大手・外資の求人が豊富な日経キャリアnet。ポイントや特徴を徹底比較
日経キャリアNETとは?
日経キャリアNETは、株式会社日経HRが運営する転職情報サイトです。株式会社HRは、日経キャリアNETはビジネスや転職に関する書籍も出版しており、日経キャリアNETの他にも、複数の転職関連サイトを運営しています。転職関連運営サイトには「日経TECHキャリア」「日経WOMANキャリア」そして「日経メディカルキャリア」などがあります。
株式会社日経HRは、株式会社日本経済新聞社と株式会社日経BPの共同出費で、1979年3月に設立されました。日経はビジネスに強いため、日経キャリアNETは大手企業や外資系企業などの優良企業の求人掲載を多く取り扱っています。
転職情報サイトですので、もちろん求人検索ができますが、サイト内ではその他にも様々な転職に関する情報を得ることができます。職務経歴書の書き方の紹介だけでなく、多数の職種に対応した職務経歴書作成ツールや、転職ノウハウ、転職に関するコラムが掲載されているため、転職活動をしている方には、非常に役に立つでしょう。
また、日経キャリアNETでは、転職情報を得るだけでなく、スカウトサービスや転職支援サービスを利用することもできます。スカウトサービスに申し込むと、企業や人材紹介会社からスカウトメールが届くシステムです。こちらのサービスは無料で利用でき、登録すると人気の案件や、より条件の良い案件に応募できるチャンスが広がります。
転職支援サービスでは、人材紹介会社やコンサルタントを選んで利用することができるので、求職者のニーズに合わせてサービスを利用できます。では、あらゆる転職情報を掲載している「日経キャリアNET」について、詳細を見て行きましょう。
日経キャリアNETの特徴を他社サイトと徹底比較
人材紹介会社やコンサルタントを検索できる
日経キャリアNETは転職情報サイトであるため、抱負な求人が掲載されています。しかし、日経キャリアNETは、ただ単に求人情報を掲載しているサイトではありません。サイト内では、求人検索だけでなく転職サポートを必要とする方に、人材紹介会社やコンサルタント検索もできます。
人材紹介会社を探す時は、それぞれの人材紹介会社が得意とする職種から検索することができます。また、コンサルタントを探す時は、あなたの希望する職種を得意とするコンサルタントの経歴や特徴を確認して選ぶことができます。いずれの場合も、これらの情報のもとで、ご自分で人材紹介会社やコンサルタントを選べるのはとても便利です。
また、人材紹介会社はそれぞれに取り扱う求人が異なる為、複数登録すると、より幅広い求人からあなたに合う求人を見つけられます。一般的にも、人材紹介会社を利用する求職者は、いくつかの会社をかけもって転職活動を進める傾向にあります。日経キャリアNETでは、多数の人材紹介会社を紹介しているので、中から自分の希望と合う会社を選べます。
出典:日経キャリアNET
スカウト制度を利用することができる
日経キャリアNETは転職情報サイトですが、会員登録すれば、スカウト制度も利用できます。スカウト制度のよい点は、公開されていない非公開求人に応募できる可能性が広がることです。日経はビジネスに強いので、スカウト制度を利用している企業も有名企業や優良企業ばかりです。
スカウトは企業、もしくは人材紹介会社から届きます。企業や人材紹介会社は個人が特定されてしまうような情報は一切閲覧できないので、安心して利用できます。スカウト配信数は毎月約10万件で、ものすごい数のスカウトが様々な職種の幅広い年齢層の求職者に配信されています。
日経キャリアNETに会員登録して、あなたのWeb履歴書を公開すると、スカウトが始まります。スカウトの種類は2種類で、「スカウト」と「スカウトDM」があります。スカウトは、企業や人材紹介会社があなたの履歴書やプロフィールを閲覧し、企業から求人情報が届く、もしくは人材紹介会社から非公開求人情報が届く流れになります。
一方で、スカウトDMは、あなたの持つスキルや経験が、企業が求める人物像に合うと送られている求人情報です。どちらも同じように企業や人材紹介会社から届いた求人に応募する形になりますが、スカウトの方が、より特定された求職者に送られるので、よりあなたに関心を持っていると見てもいいでしょう。
就業先に転職活動をしていることを知られたくないという理由から、就業先や関連会社に対してはあなたのレジュメを非公開にすることもできます。もちろん、個人を特定できる情報も企業や人材紹介会社は閲覧できません。そのため、安心してスカウトサービスを利用できます。
