報が寄せらています。そのため全国各地の仕事を、幅広い業種の中から探すことが可能です。掲載数も日本最大級を誇り、知名度が高い派遣求人サイトとして多くの人から認知されています。
リクナビ派遣の特徴を他社サイトと徹底比較
派遣求人サイトが数多くある昨今、リクナビ派遣は他社サイトと比べてどのような利用価値があるのでしょうか。調べた結果、大きく分けて下記4つの特徴があることが分かりました。
求人の掲載数は日本最大級
リクナビ派遣は2018年5月時点で60,000件を上回る求人数をキープしています。これは公式サイトでも「日本最大級」とアピールしているほどで、他社サイトよりも求人数に自信があることが伺えます。
出典:リクナビ派遣
未経験OKの仕事も多く掲載されている
リクナビ派遣に掲載されている仕事は幅広く、専門性がある仕事はもちろん未経験OKの仕事も数多くあります。そのため職務経歴に自信がなかったり、新しい仕事にチャレンジしたい人も歓迎されています。さらにリクナビ派遣は「未経験歓迎」の仕事だけを検索する機能も付いているので、勤務地をある程度絞れば希望通りの仕事を簡単に探すことができます。
正社員になれる「紹介予定派遣」も充実
リクナビ派遣の運営会社は、別サイトで正社員の求人や転職情報も数多く扱っています。その影響もあってか、リクナビ派遣は紹介予定派遣が充実しているのも特徴的です。実際に検索してみると関東の紹介予定派遣は約4,000件、一番案少ない地域でも60件以上ヒットします。(2018年5月時点)
「キャリアが乏しいので、仕方なく派遣社員を」と考える人も中にはいますが、紹介予定派遣が充実しているリクナビ派遣であれば、キャリアアップに悩む人の希望も叶いやすいと言えるでしょう。
出典:リクナビ派遣
希望に合った求人情報をメールでお知らせ
リクナビ派遣は登録すると「メールサービス」の購読ができるようになります。これはリクナビ派遣からのお知らせと、あらかじめ設定した希望条件に沿った仕事の新着情報を届けてくれるサービスです。
希望条件は「地域・勤務地・希望職種」の3つを設定することができます。人気の仕事は早い者勝ちになってしまうことも多いので、メールをこまめにチェックすることでいち早くエントリーすることが可能になります。
リクナビ派遣の登録者データ
リクナビ派遣に登録しているのはどのような人が多いのか、登録前だと少し気になるところもあります。公開されているデータが少なかったので明確に断言できない部分もありますが、限られた情報を元に読み取ってみました。
リクナビ派遣の登録者数
リクナビ派遣の登録者数は、残念ながら正式には公開されていません。
ですが同じグループ会社で人材派遣を担っている「リクルートスタッフィング」の登録者数は約107万人(2018年4月時点)と記載されています。そのためそれと同等か、それ以上の人数がリクナビ派遣に登録していると推測されます。
出典:リクナビ派遣
リクナビ派遣の登録者の男女比
リクナビ派遣の登録者の男女比は、2017年4~9月の計算で1:4(男性20%・女性80%)と公開されています。
これは他社サイトでも同じ傾向があると思いますが、女性はライフイベントも多く「家族や自分の都合に合わせて働きたい」と考える人が多いため、リクナビ派遣でも女性の登録率が多くなっていると予想されます。
出典:リクルートジョブズ
リクナビ派遣の採用募集データ
「派遣求人サイト」と言うと、どのサイトも同じに見える人もいるかもしれません。ですが、やはり運営会社によって取り扱う職種・業種や数に違いがあるようです。そこでリクナビ派遣の具体的な求人内容を調べてみました。
リクナビ派遣の求人数
公式では「全国30,000件以上の派遣求人情報」と謳っていますが、2018年5月時点では60,000件を上回る求人数をキープしています。
出典:リクナビ派遣
リクナビ派遣で募集している職種・業界
リクナビ派遣では求人数の約58%が事務・オフィスワークに集中しています。逆に一番少ないのが製造・物流・軽作業(約2%)です。理由としては登録者に女性が多いことや、首都圏の求人が集まっていることに要因があると思われます。(※2018年1月時点)
出典:リクルートジョブズ
項目 | 詳細 |
営業・販売 | ■営業・企画営業・ラウンダー/営業アシスタント ■アパレル販売・コスメ販売/家電販売・モバイル販売/食品販売(デパ地下・デリ)/飲食店スタッフ(キッチン・ホール)/スーパーバイザー ■接客・ショールーム・カウンター窓口/レジ・デモンストレーター |
