「共感採用」が魅力のウォンテッドリー。おすすめポイントを大調査

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ウォンテッドリーとは?

ウォンテッドリー(Wantedly)は、IT関連企業の同名の会社が運営する求人情報のウェブサイトです。自社の事業全体を総括し、「ビジネスSNS」と呼んでいます。

30秒でわかる!ウォンテッドリーのおすすめポイント
サイトの特徴
総合評価 [review_rate rate=”3.5″] 独自のメソッドで企業と人材をつなぐ、主にIT系の若手向けの転職支援SNS。
求人数 [review_rate rate=”3.5″] 登録企業数3,000社以上。求人案件の数ではなく、企業との出会いの数。
サポート体制 [review_rate rate=”3.0″] エージェントサービスはないため、求職者と企業の直接のやりとりになる。
運営会社 [review_rate rate=”3.0″] 2010年設立のベンチャー。
サイトの専門性 [review_rate rate=”3.5″] 20〜30代のIT系の登録者が使いやすいようになっているが、年代・業界を限定しているわけではない。
対応のスピード感 [review_rate rate=”4.0″] 相手企業によって異なるが、SNSを駆使する若い会社が多いため、対応スピードは早いと期待できる。

一般的な転職エージェントのサイトと異なる点はSNSやメールを活用し、一般的な転職サイトのシステムであるエントリー、書類選考、面接、内定と言った手順を踏まないことです。

そして企業側に対し、福利厚生や給料などの待遇要件を募集要項に書かないと言ったルールを求めています。

ウォンテッドリーはこのように他の転職サイトと少し異なり、仕事の内容やビジョンを重視した内容です。それでは詳しくご紹介していきます。

ウォンテッドリーの特徴を他社サイトと徹底比較

他の転職サイトとは少しニュアンスが異なるウォンテッドリーですが、具体的には「共感」、そして「つながり」を大切にした『ビジネスSNS』による採用システムにあります。

抽象的な表現ですが、ウォンテッドリーが大切にしているものは事務的な手続きや物理的側面ではなく、精神的側面を重視しているのが最大の特徴と言えます。

“共感採用”を導入している

最大の特徴は「共感採用」という点です。企業側は、ウォンテッドリーの募集項目に、給与や待遇面を記載することは禁止されています。

求職者に物理的な面ではなく、社風や方針、これから共に働いていく仲間としての社員について知ってもらいその活動に関心を持った人だけに応募してもらうという「共感採用」を導入しているのです。

そのためウォンテッドリーの募集項目は、給与などの待遇面に左右されることなく、会社やチーム、仕事の魅力を打ち出す構成になっています。

社風や社員に共感できるブログが閲覧できる

一般的な転職エージェントを活用した場合の企業情報を知る方法は、キャリアコンサルタントやキャリアドバイザーと呼ばれる転職エージェントの社員が知り得ている情報を教えてもらうのみです。

しかしウォンテッドリーの『ビジネスSNS』は、企業のストーリーや社員の紹介などを投稿できるブログ機能を搭載しています。求職者は、これらのブログから企業や社員の様子を知ることができるため、入社後の「こんなはずではなかった」との後悔を極力避けることができるのです。

企業に直接アプローチができる

一般的な転職エージェントは、自社の転職サイトや求人媒体を通じて求職者の応募を待つ方法を採用しています。しかし、やはり間に人が入るためタイムラグやミスマッチが生じる可能性が指摘されています。

ところがウォンテッドリーは、求職者が直接企業にアプローチできる「ウォンテッドリー ビジット」という会社訪問サービスを採用しています。

求職者が気軽に会社を訪問することができ、短期間でアクションを起こせるため、時間の浪費と微妙なズレを防ぐことができるのです。

価値観が合う企業からスカウトメールがくる

スカウトメール制度は一般の転職サイトでも実施されていますが、その場合は大抵、個人のプロフィールに関係なく全員に送られてくることが多いようです。

しかし「共感」を重視しているウォンテッドリーに登録している企業の場合は、求職者のプロフィールを確認してからスカウトメールを送ってくれます。そのため、企業と個人の価値観が合致する可能性が高いのです。