出典:日経キャリアNET
無料で転職力&年収査定テストが受けられる
日経キャリアNETに会員登録すると、転職力と年収査定テストを無料で受けられ、あなたのビジネス偏差値や適性年収が具体的にわかります。こちらのテストは現在までのべ10万人以上が受けているテストで日経キャリアNETと市場価値測定研究所の共同開発ツールとして知られています。
テスト結果で出されるあなたの適正年収は、あなたの性格・コンピュータースキル・適正・リーダーシップ能力などから客観的、そして科学的に数値化されます。また、テストを受けた10万人の中から同職種や同年代のあなたの位置がわかるのも、非常に便利です。キャリアチェンジを考えている方も、他業界でのあなたの位置を知ることができるため、無料でできるこちらのテスト、ぜひ受けてみましょう。
出典:日経キャリアNET
職務経歴書作成ツールは全39職種に対応している
日経キャリアNETには、様々な転職支援が掲載されていますが、その中でも注目したいのが職務経歴書作成ツールです。すぐに使用できるように、ワード形式で作成できダウンロードもできます。こちらのツールの特徴は、全39職種のサンプルフォーマットを持つことです。職種によって職務経歴書の書き方やアピールの仕方が異なるので、サンプルフォーマットを参考にしながらあなたの職種に最適な職務経歴書を作成することができます。
キャリアアドバイザーが監修しているこちらのツールは、初めての転職になる方にはもちろん、もう一度ご自分の職務経歴書を見直したい方、より魅力的な職務経歴書を作成したい方にもとても便利です。こちらの職務経歴書作成ツールは、会員登録すると無料で利用できます。
出典:日経キャリアNET
日経キャリアNETの登録者データ
日経キャリアNETの登録者の特徴と登録数
日経キャリアNETでは、会員の特徴をデータで公表しているので、こちらをまずご紹介しましょう。日経キャリアNETの会員は、日本経済新聞や日経BPなどの専門メディアを読む日経メディアユーザーがほとんどです。このような専門新聞を読む会員はビジネ意識が高いと見ることができます。また、金融系職種・経理・財務、そしてエンジニアなどの専門職の方、業種で言うとメーカー・金融・IT系の会員が多数登録しています。
具体的な数字で紹介すると、登録者の75%が大卒者で、難関大学(GMARCH・関関同立以上と海外大学卒)卒業者の割合も高く全体の41パーセントです。語学スキルは、英語力の高い登録者が多く、英語レベル中級以上が全体の54%で、こちらの54%の内訳は、中級が33パーセント、上級が18パーセント、ネイティブが3パーセントです。会員数は32万人以上、即戦力となる人材が非常に多く登録しています。
このように、日経キャリアNETの登録者は、専門職の方が多く、高学歴で英語のスキルも高い方が非常に多いということがわかります。英語のスキルも、上級者が全体の2割いるのは、非常に高い数字でしょう。
出典:日経キャリアNET
日経キャリアNETの登録者の年齢層
日経キャリアNETは、登録者の年齢層を、日経キャリアNETエージェントサーチで紹介しています。登録者は、25歳~39歳までの割り合いが最も多く全体の62%です。そして、25歳~34歳までが全体の40%です。具体的な数字は紹介していないものの、30代の登録者は全体の半分近くいることがわかります。
つまり、25歳以上と30代の会員が最も多く、数年の経験を積んだ即戦力となる人材が、キャリアアップ転職を目指して登録していると見ることができます。
日経キャリアNETの採用募集データ
日経キャリアNETの求人数
2018年10月現在、日経キャリアNETの公式サイトで確認できる求人数は合計で3万8435件です。日経キャリアNETは転職情報サイトなので、様々な職種で求人を掲載しています。しかし、人材紹介会社の非公開求人掲載欄を見てみると取引のある人材紹介会社が持つ掲載求人数は3万1347件あります。
これらの人材紹介会社が持つ多くの非公開求人を紹介してもらうには、人材紹介会社に応募する必要があり応募にはまず日経キャリアNETの会員登録が必要です。人材紹介会社を選ぶだけでなく、コンサルタント紹介欄を確認してコンサルタントを選ぶこともできます。
日経キャリアNETは、求人を多数掲載している転職情報サイトです。しかし、転職支援を利用して、非公開求人も含めたより良い条件の求人を紹介してもらうためには、まず会員登録からスタートすることになります。