サービス | ■ホテル・旅行/ブライダル・セレモニースタッフ/ツアーコンダクター・添乗員・航空関連/エステ・エステティシャン/モニター・調査イベントスタッフ/テレオペ・テレマーケティング・コールセンター/家事代行・清掃員(ハウスクリーニング) |
事務/オフィスワーク | ■OA事務/営業事務/貿易事務・国際事務/法務・特許事務/英文事務/翻訳・通訳金融事務/アパレル事務/社会保険事務/データ入力・キーパンチャー/OAオペレータ ■経理(経理事務)/英文経理/会計・財務 ■人事・総務/広報・宣伝・IR ■秘書・セクレタリー受付? |
企画/マーケティング | ■企画・営業企画・マーケティング |
業界専門職系 | ■医療事務・病院受付/治験・CRA/看護師・准看護師/ヘルパー・介護士・介護福祉士/研究・研究開発/医療通訳・医療翻訳 ■栄養士・管理栄養士/薬剤師 ■学校事務・大学事務/試験監督/養護教諭・保育士・幼稚園事務/講師・教師・インストラクター・非常勤講師 ■ファッションデザイナー/住宅デザイナー・インテリアデザイナー ■イラストレーター・グラフィックデザイナー/カラーコーディネーター/オフィス設計?■映像・音響? |
技術系 | ■SE/ネットワークエンジニア・サーバー設計/プログラマー ■電子設計・機械設計・建築設計 ■ヘルプデスク・ユーザーサポート/OAインストラクター・ITインストラクター |
建築系 | ■運用管理・保守/テスト・評価/CADオペレータ/CAD設計/施工管理・現場監督 |
Web・インターネット・ゲーム | ■Webデザイナー・Webデザイン/Webディレクター/Web制作・コーダー制作・編集・校正/DTPオペレータ |
製造・物流・軽作業系 | ■製造(組立・加工) ■物流/軽作業・仕分け作業/フォークリフト/生産管理/トラック運転手・配達・配送 |
リクナビ派遣の会員登録から内定までの流れ
では実際にリクナビ派遣に登録したあと、仕事の内定が取れるまでどのような流れで進んでいくのか見てみましょう。具体的な流れを把握しておくことで、より仕事探しがスムーズに運びやすなります。
会員登録方法
まずは、リクナビ派遣のトップページ(https://haken.rikunabi.com)にある「会員登録」のボタンを押して登録を開始します。用意するのは、仕事情報を受け取るのに使うメールアドレスのみです。
もし過去にリクルート系列のサービスを利用したことがある場合、その際に利用したメールアドレスが既に「リクルートID」として登録されていることがあります。そのときは「ログイン」ボタンからすぐにリクナビ派遣を利用することが可能です。リクルートIDとして認識されるのは、下記5つのサービスに登録したことがあるメールアドレスになります。
[box_checkpoint title=”チェックポイント”]
- リクナビNEXT
- とらばーゆ
- ホットペッパービューティー
- ホットペッパーグルメ
- じゃらん
- 履歴書
- 職務経歴書
- 顔写真
- 身分証明書
- 給与振り込み先の口座番号
- 認印の印鑑
- 個人情報の登録
- スキルチェック
- ヒアリング
- 前職の仕事内容
- 前職を辞めた理由
- 通勤時間や通勤手段に無理がないか
- 残業が発生した場合の許容範囲
- 育児や介護などの家庭事情があるか
- 仕事の簡単な手順
- 就労条件(勤務日時など)
- 職場の年齢層や男女比
- 勤務時の服装
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リクルートIDは2つ以上持つことを認められていないので、上記のどれかを利用したことがある人はまず「ログイン」から思い当たるメールアドレスを記入し、登録の有無を確認してみることをおすすめします。もしIDやパスワードを忘れてしまった場合も「ログインできない」という項目から調べることが可能です。
メールサービスを受け取るか判断する
ログインすると「メールサービス」を受け取るかどうか確認する画面が出てきます。このメールサービスとは、希望する仕事の新着情報をメールで届けてくれるサービスです。
購読する場合は、希望の地域・勤務地・職種を選んで「お仕事探しを続ける」ボタンを押します。購読を希望しない場合は、「メールサービスを受け取る」のボックスからチェックを外して「お仕事探しを続ける」ボタンを押せばOKです。
もちろん後から変更・解除も可能なので、少しでも気になったら購読してみることをおすすめします。
