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仕事を辞めるのは逃げではない。逃げにならない方法とは?

「仕事を辞めるのは逃げ」だと思っている人に伝えたいこと

仕事をしていると、どうしても許せないことや耐えられないことがあると思います。そんなときは、辞めたいと思うのは普通の反応です。

しかしまだまだ社会には、仕事を辞めるのは、逃げだという認識があります。軽率な判断で仕事を辞めてしまうなら、それは逃げているかもしれません。一方で、夢のためや自分の目標のために仕事を辞めるのであれば、決して逃げるのではありません。次のステップのための大切な一歩になります。

ここでは、仕事を辞めるのは逃げだと思っている方へ伝えたい5つのポイントを紹介していきます。

逃げることで自分の生活や状況が良くなるなら逃げていい

仕事をしていて、嫌な思いや辛い体験をしたりすると、辞めたいと思ってしまいます。しかし一時的な感情で辞めてしまうのは、良くありません。一度冷静に考えて、辞めるほどの思いや経験だったのかを見極めましょう。

それでも耐え難い思いや経験だったとしたら、辞めるという選択肢を取っても良いでしょう。ただし、仕事を辞めたあと、自分の生活や精神状態などが改善するのかを考えて決断するようにしましょう。

あなたの生活や精神状態を守るために逃げることは悪いことではありません。そのことは覚えておいてください。

冷静な判断ができなくなっているときは第三者に相談する

嫌な思いや辛い体験をしたときには、感情的になってしまうものです。しかし仕事を辞めるのは、あなたの人生を左右する重大な判断です。感情的にならず、冷静かつ慎重に考えるべきです。

そのため、嫌な思いや辛い体験をしたときに、もし相談できる人がいれば、ぜひ相談しましょう。上司や同僚の不満を吐き出すだけでも構いません。そうすることで、気持ちがすっきりして、「辞めるほどでもない」あるいは「やはり許しがたいから辞めよう」と冷静な判断をするきっかけにもなります。

また相談相手を選ぶポイントとしては、過度に共感しない人を選ぶと良いです。あわせて客観的なアドバイスをくれるのも重要です。そのため、職場外の友人などを相談相手に選ぶようにしましょう。

過度な共感は、あなたの感情をさらに昂ぶらせるので、冷静になれなくなってしまいます。客観的な立場からの意見をもらうことで、冷静になりやすくなります。

自分で自分を追い詰めてはいけない

今、あなたは仕事に自信を失ってしまい、辞めたいと思っているでしょう。人には、それぞれ得意、不得意があります。不得意なことをやれば、失敗してしまうのは当たり前です。得意な分野であれば、人よりも優れた結果を残せます。

人は完璧な存在ではありませんので、決して自分は劣っていると卑下してはいけません。あなたの最大の味方は、自分自身であることを忘れないでください。必要以上に自分を過小評価して、自分自身を追い込まないようにしましょう。

「自分がいなきゃ会社がまわらない」は間違い

「自分がいなきゃ会社がまわらない」と思っている方は、責任感が強く、誠実な性格の持ち主の傾向が強いです。全て自分で抱え込んで仕事をしてしまうのも、このような性格の方の特徴です。

自分が辞めた後の職場の状況を思い悩むのは、間違いです。あなたが辞めることになっても、他の人への引継ぎやデータを残すなどすれば、仕事はまわっていきます。突然辞めたとしても、一時的に負担や迷惑はかかるかもしれませんが、何とかなるでしょう。あなたが気に病んで苦しむ必要はありません

人と比べてはダメ。我慢やストレスの許容量は人によって違う

「同僚や上司と同じように仕事をしているのに、自分だけ何でこんなに苦しんでいるのだろう」と思ってしまうのも良くない傾向です。

人のストレス耐性には個人差があります。ストレスそのものにも様々な種類があり、それぞれへの耐性にも差があります。

そのため、あなたが弱いわけではありません。今苦しんでいるのは、たまたまあなたの耐性が低いストレスが多い職場だっただけにすぎません。人は人、自分は自分と割り切って考えるのも大切です。

逃げでもいいから仕事を辞めたほうがいいケースは?

ここまでは、「仕事を辞める=逃げる」ではない理由を紹介してきました。しかし、すぐにでも辞めるべき仕事もあります。

ここからは、たとえ逃げることになっても辞めるべきケースを3つ紹介します。これら以外にも辞めるべきケースはありますが、この3つに当てはまる方は特に緊急性が高いです。

労働条件や労働環境に違法性があるブラック企業で働いている

労働基準法や労働安全衛生法、民法を調べて、会社のルールや行動が法律に則っていない場合は、ブラック企業と思って問題はないでしょう。例えば「長時間労働をしても残業代が支払われない」「危険に見合った手当てがない」などの賃金面や、「劣悪な環境を改善しようとしない」「仕事に必要な設備への投資をしないなどの環境面を見ると分かります。