出典:日経キャリアNET
企業と人材会社からのスカウトデータ
日経キャリアNETに登録すると、スカウトサービスを利用できます。公式サイトには、スカウトサービスを利用した時に企業からのスカウトで最も多いのはどのような職種なのかをデータにしているので、ご紹介しましょう。
企業からのスカウト トップ5職種
企業からのスカウトが最も多い職種は、21.2%の営業職ということがこのデータからわかります。2位は、8.4%の人事・労務、3位は、8.2%の個人営業・リテール・FP、4位は7.8%の総務、5位は7.4%の経理・財務という順番です。
[box_checkpoint title=”チェックポイント”]
- 1位 営業 21.2%
- 2位 人事・労務 8.4%
- 3位 個人営業・リテール・FP 8.2%
- 4位 総務 7.8%
- 5位 経理・財務 7.4%
[/box_checkpoint]
人材会社からのスカウト トップ5職種
人材会社からのスカウトで、最も多い職種1位は企業からのスカウトと同じく営業職で17.9%です。2位は13.1%の経理・財務で、3位は9.1%の個人営業・リテール・FP,4位は8.8%の法人営業、5位は8.5%の人事・労務という結果になっています。こちらを見ると、企業からのスカウトの職種と多少順番が異なことがわかります。
こちらのデータの結果から、営業職、経理・財務、人事・労務、リテールはスカウトを受けやすい職種だとわかります。企業からのスカウトも人材紹介会社からのスカウトも、営業職が全体の約2割を占めているのは日経キャリアNETのスカウトサービスの特徴とも言えるでしょう。
出典:日経キャリアNET
日経キャリアNETで募集している職種・業界
日経キャリアNETは、転職情報サイトですので、ありとあらゆる職種・業界の求人を扱っています。中でも、求人数は多いのは1万件以上の求人の求人を持つ事務・管理・企画や、6千件近い求人を持つ金融・不動産関係です。
項目 | 詳細 |
営業・販売 | ■営業/海外営業/企画営業/代理店営業/MR/販売職/仲介(人材マッチング/ブライダル)/オペレーター |
管理/事務 | ■人事/労務■財務/経理■会計/法務■総務/広報■受付/秘書 |
企画/マーケティング | ■商品企画/サービス企画/経営企画/事業企画/業務企画■マーケティング/販促■市場調査/分析 |
業界専門職系 | ■建築/土木/設備 ■医療/医薬/化粧品 ■金融専門職 ■不動産専門職・プロパティマネジメント ■コンサルタント ■デザイナー・クリエイター・イラストレーター ■編集・ライター・制作管理 |
技術系 | ■Web・インターネット・ゲーム ■SE/ITエンジニア ■電気/機械/化学/食品エンジニア |
金融系 | ■ファンドマネージャー/トレーダー/ディーラー/運用/アクチュアリー/クオンツ/金融工学/M&A/ストラクチャードファイナンス/PE/調査/分析/金融エコノミスト/金融アナリスト |
建築系 | ■建築/土木/設備/設計/測量/積算/施工管理/施工監理/保守/メンテナンスなど |
編集・ライター・制作管理系 | ■編集・ライター■制作進捗管理・工程管理■プロデューサー・ディレクター・プランナー・AD |
Web・インターネット・ゲーム | ■Webプロデューサー/Webディレクター/Webデザイナー■フロントエンドエンジニア■サイト管理■ゲーム開発 |
日経キャリアNETの会員登録から内定までの流れ
会員登録方法
日経キャリアNETの会員登録は、公式サイト上の、「会員登録」ボタンからしてください。会員登録は、3ステップに分かれています。まず始めのステップは、会員情報の入力です。名前・性別や生年月日の他に、現在の職種や希望する職種を選ぶことになります。
2番目のステップは、プロフィール入力です。最終学歴、英語のレベル、あなたの今までの職務経験やスキルについて入力することになります。選択肢を選んで回答するため、ここまでのステップの入力はそれほど時間がかかりません。2番目のステップから、本登録となるため、ここまで入力すると既にマイページが与えられ、マイページで職務経歴書や応募履歴などを管理することができます。
3番目のステップは、職務経歴と自己PRを入力することになります。こちらは、職務経歴書作成ツールを利用してより魅力的な職務経歴書にするために、時間をとって作成していきましょう。また、自己PRも、自分のスキルや長所を知ってもらえるようじっくりと考えてから入力しましょう。