プレミアム会員制度がある

ウォンテッドリーの利用は無料ですが、より確実に自分の望む環境で仕事がしたい人は、プレミアム会員に登録する方法があります。

月額・税込3,218円で、多くの企業に自分のプロフィールを見てもらうことができる制度です。

通常の登録だけであれば、スカウトは週に2件とします。しかしプレミアム会員になると週に20件のスカウトを受け取ることが可能になります。

プレミアム会員であるために、企業に対してあなたの本気度が伝わるのです。最初の一週間は無料のため、お試しで登録するのも良いでしょう。

ウォンテッドリーの登録者データ

他の転職エージェントとは異なるウォンテッドリーですが、その手法が感度の高い世代に注目されてユーザー数を伸ばしています。転職世代が多く、多業種のエンジニアを中心とした職種の求職者が多いようです。

まず、ここでは具体的にウォンテッドリーの登録者データについて見ていきましょう。

ウォンテッドリーの登録者数

登録者数
1,350,000人(2018年11月時点)

登録者は、2012年のサービス開始以降は順調に数字を延ばし、5年後には約800,000人、そして2018年11月には約1,350,000人とうなぎ上りです。エンジニアを中心にセールスやマーケティング、ウェブデザイナーやIT関連などの人材が登録しています。

これまでの転職エージェントにはなかった、アクティブでスピーディな特性のあるSNSを活用したシステムが、若年世代に見事にマッチした結果と言えるでしょう。

ウォンテッドリーの登録者の年齢層・平均年齢

年齢層 平均年齢
20代~30代 28歳

積極的にSNSを使いこなす世代は、やはり20代~30代。ウォンテッドリーも70%以上がこの世代で構成されています。もちろん給与や福利厚生などの待遇面も大切ですが、それよりも、やりがいやビジョンを重視する人が多い世代です。

まさにウォンテッドリーは、新卒を始め、第二新卒などの転職世代にとっては企業の情報を多面的に入手できるため、使い勝手の良い転職エージェントと言えます。

ウォンテッドリーの採用募集データ

ウォンテッドリーを活用するに当たって事前に調べておきたいのが、実際の企業の登録数や募集している業界や職種です。

ウォンテッドリーは、登録企業数がサービス開始後から増加し続けている点のほかに、職種が多岐に亘っている点が特徴として挙げられます。この点は他の一般的な転職エージェントと似たような傾向と言えます。しかしウォンテッドリーの特徴として、元気のある若い企業が多いという点が挙げられます。

そのため、職種を絞るのも良いですが自分の可能性を広げてみるのも良いでしょう。関心のある企業が見つかれば、ぜひアクセスしてみましょう。

ウォンテッドリーの登録企業数

登録企業数
30,000社

ダイバーシティが提唱されて久しいですが、働き方も個性が認められて然るべきです。当然ながら昔から、様々な考えを持つ人々によって様々な働き方が行われてきました。しかし、最近になってようやく多様な働き方が認められるようになったと言えるでしょう。

このような働き方の時流を見据えたウォンテッドリーは、正社員への転職だけではなく、新卒採用やインターンシップ、副業などの多様な働き方ができるサービスです。

登録企業が30,000社という数は、同サービスの理念である『シゴトでココロオドル人をふやす』に共感する企業が増えていることの証と言えます。

ウォンテッドリーで募集している職種・業界

それでは、ウォンテッドリーが実際に募集している職種や業界についてご紹介していきます。ウェブやモバイルの情報通信が最多で25%近くを占めています。

以降、ほぼ同率で、コンサルティングや調査、広告・販売促進、基盤・SIパッケージなどの情報通信、メディア・出版、人材・介護・サービス、飲食・教育研修、流通・小売となります。

そして、そのほかの業種が25%以上となっています。NPOや官公庁の利用もあるそうです。特に職種が限定されているわけではないため、下記の表のように幅広いと言えます。