このような会社で働いていると、あなた自身も違法行為の片棒を担ぐことになりかねませんので、すぐに辞める決断をしましょう。

疲労で精神や肉体に大きな不調が出そう・既に出ている

あなたは、自分自身の体を守るのが一番大切です。仕事が原因で体に大きな不調が出ているのであれば、直ちに辞めるべきです。

肉体的な疲労については、自分自身でも分かりやすいと思います。例えば、「ひどい腰痛で歩くのも辛い」などです。無理して働いたとしても、長くは続けられません。体を壊してしまったら転職もできなくなってしまいますので、辞めるのをおすすめします。

しかし精神的な疲労については、自分自身でも気づいていない場合があります。現代型躁うつ病などと呼ばれる疾患は、病状の反応が分かりにくいです。分かりにくく、自覚がないからと言って、ストレスが蓄積しないわけではありません。「長時間労働を強いられている」「高圧的な態度の上司や同僚がいる」などの強いストレス要因があるのに、自覚症状がない状態であれば、一度専門家に相談をしてみましょう。気づいていないところに変調があるかもしれません。精神疾患を患ってまで、仕事を続ける必要はありません。

人間関係がうまくいかず改善の余地がない

人間関係が上手くいっていない場合には、ストレスを感じやすい傾向にあるのが、厚生労働省の調査で分かっています。その対策のためのガイドラインも出されていますが、まだまだ現場に浸透はしていないのが現状です。

大企業と言われるような職場であれば、配置転換などの対策の選択肢はあります。しかし実際に実施されるとは限りません。もし改善の余地がないのであれば、辞める選択をした方が良いです。

参考:厚生労働省

仕事を辞める前にもう一度考え直したほうがいい3つのこと

ここまでは、辞めた方が良い仕事について紹介してきました。しかし、仕事を辞めたい衝動に駆られて、謝った判断をしてしまい、後悔するケースもあります。

ここからは、考え直すべきポイントを3つ紹介していきます。

仕事を辞めたいと思う気持ちに波がある

嫌な思いや辛い体験をした直後は、誰でも辞めたいと思ってしまいます。逆に嬉しい思いや成果を出せたのなら、辞めたいとは思いませんよね。このように気持ちには波があるので、全て気持ちに任せるのは避けましょう。その場の気持ちだけで辞める判断をしてしまうと、本当は向いていた仕事、良いことのほうが多かった仕事を失ってしまい、後悔する原因になります。冷静に判断できるようになるまで、考えないようにするのをおすすめします。しかし、波が激しすぎるのも、精神的に悪影響が出る要因になりますので、判断材料のひとつとして認識しておくと良いです。

仕事ができないから辞めたいと思っている

「なんでこんなこともできないのか」「教えたのになぜ間違うのか」など、あなたの能力そのものを否定されるような叱られ方をしたときには、自分は必要とされていないと感じて、辞めたいと思ってしまいますよね。しかしそれだけで辞めてしまうのは、あなた自身の成長を止めてしまうのでおすすめできません。

このようなときには、叱られた内容について、自分の努力が足りなかっただけなのか否かをしっかりと振り返るようにするのが、重要です。

あなたがもし、教わったことを覚える努力をしなかったり、上司への報告・連絡ができていなかったのでは、仮に転職したとしても、仕事ができない人になってしまいます。このような努力をせずに辞める判断をしないようにしましょう。

自分のやりたいことや進みたい道が明確になっていない

ただ単に、今の状況が嫌だという気持ちだけで転職をしようとすると、「やりたい仕事が分かっていないので、転職に対するモチベーションが上がらない」「面接に進んだとしても、アピールが上手くできない」など、成功する確率が下がってしまいます。

そのため、今の状況を脱出するのが目的だとしても、やりたいことや将来的に進みたい道を考える良い機会と捉えて、目標を明確にしましょう。そうすることで、転職活動が上手くいく可能性が高くなります。

安易な気持ちで仕事を辞めてしまうリスク

嫌な思いや辛い体験をしているけれど、仕事を辞めるのは逃げることだと思って踏み切れない場合はでしょう。しかし、それほど思い悩んだりはしていないけれど、なんとなく辞めようと思っているのであれば、一度考え直してみてください。

ここからは、軽い気持ちで辞めることのリスクを3つ紹介します。

転職先でも同じような理由で辞めたくなる可能性が高い

軽い気持ちで辞めてしまうと、次の職場で今と同じような思いや体験をしたときに、また辞めたくなってしまいます。そうならないためにも、今の状況は本当に辞めるほどに嫌なのか、辛いのかをよく考えてください。

また軽い気持ちで辞めてしまうと、次の仕事を決めるときも真剣に決められない傾向にあります。特にやりたいこともなく雰囲気で辞めてしまっているので、当然ですよね。辞める前に真剣に考えて、やりたいこと、進みたい道をしっかりとイメージしてから、辞めるようにしましょう。