エントリーシートを記入する
登録完了後は仕事探しを一旦保留し、「マイページ」からエントリーシートを記入することをおすすめします。なぜならこのエントリーシートは、今後の採用率を左右すると言っても過言ではない部分だからです。
エントリーシートはリクナビ派遣だけが使用する「非公開の情報」と、最終学歴や職務経歴など「派遣会社へ公開する情報」の2種類が含まれています。後者は仕事にエントリー(応募)すると同時に派遣会社へと送信されます。
エントリーシートが記入されていれば、仕事のマッチング度を派遣会社が事前に判断することができるので面談も早く決まりやすくなるメリットがあります。また、応募した仕事が既に埋まってしまった場合でも、迅速に新しい仕事を紹介してもらいやすくなります。
逆にエントリーシートに空欄が多いと仕事の紹介が遅れたり、最悪の場合は派遣会社から「この応募者は本気で仕事を探していない」と判断されることもあります。その場合は仕事の紹介を渋られれる可能性も否めないのです。
もちろんフォローの手厚さは派遣会社によって異なるので一概には言えませんが、このような事を避けるためにも応募前にエントリーシートはしっかり記入しましょう。特に「資格・スキルなどのアピールポイント」「職務経歴」「希望する条件」の3つは細かく記入しておくことをおすすめします。
仕事を検索してエントリーする
プロフィールとエントリーシートをしっかり記入した後は、いよいよ仕事を検索します。検索方法は下記の4種類から選ぶことが可能です。自分が一番探しやすい方法を選択して検索をかけてみましょう。
らくらく検索で探す
「勤務地域」「職種」「時給」「フリーワード」から検索することができる検索方法です。組み合わせることで、簡単に自分の希望に近い仕事を探すことができます。
注目の条件で探す
「○月スタートのお仕事」など、リクナビ派遣がピックアップするテーマに沿った仕事を提示してくれます。職種など細かい設定も可能なので、気になるピックアップ情報があればここから検索することも可能です。
詳しく探す
勤務地、職種、駅、路線など、自分の希望を細かく記入して仕事を探すことができます。こだわりすぎるとヒットする仕事が少なくなる可能性もありますが、譲れない条件がある場合はこの検索方法が最適です。
派遣会社&登録会スケジュールから探す
仕事にエントリーした後は派遣会社へ直接出向く「登録会」が控えていますが、空いている時間が限られている人は登録会のスケジュールから検索することも可能です。また、友人の口コミなどで気になる派遣会社がある場合なども、ここから派遣会社の名前で検索することができます。
上記で探した希望条件は「お気に入りの検索条件」として6つまで保存することが可能ですます。希望条件を毎回設定することなく楽に検索することができるので、ぜひ活用しましょう。
気になる仕事が見つかったら、詳細一覧の下にある「この仕事にエントリーする」ボタンを押して仕事に応募します。
履歴書・職務経歴書の提出方法
仕事へエントリーが完了したら、一般的には派遣会社へ直接出向いて「登録会」に参加することになります。この時に履歴書と職務経歴書が必要になるので紙に手書きしたものか、PCでテンプレートに記入したものをプリントアウトして持参します。
既にリクナビ派遣のエントリーシートで職務経歴を細かく記入している場合は、その項目をプリントアウトして持参してもOKです。
また、このあと派遣会社を複数登録する可能性もあるので、手書きよりプリントアウトした方が手間が省け、文字が見やすくなるメリットがあるのでおすすめです。テンプレートはネットで検索すればたくさん出てきますが、転職サイト「リクナビNEXT」にてテンプレートをダウンロードすることもできます。自分が使いやすいテンプレートを選んで記入しましょう。
登録会の参加方法
エントリーした後は、仕事の募集をかけた派遣会社から直接メールが届きます。登録会の場所やスケジュール、持参するものが明記されているので、その内容に従って派遣会社へ出向くことになります。
派遣会社によって多少異なりますが、登録会には下記6点の持参を求められるのが一般的です。事前に用意しておくとスムーズに登録会へ参加することができるので、早めに準備しておきましょう。
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当日の服装は清潔感のあるオフィスカジュアルで臨むことをおすすめします。