募集職種一覧
営業・販売 ■営業/海外営業/企画営業/代理店営業/MR/販売職/仲介(人材マッチング/ブライダル)/オペレーター
管理/事務 ■人事/労務■財務/経理■会計/法務■総務/広報■受付/秘書
企画/マーケティング ■商品企画/サービス企画/経営企画/事業企画/業務企画■マーケティング/販促■市場調査/分析
業界専門職系 ■建築/土木/設備 ■医療/医薬/化粧品 ■金融専門職 ■不動産専門職・プロパティマネジメント ■コンサルタント ■デザイナー・クリエイター・イラストレーター ■編集・ライター・制作管理
技術系 ■Web・インターネット・ゲーム ■SE/ITエンジニア ■電気/機械/化学/食品エンジニア
金融系
■ファンドマネージャー/トレーダー/ディーラー/運用/アクチュアリー/クオンツ/金融工学/M&A/ストラクチャードファイナンス/PE/調査/分析/金融エコノミスト/金融アナリスト建築系  ■建築/土木/設備/設計/測量/積算/施工管理/施工監理/保守/メンテナンスなど
編集・ライター・制作管理系  ■編集・ライター■制作進捗管理・工程管理■プロデューサー・ディレクター・プランナー・AD
Web・インターネット・ゲーム ■Webプロデューサー/Webディレクター/Webデザイナー■フロントエンドエンジニア■サイト管理■ゲーム開発

大手よりもベンチャー企業の登録が多い

ウォンテッドリーの企業登録数は30,000件となっていますが、他の転職エージェントの掲載料金より1/5~1/8ほどと低いため、資金が少ないベンチャー企業の掲載が多いのが特徴と言えます。

この点を裏返して言うと、ハイキャリアの求人が少ないということになります。やりがいよりも安定を重視して規模の大きい企業で仕事することを希望する人は、ウォンテッドリーよりも他の一般的な転職エージェントのほうが向いていると言えます。

ウォンテッドリーの会員登録から内定までの流れ

それではウォンテッドリーの利用方法についてご紹介します。他の転職エージェントと異なる点は、SNSを活用するといういう点です。ウォンテッドリーはFacebookと連動しているため、ウォンテッドリーから個人のFacebookにアクセスされて個人的な投稿が閲覧される可能性が高いのです。

プライベートと仕事を分けて考えたい人にとっては快適とは言えません。また、社会通念上適切ではない投稿をしている場合は、選考で不利になる可能性が高いため、充分な注意が必要です。

会員登録方法

ウォンテッドリーの会員登録の方法は2種類あります。1つ目はFacebookと連動させる方法です。Facebookのアカウントを保有し、ログインしていることが前提になります。これらの条件が整えば、「Facebookで今すぐログイン」を選択し、「Facebookで今すぐログイン・登録」をクリックするだけでアカウントを登録することができます。

2つ目はe-mailで登録する方法です。Facebookとの連動と同じように、ログイン画面からe-mail登録を選択し、登録画面を開いたら必要な項目を入力して登録するだけです。

履歴書・職務経歴書の提出方法

ウォンテッドリーは一般的な転職エージェントとは仕組みが異なるため、履歴書や職務経歴書が各自で、話を聞きたい企業の担当者に直接渡すことになります。

転職エージェントではこれらの書類の作成方法について教えてくれることが多いのですが、ビジネスSNSという形態を導入しているウォンテッドリーは、そのようなサービスは行っていません。

そのため自分で、失礼の無い書き方をするのはもちろんのこと、自分を効果的にアピールできる書き方について、インターネットなどで調べておく必要があります。

しかし一番相手の心に響くのは、決まりきったひな形などではなく、仕事に対する情熱的なあなた自身の言葉だという事を忘れないようにしましょう。

実際の面談内容

一般的な転職エージェントではキャリアドバイザーやキャリアコンサルタントなどと呼ばれる専任の担当者が面談を行ってヒアリングとカウンセリングをしてくれます。

しかし、ビジネスSNSを導入しているウォンテッドリーは、直接求職者が企業にコンタクトを取ります。そのため一発勝負の要素がありますが、関心のある多くの企業の担当者と出会えるチャンスがあります。