とりあえず、会員登録をしてマイページを作りたい方は、まず1番目のステップである会員情報の入力を終了させてください。本登録へのリンクは、登録したメールアドレスに送られます。そちらのリンクから本登録となるため、時間のない方はまずリンク先へ移動しマイページをもらいましょう。
履歴書・職務経歴書の提出方法
履歴書や職務経歴書は、会員登録後に与えられるマイページ内で提出、管理しましょう。日経キャリアNETは、とても便利な職務経歴書作成ツールをサイト内で紹介しています。マイページでこちらのツールを利用して職務経歴書を作成することができます。
転職が初めての方だけでなく、こちらのツールは職務経歴書を更新する上でも、とても便利です。再度ご自分の転職書類が、魅力的に映っているかどうか、又はより魅力的に書ける方法はないかなど考えながら、職種別のサンプル職務経歴書を確認し、職務経歴書を作成してみましょう。
実際の面談内容
日経キャリアNETは、人材紹介会社などの転職支援サービスも利用することができます。また、スカウトサービスを利用して人材紹介会社からの連絡を待ち求人に応募することも可能です。そのため、人材紹介会社担当者との面談内容は、各会社によって異なります。
転職支援サービスを利用する際に、人材紹介会社から選ぶ方法と、コンサルタントから選ぶ方法の2種類あります。こちらで、コンサルタントから選ぶ方法を選択すると、ずらりと並ぶ人材紹介会社のコンサルタントの自己紹介欄にうつります。
こちらでは、土日面談可能・応募書類添削あり・親切な対応、または英文レジュメ対応などと、どのような面談を行い、どのようなサービスが含まれるかを確認することができます。そのため、人材紹介サービスを頼るのならご自分の希望に合うコンサルタントを選んでサービスを受けるのは、とてもいい方法だと思います。
お仕事紹介~内定まで
人材紹介会社によって、面談から内定までの流れは多少異なるでしょう。しかし、通常人材紹介会社を利用すると、コンサルタントの面談時に条件に合うお仕事があれば、その場でお仕事を紹介してもらえます。その場で紹介しなければ、後日電話やメールでお仕事紹介の連絡がくるのが普通です。
その後は、人材紹介会社が書類審査に必要な書類を確認し応募してくれて、書類審査に通過したら面接に進みます。通常は内定が決まったら、人材紹介会社が入社予定日を調整してくれます。こちらは、各人材紹介会社によるので、コンサルタントとの面談時に、内定までの流れを確認してみましょう。
スカウトサービスを利用する場合で、企業からスカウトメールが来た場合は、送られた求人に応募するかどうかをまず決めます。応募するのであれば、直接企業へ応募する形になるため、その後の流れは、各企業担当者と連絡を取り合って確認しましょう。
日経キャリアNETの評判・評価・口コミ・体験談
良い口コミや評判
スカウトサービスは非常に便利
[box class=”box1″]・スカウトを利用したら思ったよりもスカウトメールが来た。
・スカウトを利用したが多くの会社はきちんと選考してメールをくれている印象を受けた。[/box]
日経キャリアNETは、人材紹介会社ではなく、転職情報サイトです。しかし、スカウトサービスを提供しており、このサービスが非常に良いという口コミがとても多くあります。スカウトを利用して給料アップの転職に成功した方も多くいます。思ったよりもスカウトメールが届いた、という方や取り扱い企業が大手企業ばかりで質が良かったという方もいました。
スカウトも、じっくりとプロフィールを確認して選考してからメールをくれている企業が他社よりも多いという方もいたので、スカウトに関しては、全体的に非常にいい印象を受けました。スカウトは無料で利用できるので、人気の求人や条件がよいとされている非公開求人に応募できるチャンスを作るためにも、サービスをぜひ利用したいですね。
求人の質がいい
[box class=”box1″]・大手企業や外資系企業の求人を多く扱っている。
・優良企業の求人を豊富に扱っているので全体的に求人の質がいいと思う。[/box]
日経キャリアNETの良い口コミの中でも、とても多かったのが取り扱っている求人の質についてです。大手企業や有名企業などの求人を豊富に扱っているのが、利用者にとっては非常に嬉しい点のようです。確かに、大手企業や外資系企業などを目指して転職を考えている方は多いでしょう。
公式サイトにも、求人情報を掲載している優良企業として筑波銀行、四国銀行、大正製薬やNECなどが紹介されています。