登録会は仕事を紹介してもらう機会であると同時に、派遣会社から「仕事を紹介するに値する人物か」を見定められる場でもあります。Tシャツ半ズボンなどラフすぎたり、露出の激しい服装は控えた方が無難です。もちろんスーツほど堅い服装である必要はありませんが、どうしても服装に迷ったらスーツで行くのも一つの手です。
また、登録会だからと言って遅刻やドタキャンはNG。なぜならこの行動がそのまま勤務態度に表れると思われ、仕事の紹介を渋られる可能性があるからです。登録会に参加する時点から「見られている」という意識を持って、しっかり常識ある行動を取っていきましょう。
登録会の内容
登録会はエージェント(派遣会社の担当者)と1:1で面接する形式で話が進められます。派遣会社によって異なる部分もありますが、一般的な登録会の内容は下記のとおりで所要時間は1~2時間ほどかかります。
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スキルチェックは希望する職種によっても変わりますが、オフィスワークであれば簡単なタイピングやExcel・Wordのスキルチェックが行われることが一般的です。提示された問題を解くことで、どの程度のスキルを持っているのかチェックされます。
ヒアリングは自分の希望する仕事条件を細かく聞かれたり、これまでの仕事内容を聞かれることが多いです。希望条件に関しては妥協できる部分とできない部分を伝えておくと、エージェントも紹介する仕事を判断しやすくなります。事前に考えをまとめておきましょう。
また、エージェントは職務経歴書をチェックしながら、前職の仕事内容を掘り下げるようにヒアリングしてくることが多いです。これは仕事のマッチング率を高めるために行っていることなので、書かれていることに補填を加える気持ちで質問に答えていきましょう。
お仕事紹介・マッチング
ヒアリングが一通り終わると、まず応募した仕事の詳細を説明されます。タイミングや条件が合えば派遣先との面談スケジュールをすぐに組むことになりますが、先に人が埋まってしまった場合などはエントリーシートや面談の内容を踏まえて他の仕事をいくつか紹介されることになります。
ただし、代わりの仕事が見つかるかどうかは希望職種や本人のスキルによって変わってくるので、その場ですぐ紹介されることもあれば、後日メールで情報を送ると言われる場合もあり一概には言えません。もしその場で紹介されなかったとしても、他の仕事を探しつつ情報が来るのを待ちましょう。
面談
無事に派遣先との面談スケジュールが決定したら、当日はエージェントと待ち合わせて一緒に面談を受けることが一般的です。エージェントによっては面談前にカフェなどで面談の添削などを行ってくれることもあるようですが、派遣会社やエージェントによって変わってくるので確認してみましょう。
派遣先との面談は、まず最初にエージェントが仲介役となって話を切り出してくれます。自分の簡単なプロフィールがエージェントから面接官に伝えられ、その後に自分から自己紹介のあいさつをして面接官との対談に切り替わります。
面談の内容は派遣先や面接官によってさまざまですが、主に下記のような話をされることが多いようです。
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他、次のようなことについて説明を受けます。
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このようなやり取りが行われる中で自分側は「働きたいと思う会社か」を探りつつ、面接官側も「一緒に働きたい人物か」を考えながら採用の可否を決定していきます。
内定から入社までの流れ
面談後の合否はエージェントに伝えられるので、エージェントからの報告を待ちます。すぐ報告が上がることもあれば数日待つこともあり、これは面談先の状況によって変わるので一概には言えません。この時間がもったいないと思う人は、次にエントリーする仕事を決めておくと時間のロスを減らせるでしょう。
見事採用が決まったら入社日調整に入りますが、これも派遣会社が仲介して行います。一般的には派遣先が先手で希望入社日を伝えてくるので、その日程に合わせられるか確認しましょう。もし難しい場合はエージェントを通して日程を調整してもらいます。
入社日当日は無事に仕事開始できるか確認するために、出勤時のみエージェントが付き添うことが多いです。初日から遅刻を防ぐという意味も含め、エージェントとの待ち合わせには遅れないよう早めに家を出発しましょう。
リクナビ派遣の評判・評価・口コミ・体験談