お仕事紹介・マッチング

実際の仕事紹介からマッチングも、一般的な転職エージェントはサービスの一環として実施していますが、ウォンテッドリーでは行っていません。

ウォンテッドリーは「共感採用」を前提にしているため、求職者と企業の共感度合いに任されているのです。求職者が企業の担当者と会うことで、「本当に自分はこの仕事に共感できるのか」を自分で確かめる感度の高さが求められます。

求職者が企業に対してやりがいや共感できる部分が高いと思えば、マッチングはほぼ成功と言えます。もちろん、企業側の求職者に対する共感も必要です。

採用までの流れ

他の転職エージェントは、まず転職エージェントとの面談があり、それから書類の提出、もしくは、転職エージェントとの面談の後に直接面接となります。

しかしウォンテッドリーは、関心のある企業が見つかれば各職種の募集画面にある「話を聞きに行きたい」ボタンをクリックするだけで、企業へのエントリーが完了します。そのあとは企業の担当者と打ち合わせをして日程を決めるだけです。

一般的な転職エージェントは面接という堅苦しい雰囲気が伴いますが、ウォンテッドリーに登録している企業の場合はベンチャー企業が多いこともあり、気軽さが特徴です。話を聞いたりしたりしているうちにウマが合い、その場ですぐに採用ということもあるのです。

ウォンテッドリーを利用する際のポイント

ウォンテッドリーを効率的に利用するために、Facebookとの連動が必須なのは間違いありません。しかしこのほかにも、SNSのように関心のある相手とつながることのできるサービスがあります。

ビジネスSNSから派生したサービスの「ウォンテッドリー ピープル」と「ウォンテッドリー チャット」です。この2種類についてご紹介します。

ウォンテッドリーピープルを活用する

ウォンテッドリーピープルは、個人的に活用する名刺管理アプリの一種で、アプリを使って名刺を撮影することでスキャニングとシステムに記録することができます。その特徴として、以下の4つがあります。

[box_checkpoint title=”チェックポイント”]

  • 基本利用料が無料である
  • 同時に複数の名刺が読み取れる
  • 共通の話題を提供してくれる
  • 自己アピール機能がある

[/box_checkpoint]

さらに、相手もウォンテッドリーピープルに登録している場合は、その相手とSNSのようにつながることもできるのです。名刺を上手に活用することで、ビジネスチャンスやビジネスシーンを広げていく可能性のある、頼もしいツールです。

ビジネス用チャットを活用する

ウォンテッドリーチャットは、社内外の人々とのコミュニケーションを図れるツールです。チャットグループのURLをシェアすることで、社外メンバーもチャットに加えることができるのです。そうすると、多様な人々とフレキシブルな出会いや、多角的なビジネスを展開する可能性が高まります。

[box_checkpoint title=”チェックポイント”]

  • メンションが一覧化されており、情報の抜け漏れが防げる
  • ファイル共有機能があるのでスムーズにやり取りできる
  • 情報や知識の共有が簡単にできる

[/box_checkpoint]

ウォンテッドリーのデータセンターは、高い信頼性とセキュリティ水準を持っており、情報を安全に保存してくれます。SSLを用いた暗号化通信も採用しており、高度なセキュリティとなっています。

ウォンテッドリーが主催するイベント情報

ウォンテッドリーは、これまでに学生を対象にした「リアルウォンテッドリー」と呼ばれる企業面談会やエンジニアやデザイナー向けの勉強会などのイベントを定期的に開催しています。

学生対象の企業面談会では、ウォンテッドリーの理念に共鳴した企業に出合えるので、仕事に対する新しい発見をすることができます。

エンジニア向けの勉強会では、具体的な用い方から始まり展開案についてもブレーンストーミングができる内容です。ぜひ視野を広げるために参加してみましょう。

企業面談会

学生対象の企業面談会の参加費は無料です。そして、学年の制限はありません。そのため1年生でも面談会に参加することで、関心のある分野、そして企業を早い段階でマークしておくことができます。

過去に開催されたリアルウォンテッドリーでは30社が参加し、「運命のチームやシゴト、インターン」を見つけるお手伝いをしています。小まめに開催日をチェックしておくことで、出会いのチャンスを逃さないようにしましょう。