逃げ癖がついてしまって仕事や生活が安定しない

前述の通り、軽い気持ちで仕事を辞める判断をしてしまうと、「嫌なことがあったら辞めれば良いか」などと考えるようになり、逃げ癖がついてしまいます

職を転々としていると、住む場所や交友関係が安定しません。さらに転職回数が多いと履歴書の時点で、すぐに辞める人と判断されて、再就職がしにくくもなっていきます。また試用期間中は保険が付与されない会社もありますので、そのときに体調を崩してしまうと医療費の全額を負担しないといけません。さらに給与も試用期間中は、満額でない会社もあるので、生活がどんどん厳しくなっていきます。

せっかくの成長のチャンスを逃してしまう

仕事において成長するチャンスはたくさんあります。その一つは失敗をしたときです。

失敗すれば、当然叱られます。そのときに、叱られて嫌な思いをしたから、辞めるという判断をしてはいけません。せっかくのチャンスを逃してしまい、いつまで経っても成長できません。もちろん、理不尽に叱られた場合は別です。

チャンスを逃さないためには、叱られた内容をしっかりと聞いて、あなた自身で二度と同じ失敗をしないようにするには、どうしたら良いのかを考えることが成長に繋がります。

仕事を辞めても困らないよう用意すべき4つのこと

仕事を辞めると、当然収入がなくなります。社宅などに住んでいた場合には、引越しをしなくてはいけません。

ここからは、仕事を辞めても困らないようにする4つのポイントを紹介していきます。

仕事を辞める前に転職活動をする

近頃では、夜に会社説明会や面接をしてくれる会社が増えてきています。またテレビ電話などの手段で、離れた場所でも面接をしてくれます。そのため、今の仕事を辞める前から転職活動をしやすくなっています

辞める前に転職活動をするメリットは、「失敗しても、とりあえず今の仕事があるから大丈夫」と気を張りすぎずに活動に臨めるところにあります。「どうしても受からなければ生活がままならなくなる」という過度なプレッシャーがないので、逆に成功しやすいです。また入社時期についても、相手にある程度合わせられるため、採用される可能性はさらに高まります。

貯金をして経済的なゆとりを確保しておく

仕事をしながら転職活動をしやすくなっているとは言うものの、現実的ではない職業の人もいると思います。例えば、「飲食店や工場勤務で労働サイクルが安定していない」「常に残業があるため、会社説明会や面接に行けない」などです。

そのような場合、仕事を辞めてから落ち着いて活動をするのをおすすめします。そのためには、転職活動期間に困らない程度の生活費や引越し資金などを計算した上で、貯金をしておくと良いでしょう。面接では遠方へ行くこともあるため、それなりの余裕を持っておく必要があります。

自分の強みや武器を理解し伸ばしておく

転職をする前に、あなた自身の強みはどこにあるかを自分で理解しておく必要があります。そのためには、転職サイトなどで無料受験ができる自己分析や適職診断がありますので、それを参考にして、自分の強みや向いている仕事を見つけましょう

強みが分かってくると、どのように伸ばせば良いのか分かってきます。例えば、資格を取得すると良いでしょう。英検やTOEICなどの語学系の資格や、MOSなどのパソコンのスキルは、独学でも取得できます。資格があれば履歴書に書くことができるので強みのアピールになり、とても効果的に転職活動ができます

自己分析や適職診断を行うと、同時に弱みも分かります。弱みに対しては、関連書籍を読んで少しでも苦手意識を取り払う努力をしておきましょう。面接では、「あなたの弱みはどこですか」と聞かれることもあります。そのようときにしっかりと弱みを自分で認識している上に、弱みを克服する姿勢が見られると、むしろ高評価に繋がるでしょう。

可能なら副業をして視野や経験を広げる

近頃では、副業を認めている会社は多くあります。もしそのような会社に勤めているようであれば、副業をするのをおすすめします。

他業界での副業であれば、今の仕事では得られなかった経験を積めます。その業界内での常識などは、中に入らないと知り得ないことです。実際に仕事をしてみて、面白さに気づき、転職のきっかけを掴めるかもしれません。

業界や会社が違えば、今の会社の人とは違った考え方をする人と仕事をします。そうすると、あなたの仕事に対する視野は広がっていくでしょう。

可能であれば、転職を目指している業界で副業をすると、さらに良いでしょう。副業をしてまで転職を考えている熱意は、必ず伝わるでしょう。

仕事を辞めるのは逃げではない

仕事を辞めるのは逃げではない理由について紹介してきました。あなたに将来のビジョンがあるのであれば、それは「逃げる」ではなく、「挑戦」になります。軽率な判断で「逃げる」を選択しないようにしましょう。

あなたの選択が、「挑戦」になるためには、3つのポイントがあります

まず仕事を辞める前にもう一度自分を見直して、あなたは何をしたいと思っているのかを改めて明確にします。

次に、転職活動をするための準備ができているかを確認します。仕事を辞めてから転職活動をする場合は、十分な貯金があるかなどを確認します。仕事をしながら転職を考えている人は、自分の目指す業界は今の仕事をしながら転職活動が可能なのか確認します。

最後は、目標に向かって、全力で行動しましょう。全力で取り組めば、自然と結果は返ってきます。

この3つのポイントを実践して、あなたが自信を持って仕事ができる未来を作っていきましょう。

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