過去に多くの人がリクナビ派遣を利用しているので、実際に使ってみた感想や体験談も千差万別です。その中でも代表的な意見をピックアップし、リクナビ派遣の総合的な評価や評判をまとめました。
良い口コミや評判
高時給の仕事が見つかりやすい
[box class=”box1″]・時給が高めの仕事が多かった。
・同じ募集案件なのに、リクナビ派遣の方が高時給で扱っていた。[/box]
リクナビ派遣に掲載されている仕事は、相場よりも「時給が高い」という意見が多く見受けられました。中には他社サイトで同じ仕事を募集していたにも関わらず、リクナビ派遣からエントリーした方が時給が高くなったという声もありました。
リクナビ派遣はサイト上で、職種別の時給ランキングコーナーを設けていたり、平均時給を確認するページを設けていたりなど時給に敏感なところがあるように見受けられます。公言はしていないものの「求職者が納得する時給を提示する」という意志が見え隠れしているような雰囲気です。
もちろん金額設定は派遣会社によっても変わってくるので一概には言えませんが、リクナビ派遣からエントリーすると時給アップが見込める可能性があることが口コミから分かりました。
求人数が多く比較しやすい
[box class=”box1″]・他のサイトよりも派遣の求人数が多かった。
・求人数が多かったので、仕事条件の比較がしやすかった。[/box]
リクナビ派遣は「日本最大級の求人数」と言われているだけあって、求人数の多さには定評があるようです。おそらく募集する派遣会社側としても、人目が多いサイトに掲載することで契約率が高くなると見込んでいると思われます。
また、求職者にとっても求人数が多いことは「希望に合った仕事が見つかりやすい」だけではなく「仕事条件の比較がしやすい」というメリットがあり、幅広い求人を見比べることでより好条件の仕事にエントリーしやすいように伺えました。
ストレスなく簡単に検索できる
[box class=”box1″]・シンプルなサイトで使いやすく、仕事を検索しやすかった。
・検索方法が簡単で、希望の仕事をすぐ見つけることができた。[/box]
他の派遣サイトを利用したことがある人から見ると、リクナビ派遣は「サイトが使いやすい」と感じる人が多いようです。実際にサイトを利用してみると、確かに無駄がなくシンプルなデザインで、利用者に分かりやすく求人情報を提供していることが伺えました。
サイトが使いにくいと「自分の希望する仕事になかなか辿り着けない」というデメリットが出てくるため、使い勝手は意外と重要な要素です。使いやすい機能で検索時間のロスも防ぐことができ、余計なストレスを感じずに仕事を探せるという点が高評価に繋がっているようでした。
大手企業の運営サイトだから安心
[box class=”box1″]・信頼できる大手会社の運営なので、安心して利用できた。
・過去にリクナビで仕事が見つかったので、自然と利用していた。[/box]
前述したとおり、リクナビ派遣はリクルートグループの会社が運営しています。人材サービスを長年扱いCMなどでも認知度が高い会社なので、何の不安も持たず安心して利用している人が多く見受けられました。
また、中には昔「リクナビバイト」や「リクナビNEXT」を利用した経験があり、その時の良いイメージでリクナビ派遣を利用したという意見もありました。
悪い口コミや評判
エントリーしても人が埋まっていることが多い
[box class=”box1″]・「この仕事は人が埋まっている」と言われる確率が高い気がした。[/box]
どの求人サイトでもあり得ることですが、せっかく希望に合う仕事を見つけたにも関わらず、エントリーすると「既に人が埋まってしまった」と派遣会社から回答される事があります。しかもリクナビ派遣は、その確率が高いという意見が見受けられました。
これはリクナビ派遣に登録している人数が多いため、一つの仕事に対する競争率が高くなっているのではないかと推測されます。エントリーは早い者勝ちになる傾向もあるので、一歩遅れてエントリーした時には既に人が埋まっているという可能性も十分に考えられます。
好条件の仕事ほど人気があるのは必然ですが、リクナビ派遣では特に早めにエントリーして先手を取っていくことが重要のようです。メールサービスなどを活用して、新着情報を早めにチェックできる環境を作っておくことをおすすめします。
地方の求人は少ない傾向がある
[box class=”box1″]・地方の求人数が、あまり多くないように感じた。[/box]