勉強会

直近のエンジニアやデザイナー向けの勉強会は、9月18日(水)と25(水)の2回となります。レイアウトやナビゲーションとプレゼンテーション、状態管理、アニメーションなどの使い方について学びます。

また、参加者同士でディスカッションすることで疑問点を解消したり今後の可能性について話し合ったりと、積極的な参加が期待されています。

ウォンテッドリーの対応しているエリア

項目 詳細
求人数 30,000社
求人エリア 全国(東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木、北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、愛知、岐阜、静岡、三重、新潟、富山、石川、福井、長野、山梨、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄)

ウォンテッドリーに登録している企業のエリアは、日本全国に対応しています。30,000社が登録しており、IT通信関係から官公庁までと幅広いのが特徴です。仕事は「どこで働くか」も大切ですが、ウォンテッドリーは何よりも「どんな環境で働くか」を大切にしています。そのため求人情報もちょっと個性的です。

例えば、現在登録されている企業のキャッチコピーは、「集まれ!カラフルヘア採用」という和雑貨などの企画や製作などを行う企業のものです。「日本の温泉シーンを変える」というキャッチコピーは、ホテル業や地域ブランディングも行う企業のものです。

エリアにこだわることなく、自分の理想とする働き方ができる企業を見つけられる可能性が高いと言えます。

ウォンテッドリーに関するよくある質問

ウォンテッドリーは、一般的な転職エージェントとは少し様子が異なります。そのため、いろいろな不安がつきものです。

しかし、キャリアアドバイザーとの面談の後の企業面接ではなく、肩の力の抜けた「話を聞きに行く」形式を採用しているため、心配はご無用です。それでも心配な方は、よくある質問を参考にしてからウォンテッドリーに登録をしましょう。

すべて無料で利用できますか?

はい、すべてを無料で利用できます。求職者は、ウォンテッドリーに無料で登録して採用まで進むことができるのです。なぜ無料なのかというと、登録企業が掲載費用を支払っているからです。

企業は一人でも優秀な人材、自社の社風に合う人材が欲しいため、人件費としてウォンテッドリーに投資をしているのです。この点に関しては、他の転職エージェントと同様です。

新卒や第二新卒でも募集はありますか?

はい、あります。むしろウォンテッドリーが主な対象としている求職者の世代は、20代~30代です。つまり、新卒や第二新卒が中心ターゲットとなります。

この世代は感性が鋭く、そして将来に対する夢を持っています。感性を大切にする企業は、これらの世代の人々の可能性に掛けているのです。

契約社員の応募はありますか?

ウォンテッドリーは、募集要項に待遇面などを掲載しないルールになっています。そのため正社員採用なのか契約社員採用なのかは、企業の担当者に会ってみるまでは不明です。ウォンテッドリーは、この部分に関しては一切関与してないと言えます。

多様な働き方が認められている現代、必ずしも正社員雇用にこだわる必要もありません。色々な考えがあって契約社員雇用を望むのであれば、話を聞きに行ってぜひ相談してみましょう。大事なことは、自分のスタイルで楽しく働くということです。

副業を探してもOKですか?

はい、OKです。契約社員だけではなく、副業でも構いません。前項でもご紹介したようにウォンテッドリーは、企業側に給与や福利厚生などの待遇面を記載することは禁止しています。

そのため事前に雇用形態を知ることはできませんが、副業として企業に貢献したいのであれば、その旨を話を聞きに行ったときに相談してみましょう。自分に合った働き方を見つけられるのが、ウォンテッドリーが提供するサービスです。

給料や福利厚生などを事前に知れますか?

いいえ、知ることはできません。ウォンテッドリーは、物理的な側面よりも精神的な側面を優先している転職エージェントです。

そのため、給料や福利厚生などの待遇面に関する情報を求人欄に記載することを禁止しているため、求職者が事前に知ることはできないのです。

「ココロオドル」ような職場を見つけてから待遇面に関してチェックすることで、感動を持続させ、そして仕事を長続きさせることができるという考え方です。

SNSを見られないようにできますか?