出典:日経キャリアNET
電話での連絡がないから自分のペースで転職活動できる
[box class=”box1″]・他の人材紹介会社のようにしつこい連絡がないのがよかった。
・自分のペースで自分の欲しい情報だけをもらえるので、便利だった。[/box]
通常、人材紹介会社は、会員登録後から担当者と密なやり取りが始まります。転職をすぐに考えていなくても、毎日のように電話やメールで連絡がくるのは正直困ると思っている求職者も少なからずいるようです。
日経キャリアNETは会員登録しても、人材紹介会社と違いすぐに連絡が入ることはありません。スカウトサービスを利用しても、個人の連絡先は非公開とするのが一般的なので、電話での連絡はほとんどの場合ありません。
日経キャリアNETと取引のある人材紹介会社の支援を得て、転職活動する場合は人材紹介会社により電話での連絡が来ることもある思いますが、登録しただけではすぐに連絡が来ないのは、楽だと感じる方は多いようです。少し意外ですが、連絡がくることがストレスになったりプレッシャーを感じたりしてしまう求職者も多いのでしょう。自分のペースでできないと感じている方が多いので、日経キャリアNETはその点では、良い評価を得ています。
求人数が多い
[box class=”box1″]・求人数が非常に多いので豊富な求人の中から自分の条件に合う仕事を見つけられた。
・サイト内の掲載求人数も豊富だが転職支援サービスを利用したら非公開求人を紹介してもらえた。[/box]
日経キャリアNETの求人数は2018年10月現在で、3万8435件です。事務系の求人や金融・不動産の求人が非常に多いものの、幅広い職種・業界の求人を非常に多く扱っているのが特徴です。求人数が多ければ、ご自分の希望や条件に合う仕事も見つけやすくなると考えられます。日経キャリアNETは、求人数の多さに関しても、良い評判を得ています。
このように、日経キャリアNETは全体的に良い口コミがとても多いです。日経HRは多数の転職サイトや書籍の出版を行っているため、知名度もあり、信頼できる会社としてものイメージが強いことも理由の1つでしょう。
出典:日経キャリアNET
マネージャークラスの求人が多い
[box class=”box1″]・管理職レベルの求人が多いので自分の希望する求人が多数あった。
・ある程度、実務経験がある30代や40代向けの求人が充実している。[/box]
こちらの口コミも、日経キャリアNETの特徴と言えるでしょう。求人は管理職レベルの求人が多い為、経験がありキャリアアップを目指している求職者に向いているとの口コミが多数ありました。
確かに、日経キャリアNETの登録者の年齢層を見てみても、40代が最も多くなっています。数パーセントの差で30歳~40歳の方も多い事から、30代、40代のマネージャークラスの転職を狙う求職者に、高い評価を受けていると言えそうです。
転職情報サイトだけあって転職に関する様々な情報を得られる
[box class=”box1″]・転職に関しての知りたかった情報が掲載してあり、役に立った。
・職務経歴書作成ツールだけでなくサイトは転職関連の情報であふれている。[/box]
日経キャリアNETは、転職情報や転職セミナーの情報サイトです。情報サイトだけあって、豊富な転職情報が掲載されているとの良い口コミもいくつかありました。確かに、サイト内の「転職支援」欄は、職務経歴書の書き方から面接対策、転職ノウハウまで転職にかかわるありとあらゆる情報が、わかりやすく掲載されています。
業界情報や、読んでいてためになるコラムも、ビジネスに強い日経だから提供できるのかなと思います。こういった情報が手に入るのは、転職活動を進めていく上で非常に役に立つので、多くの方に喜ばれているのですね。
職務経歴書作成ツールが役に立った
[box class=”box1″]・サイト内にある職務経歴書は自分の職種に対応していたのでとても役に立った。
・職務経歴書作成ツールを利用して以前よりも魅力的な職務経歴書を作成できた。[/box]
日経キャリアNETの職務経歴書作成ツールは、多くの求人者に喜ばれています。こちらは職種別のサンプル職務経歴書を参考にできるのも便利です。また、職種別にアピールポイントや注意点も確認できるので、職種に合った職務経歴書を作成しやすいと評判です。
ワード形式で作成できるので、すぐに利用できるという利点をあるため、世間の評価が高いのには納得がいきますね。ご自分の職務経歴書に自信がある方も、サンプルを閲覧して参考にしてもいいでしょう。