求人数が日本最大級と言われているリクナビ派遣でも、地方の仕事は見つかりにくい傾向があるようです。これも求人サイト全般に言えることですが、やはり仕事が首都圏に集中しやすい傾向があることや、地方の求人ほど派遣社員を扱う企業も少なくなることも原因と思われます。
実際に求人数の割合を見ても圧倒的に多いのは関東で、全体の約2/3を占めていることが分かります。とは言え最も求人数が少ない地域でも約300~400件の仕事がヒット(2018年5月現在)するので、他社サイトと比較するとかなり多い求人数です。そのため地方の人でも、リクナビ派遣を利用して損はないと言えるでしょう。
出典:リクナビ派遣
リクナビ派遣を利用する際のポイント
使いやすいサイトとして好評のリクナビ派遣ですが、ポイントをいくつか押さえておくとさらにスムーズに情報を得ることができます。具体的な検索方法と、活用するべき便利な機能やサービスをここで紹介したいと思います。
欲しい情報や募集要項を検索するときのポイント
希望条件を明確にしておく
どの求人サイトでも言えることですが、仕事を探す際は希望条件を明確にしておくことが大切です。勤務地、就労時間、時給など、どのくらいの範囲で求めているのか考えをまとめておきましょう。
この時のポイントは「最低ラインを明確にする」ことです。例えば、時給は○○円以下の仕事はNG、勤務地は往復○時間以内の場所など、これ以下は許容できないという最低ラインをしっかり見極めておきましょう。
より好条件の仕事を検索する
最低ラインを明確にすると、その内容どおりギリギリの条件で探してしまう人も多いですが、おすすめしたいのは「最低ラインより余裕を持った条件で探す」ことです。例えば時給1,500円以上を求める場合は1,600円以上、片道30分なら20分圏内の仕事を探すなど、一回り好条件の仕事を積極的に探していきましょう。
こうすることで理想の仕事が見つけやすくなると同時に、実際勤務して多少イメージとズレがあったとしても「こんなはずじゃなかった」という後悔も防ぎやすくなります。検索するのはタダ、エントリーしなければ全く影響はありません。自分の殻を破るという意味でもおすすめの方法です。
優先順位をつける
一回り上の仕事を探していくと、どうしてもヒットする仕事が少なくなるのも現状です。そこで「妥協する部分」を検討することになりますが、妥協できる部分・できない部分も明確にしておくと仕事選びがスムーズになります。
例えば「時給が高いなら、勤務地が多少遠くてもOK」「勤務地が近いなら、残業時間が少し多くてもいい」という考え方です。この考えを導くためには、希望条件に優先順位をつけることがポイントとなります。もちろん状況に合わせて、優先順位を前後させるのは自由です。
妥協するということは、別の言い方をすれば「ストレスを受け入れる」という事です。できる限りストレスが溜まりにくい妥協ポイントを探るためにも、ある程度の優先順位を把握しておくことが大切です。
業種にこだわりすぎない
前職と同じ業種を希望した方が採用率は高くなる傾向がありますが、希望条件に当てはまる仕事が見つからない時は業種を絞らず、幅広い業種から探すことをおすすめします。
前職と全く正反対の業種でも「スキルや経験があればOK」という仕事も数多くあります。例えばExcelが得意なのであれば、Excelのスキルが求められる業種は幅広くありますし、前職がサービス業なら培われたコミュニケーション力が買われて、全く違う業種の営業や受付に求められることもあるのです。
もちろん違う業界に飛び込むということは、知識を一から覚えなくてはいけないデメリットもあります。その代わり知識や経験の幅が広がるので、もし契約が切れてしまっても次の仕事がさらに探しやすくなるメリットもあります。ぜひ視野を広げて仕事を探してみてください。
便利な機能を活用して検索をスムーズにする
キープリスト
リクナビ派遣のは「キープリスト」という機能を使うことができます。これは気になった仕事をブックマークするような感じで「まだエントリーはしないけど、後でもう一度見返したい」という時に使える機能です。
方法は簡単で、気になった仕事情報の横にある「キープする」ボタンをクリックするだけ。そしてそのキープした仕事を、後で一覧で確認できるのがキープリストです。
保存できるのは最大30件までになっていますので、もし溜まったら不要な情報から削除していきましょう。また、このキープリストに保存した仕事は、後で一気にまとめてエントリーすることも可能です。もちろんエントリー前に条件を比較したいときにも便利な機能です。