はい、できます。これは単純に、SNSアカウントを非公開にすれば良いだけです。しかしウォンテッドリーの良さは、SNSであなたのプロフィールを企業側が知ることで、あなたにマッチした仕事のスカウトがダイレクトに来る可能性が高いという点にあります。

そのためあなたのアカウントを非公開にしてしまうと、あなたに関する情報が何も見えないため、せっかくの素晴らしい出会いをみすみす逃してしまうことになります。

これを防ぐために、情報の出し方を工夫することです。あなたの個性を打ち出しても差支えのない情報は「公開」にするなどの工夫をしましょう。

e-mailでの登録はできますか?

はい、できます。Facebookのアカウントを知られることに抵抗がある方は、e-mailで登録をおすすめします。

氏名・性別・生年月日・メールアドレス・パスワードなどの基本情報を入力し、プロフィールを入力します。このプロフィールが大切なので、より詳しく書きましょう。あなた自身をアピールする特徴も重要です。そうすることで企業からのスカウトが来やすくなるからです。

プロフィールが充実している人ほど企業からの関心が高くなります。

スカウトはきますか?

はい、きます。もちろんスキルや実績を持っている人に限りますが、実績やポートフォリオをSNSのプロフィールで公開しておくことで、関心を持ってくれたベンチャー企業からのスカウトメールが多く来ます。

新卒や第二新卒でも、学生時代に取り組んできたことや得意分野をSNSのプロフィールに掲載しておくことで「一緒に働きたい」と採用担当者の心を動かす可能性が高まります。

ポートフォリオを作成していなくても、ブログなどであなたの特技や実績を掲載しておくのも良いでしょう。

何度も「話を聞きに行く」のはOKですか?

はい、OKです。ウォンテッドリーの特徴は「共感採用」にあります。仕事を長続きさせるポイントは待遇面もありますが、「やりがい」などのモチベーションも重要な点です。そしてやりがいは、仕事の内容そのものもありますが、一緒に働く仲間からも得ることができます。

堅苦しい面接では、なかなかその人の本質的なことや採用担当者の本音をうかがい知ることができません。

しかし気軽に話を聞きに行くことができるウォンテッドリーでしたら、「この会社だ!」「この人だ!」とピンとくるまでは何度でも話を聞きに行くことは、まったく問題がありません

事前に用意すべきものはあります?

話を聞きに行くときには、できれば用意したほうが良いものがあります。単純に話を聞きに行くと言っても、企業側の情報を引き出すためには、あなた自身にもいくつかの引き出しがなければ会話は長くは続かないからです。

自分が打ち込んできたものや実績が分かるもの、ポートフォリオを持参することで企業の担当者と話が弾み、実のある時間を過ごすことができます。アドバイスをもらえることもあったり、また、会話の中でインスピレーションが湧くこともあったりといったこともあるかもしれません。

ポートフォリオを作成していない人は、ブログ記事や自分を紹介できるホームページ、趣味で作ったWebサイトでも良いでしょう。とにかく自分発信をすることが大切なのです。

大手の企業求人は多いほうですか?

いいえ、多いとは言えません。どちらかと言えばウォンテッドリーはベンチャー企業の登録が多いのです。ベンチャー企業の経営者は感性が鋭く、従業員に対しては部下というよりも「共に働く仲間」との意識が高いようです。

大手企業は安定感がありますが、「ココロオドル」感覚は新しいことに挑戦できるベンチャー企業のほうが多く得られそうです。安定感を求めるのであれば、一般的な転職エージェントでの転職活動が良いでしょう。

仕事の内容と仲間に対する共感を重視するウォンテッドリー

現在働いている多くの人は、新しく仕事に就くときには何らかの感動を抱えていたのではないでしょうか。ウォンテッドリーは、その感動を少しでも忘れないように「共感採用」を導入していると言えるでしょう。

給与や福利厚生などの待遇ももちろん大切ですが、まずは「どんな仕事」を「どんな人としたいのか」、この点に絞って転職活動を進めることで、新しい、ワクワクとした気分の自分に出会える可能性が高くなるでしょう。

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