悪い口コミや評判
未経験OKの求人は少ない
[box class=”box1″]・多くの求人は実務経験が3年以上で未経験の求人は少ない。
・ある程度経験を積んだ人に向いた転職情報サイトで逆に未経験の人には向いていない。[/box]
日経キャリアNETの悪い口コミはとても少なかったです。しかし、求人に関して、未経験の求人が少ないので残念だという口コミはいくつかありました。確かに、日経キャリアNETの扱う求人のほとんどが実務軽軽3年~5年が必須となります。求人の傾向もキャリアアップを目指す方向けなので、全く経験のない方を探している求人が非常に少ないです。
人材紹介会社に登録するよりややこしい
[box class=”box1″]・人材紹介会社と比べて日経キャリアNETは自分でコンサルタントを選ぶ時間がかかった。
・自分で調べることが多いので全てをコンサルタントに頼りたい求職者には向いていない。[/box]
日経キャリアNETは、転職情報サイトなために一般的な人材紹介会社よりも、手間がかかるといった口コミが少なからずありました。コンサルタントに全て任せたい、コンサルタントと密に連絡をとりあって転職を進めていきたい方には、利用しにくいかもしれません。
日経キャリアNETでも、人材紹介会社やコンサルタントを探せますが、それもまた面倒くさい、時間がないと感じる求職者もいるのでしょう。確かに日経キャリアNETは、一般的な人材紹介会社に登録するのとは、少し違ったサービスを提供しています。自分のペースで進められて便利と感じる方もいれば、不便と感じる方もいるということです。
サイト内で求人検索がしにくい
[box class=”box1″]・サイト内の求人検索は場所から探す時に県レベルでしか探せないので不便。
・転職情報サイトなため情報が多すぎてどこに何の情報があるのかイマイチわかりにくい。[/box]
悪い口コミで、多かったのがサイトに関する口コミです。転職に関する全ての情報がつまっていて便利だ、役に立つと感じている求職者がいる一方で、情報がありすぎて自分の探している情報を探すのに時間がかかる、又は勤務地から探す方法での求人検索は、県レベルまでしか検索できず、市レベルで検索できないのが、不便だという声もあがっています。
確かに、情報があるのはいいけれど、情報が多すぎてどこに何があるのか多少見にくいという意見はわかります。時間に余裕があれば、ゆっくり探せますが、自分の欲しい情報を特定する時に、あまりにも情報があふれていると探しにくいというデメリットがあるのは確かです。
スカウトメールが届かない
[box class=”box1″]・スカウトサービスを利用したがほとんど企業からのスカウトが届かずがっかりした。
・スカウトメールサービスに期待していたがメールをくれる企業や人材紹介会社が少なかった。[/box]
スカウトメールサービスは、企業や人材紹介会社から複数メールをもらったという良い評価もある一方で、あまりメールが届かないという評価もありました。こちらは、登録者の職歴やスキル、又は希望の職種によると思われます。
より多くのスカウトメールをもらうには、まずはあなたのプロフィールを充実させることが重要です。自己PRや職歴、希望職種など、全てしっかりと入力してあるか再度確認しましょう。企業や人材紹介会社は、まずプロフィールが充実している方にメールを送る傾向にあるからです。
日経キャリアNETを利用する際のポイント
欲しい情報や募集要項を検索するときのポイント
日経キャリアNETの公式サイトは、転職に関する情報がつまっているので時間をかけてじっくりと読みたいサイトです。新着求人や人気求人の他に、おすすめ求人特集もあるためご自分の探している情報をより正確に探すのには、ある程度の時間が必要だからです。
もちろん、サイト内の情報をじっくり読む時間がなければ、職種や勤務地からも求人検索ができます。求人詳細情報も比較的丁寧に書かれているので、問題なく企業に直接応募ができるでしょう。
日経キャリアNETは、会員登録は必要になるものの、転職情報サイトなため人材紹介会社やコンサルタントを頼らずに、企業に直接応募する形になります。コンサルタントのサポートを必要としない方、転職のノウハウを知っている方にはピッタリの転職サイトですが、便利な点は、転職支援も受けられるため、コンサルタントのサポートを必要とする方も上手に利用できることです。