お気に入りの検索条件
「仕事を検索してエントリーする」という項目でも少し触れましたが、リクナビ派遣は「お気に入りの検索条件」を6つまで保存することが可能です。
希望の職種や時給などから細かく検索できるのはメリットですが、後から同じ検索をかけようとすると手間がかかるのがデメリットです。ですがお気に入りの検索条件を保存しておけば、次回からは1クリックで同じ検索をかけることができるので便利です。
条件を少し変えてみたり、全く違う条件を保存することも可能なので、第一志望の仕事条件と見比べてみたい場合にも活用できる機能です。
最近見たお仕事
リクナビ派遣では閲覧履歴を「最近見たお仕事」という項目から最大5件まで振り返ることが可能です。5件というのはかなり少ない印象がありますが、閲覧していた仕事情報をキープせず消してしまった時などトラブル回避という意味では十分使える機能です。
5件を上回ると古い順から上書きされますので、それ以上の履歴は見ることができなくなります。そのため、ほんの少しでも気になった仕事は「キープする」でこまめに保存し、保存し忘れたらこの「最近見たお仕事」から振り返るようにしましょう。
メールサービス
冒頭でも触れましたが、希望の条件に合わせて仕事の新着情報を届けてくれる「メールサービス」もおすすめの機能です。こちらはログインした後に設定画面が出てきますが、後から変更・解除も可能となっています。
関東・関西などの「地域」、都道府県・市町区から選ぶことができる「希望の勤務地」、オフィスワークなど「希望の職種」の3種類を設定して購読することができます。
「希望の職種」のカテゴリーが6種類しか分かれていないのが残念ですが、それでも新しい仕事をチェックするには十分な情報が届きます。メールが届くのは、登録時に記入したメールアドレス(リクルートID)宛てになります。
アプリをダウンロードしておく
リクナビ派遣はアプリ版もリリースしており、無料でダウンロードすることができます。iOS/Androidどちらも対応しているので、スマホがあれば外出先でも仕事を検索・エントリーすることが可能です。
ブラウザ版(PCサイト)と同じく登録なしでも仕事を探すことが可能ですが、エントリーするにはリクルートIDが必要になります。既にブラウザ版で登録済み、かつエントリーシートを記入済みであれば、そのままエントリーシートの内容を反映させてアプリからエントリーすることができます。
ひとつデメリットなのが、現在のところブラウザ版で保存した「お気に入り検索条件」「閲覧履歴」はアプリに連携させることができないという点です。そのためブラウザで検索した情報をアプリで再確認するには、もう一度アプリから検索をかけなければいけない手間が発生します。
そんな欠点があるものの、ブラウザ版に劣らず「仕事が検索しやすい」という声が多いようです。ブラウザかアプリどちらか一方をメインで使用しつつ、重要な案件は手動で連結させておく…というように利用するのが現状ベストな方法と言えるでしょう。自分の好みに合わせて使い分けてみてください。
LINE@に登録しておく
リクナビ派遣はLINE@でも情報を配信しています。主にリクナビ派遣がピックアップした仕事特集やコラムを配信していて、公衆向けのメールマガジンのような内容になっています。
メールサービスのように個人向け情報を配信しているわけではありませんが、その代わり幅広い職種・業種の新着情報を見ることが可能です。コラムも仕事に役立つ情報が満載なので、とにかく情報の幅を広げたい人は登録しておくと良いでしょう。
LINE@の登録画面はブラウザ版には掲載されておらず、アプリ版からのみ登録することが可能です。
リクナビ派遣が主催するイベント情報
一般的な就職・転職サイトはセミナーやイベントが開催されていることが多いものです。そこでリクナビ派遣にも、このような催し物が開催されているか調べてみました。
サイト内のコラムがイベントの代理
リクナビ派遣はセミナーや説明会などイベントは特に開催しておらず、あくまで「派遣の求人情報を掲載する」というスタンスで運営されています。
その代わりに位置すると言えるのが、サイト内にある「お役立ちコンテンツ」というコーナーです。この中には「派遣会社の選び方」など本格的に役立つ情報をはじめ、「ハッケン!リクナビ派遣」という豆知識コラムも随時更新されています。
コラムには職場で役立つ知識をはじめ、仕事のストレス解消法や生活習慣の改善方法など、特に女性が好む内容が盛りだくさんとなっています。