スカウトサービスや人材紹介会社、コンサルタントの検索もできるので、直接企業に応募する自信がないという方も便利にサービスを利用できます。人材紹介会社が入ると、非公開求人を紹介してもらったり、企業や求人の詳細情報が入手できたりと、便利な点も多いので、迷っているのであれば転職支援サービスを使わないと損でしょう。
一般的に、転職活動をする際は、1つの人材紹介会社だけに登録せず、複数の会社に登録して進める方がリスクなど少ないと言われています。コンサルタントの相性も大事ですので、日経キャリアNETを利用する際にも、複数の人材紹介会社に登録し様子を見ましょう。
日経キャリアNETが主催するイベント情報
日経キャリアNETは、転職情報サイトなため、自社で主催しているセミナーやイベントはありません。ただし、セミナーを開催している人材紹介会社を確認することは可能です。求人検索で、セミナーから探すボタンをクリックすると、現在開催中のセミナーや説明会を確認できます。
2018年10月現在は、合計9つのセミナーが開催されています。こちらの多くの企業が主催する採用セミナーになります。
出典:日経キャリアNET
日経キャリアNETの対応しているエリア
項目 | 詳細 |
求人数 | 3万8435件 |
求人エリア | 全国(東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木、北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、愛知、岐阜、静岡、三重、新潟、富山、石川、福井、長野、山梨、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄)海外(中国、インド、シンガポール、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、その他アジア、アメリカ、南米、欧州、オセアニア、その他海外) |
このように日経キャリアNETは全国に求人を抱えているだけでなく、海外の求人も豊富に扱っています。アジア圏だけでなく、南米や欧州、オセアニアにも求人があるため海外勤務を希望している求職者には利用価値のあるサイトとなっています。
日経キャリアNETに関するよくある質問
日経キャリアNETはどのようなサービスを提供していますか?
日経キャリアNETは、転職情報サイトです。取引のある人材紹介会社の求人掲載やセミナー情報掲載の他、転職に関するノウハウやビジネス、転職にかかわるコラムを掲載しています。
また、あなたのプロフィールを閲覧した優良企業や人材紹介会社から、スカウトメールが届くスカウトサービスも利用できます。ご自分で人材紹介会社やコンサルタントの検索もできるので、企業への直接応募を希望する求職者だけでなく転職支援を希望する方にも喜ばれています。
会員登録の際に全ての項目を入力する必要がありますか?
いいえ、会員登録時に、全ての項目に入力しなくても、スカウトサービスは利用できます。会員登録にはあまり時間がかかりませんが、自己PRや職務経歴などの入力は、確かに時間がかかってしまうため、後日に落ち着いて全ての項目の入力を済ませてもいいでしょう。
プロフィールはしっかりと丁寧に入力することで、企業や人材紹介会社にあなたの転職に対する意欲や、あなたの持つ魅力が伝わりやすくなります。自己PR、あなたの経歴やスキルは具体的にわかりやすく入力することをお勧めします。しっかりと入力することで、スカウトが届きやすくなるのも事実です。
スカウトを利用するメリットは何ですか?
スカウトサービスを利用するメリットは、大手企業、外資系企業などの優良企業、もしくは人材紹介会社があなたのスキルや経歴に興味を持てば、メールで連絡をくれるところです。現職中で、忙しい方はご自分で求人検索をせずに、待つだけで自分の条件に合ったお仕事や、より良い条件のお仕事を紹介してもらえる可能性も大きいので、とても便利です。
人材紹介会社や企業はスカウトを利用している私の名前がわかりますか?
企業や人材紹介会社が、スカウトを送る時点では、個人を特定できる情報を閲覧することはできません。この時点では、企業や人材紹介会社は、あなたの性別・スキル・学歴・希望条件・職務経歴書や自己PRを確認しています。
また、ご自分の勤め先や関連会社にスカウトを利用していることを、知られたくなければ著名でスカウトサービスを利用できます。一定の企業にはレジュメを非公開にすることが可能ですので、安心してサービスを利用してみましょう。
スカウトは、どのような方法で連絡が来ますか?
企業や人材紹介会社からのスカウトはマイページで確認ができます。企業からのスカウトの場合は、「企業からのスカウト」で確認し、人材紹介会社からのスカウトの場合は「人材紹介会社からのスカウト」で確認してみましょう。あなたの連絡先を公開にしない限り、スカウト先から直接あなたに電話で連絡が入ることはありません。
非常の多くの連絡などのやり取りが、マイページで行われます。時間のロスを防ぐためにも、転職活動中は、マイページは定期的に確認しましょう。
スカウトが届いた時はどうしたらいいですか?
企業からのスカウトの場合は、まずスカウトの内容を確認しましょう。もし求人があなたの条件や希望に合うようなら、「この求人に応募」ボタンを押しましょう。応募は直接企業へ応募する形になります。また、求人の詳細は「求人職種」の職種名をクリックすると確認できます。
人材紹介会社からのスカウトの場合は、求人内容をよく確認するだけでなく、その人材会社を通して応募したいかも一緒に考えて、応募するかを決めましょう。応募すると決めたら、「この人材紹介会社に応募する」ボタンを押します。すると、スカウトを送ってきた人材紹介会社に応募することになり、人材会社担当者から連絡が来る事になります。
いずれの場合も、なるべく早めにご自分の意思を使えることが大事です。
スカウトを多くもらえるポイントはありますか?
まずは、あなたのプロフィールを見直しましょう。あなたのこれまでの経歴、持っているスキル、アピールポイントなどがしっかりと書かれていますか?企業や人材紹介会社は、プロフィールが充実している方にスカウトを送っています。より多くの企業や人材紹介会社の中から、ベストな条件を見つけるにはより多くの企業や人材紹介会社からスカウトを受け取ることが大事です。
まずは、マイページのプロフィールを再度確認し、全ての項目がしっかりと入力されているかを確認しましょう。プロフィールが充実していると、企業や人材紹介会社にあなたの転職の意欲も伝わります。
自分に合う人材紹介会社を選ぶコツはありますか?
人材紹介会社を上手に選ぶコツは、まずは人材紹介会社の得意とする分野を知ることです。一定の職種を専門にした人材紹介会社を利用すると業界の動向を知ることができるし、あなたの希望に合う求人を見つけやすいという傾向があります。
逆に、キャリアチェンジを考えている、又は今後のキャリアをどの方向で行くか悩んでいるという方は、全ての職種を扱う大手人材紹介会社で登録したほうがあなたの気づいてない可能性を見つけるチャンスが広がるでしょう。
また、転職成功は、コンサルタントとの相性も非常に大きなキーになります。コンサルタントには、転職を考えた背景や、時には、経済状況や家庭環境までふみいって話をしなければならないこともあります。そのような話もできる、相性の合うコンサルタントを見つけることが理想です。
日経キャリアNETの転職支援では、コンサルタントのプロフィールやサービス内容を紹介しています。しかし、コンサルタントとの相性は、実際に会ってみないとわからず、最終的にはご自分の判断で自分に合うコンサルタントを決めることになります。求職者は、複数の紹介会社に登録して、自分に最も合うコンサルタントを探すのが一般的です。1つの人材紹介会社だけに頼るのは、様々な面でリスクが大きいと言えます。
ただ単に転職情報だけを扱っているわけではない日経キャリアNET
日経キャリアNETは、転職情報サイトでありながら、スカウトサービスや転職支援サービスを利用できるので、求職者によっては非常に使える転職サイトです。扱っている求人も、実務経験が3年~5年以上の30代、40代を中心にしたマネージャークラスの求人が多い為、キャリアアップを目指している方に向いています。
日経キャリアNETの良いところは、ご自分で自信があれば企業に直接応募でき、人材紹介会社を通して応募したければ、転職支援サービスを利用できるということです。スカウトサービスは、あなたの経歴やスキルに興味を持った企業や人材紹介会社からスカウトメールが届くシステムで、条件の良い求人に応募できる大きなチャンスです。
転職情報サイトということで、転職やビジネスに関するコラムやデータの紹介もあるため、時間がある時にじっくりと閲覧したいサイトとなっています。運営会社も株式会社日本経済新聞と株式会社BPということで、安心して利用することができるでしょう。