主催イベントがないのは残念ですが、このような充実したコンテンツが無料で閲覧できるのはかなり有益です。ぜひチェックして仕事に役立ててみることをおすすめします。
リクナビ派遣の対応しているエリア
リクナビ派遣が対応しているエリアと、合計求人数は下記のとおりです。
項目 | 詳細 |
求人数 | 約65,000件(2018年5月時点) |
求人エリア | 全国(東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木、北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、愛知、岐阜、静岡、三重、新潟、富山、石川、福井、長野、山梨、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄) |
上記のように全国展開しているので、首都圏はもちろん地方で仕事を探している人も利用しやすい傾向にあります。もちろん首都圏の方が求人数は多いですが、地方でも求人誌を1冊以上作れるほどの募集案件があるので、利用して損はないサイトと言えるでしょう。
出典:リクナビ派遣
リクナビ派遣に関するよくある質問
ではここで、リクナビ派遣を利用する際によくある質問5つをピックアップしてお答えします。特にはじめて利用する人の頭に浮かびやすい質問ばかりですので、ぜひ目を通してみてください。
すべて無料で利用できますか?
リクナビ派遣はすべて無料で利用することができます。ただし登録会や面談先へ行くのに必要な交通費、職務経歴書や写真などのプリントアウトにかかるお金は自己負担になります。
前職がアルバイトでもエントリーできますか?
もちろん可能です。ただしアルバイトと同じ意識でエントリーするのは避けましょう。職務経歴書を提出することから分かるように、派遣社員は正社員に近い意識が求められることが一般的です。
アルバイト時には必要がなかったビジネスマナーも、最低限の知識は必要になることが多くなります。不安な人はリクナビ派遣のコラムなどネットでまとめられている情報や、本を読んで知識をつけておくことをおすすめします。
未経験の仕事に就くことはできますか?
スキルや経験が求められる専門職だと難しいですが、未経験OKな仕事も多く掲載されているので採用される可能性は十分にあります。
仕事の詳細に書かれている「対象となる方」という項目を確認して、チャレンジできる仕事をチェックしていきましょう。今の業種から一転して、新しい業種を開拓したいという人にもピッタリです。
正社員の募集は掲載されていますか?
リクナビ派遣は「派遣社員の求人」をメインに扱っているので、派遣以外の仕事は掲載されていません。
ただし、一定期間の就業で良い人材と認められたら正社員になれる「紹介予定派遣」は掲載されています。職務経歴やスキルに自信がない人でも、派遣社員を数ヶ月経験したあとキャリアアップすることが可能です。
紹介予定派遣は、必ず正社員にならないとダメですか?
正社員になるのを強制されることはありません。あくまで自分と企業側の双方合意の上で正社員への登用が決定します。
紹介予定派遣は派遣社員としての契約期間が最長6ヶ月と決まっているので、正社員に相応しいかどうかその間にお互いが判断していきます。正社員にならない(なれない)のであれば契約終了となります。
逆に正社員を希望しない人は、紹介予定派遣を必ず避けてエントリーするようにしましょう。もし知らずに採用されてしまった場合、企業側を無駄に期待させてしまうことはもちろん、長くても半年で契約終了してしまうためお互い利益がない期間を過ごすことになります。
派遣の仕事を探すならリクナビ派遣がおすすめ
リクナビ派遣は公式サイトで「日本最大級」と謳っているだけあり、掲載されている仕事数が多いのはもちろん、職種や業種も幅広く、多くの人に役立つサイトとして活用されていることが分かりました。
過去に利用した人の口コミも好評で、仕事が見つかった人はもちろん「今回は見つからなかったものの、また機会があったら利用したい」という人も多く、使い勝手が良く信頼できるサイトとして評判を集めていました。
実際に仕事先との仲介役になるのは派遣会社のエージェントですが、リクナビ派遣はそのエージェントと自分との懸け橋を多く提供してくれているサイトと言うことができるでしょう。
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