サラリーマンを辞めたい。辞めたい理由と今後の可能性とは
サラリーマンを辞めるのも勇気がいる?
毎日、満員電車にゆられて会社に行く。やりがいを感じない仕事をこなしていく毎日が過ぎていく。会社勤めしているサラリーマンはそのように感じても、いざ仕事を辞められるかというと、現実はそう簡単にはいきません。
仕事を辞めるのはとても勇気がいります。この記事では、サラリーマンを辞めたい人がどのようなきっかけで辞めたいと思うか、そしてなかなか仕事を辞められない理由と、退職する時に何が大切かをご紹介します。
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サラリーマン、辞めたいと思ったきっかけは?
サラリーマンを辞めたいと思う理由は、人それぞれです。理由の中には会社勤めをしているからこそ起こり得る原因もあるでしょう。こちらでは、サラリーマンを辞めたいと思った9つのきっかけをご紹介します。
仕事場での上下関係・付き合いに疲れた
サラリーマンなら、職場で上下関係などの付き合いが必ずと言っていいほどありますね。それらの人間関係に疲れてしまった時、もうサラリーマンを辞めたいなと感じてしまいます。
組織の中で働いていると、自分の意思だけで行動できない部分も多くあって、嫌なのに付き合わないといけない状況はよくあります。そのような付き合いに嫌気がさすのは、きっとあなただけではないでしょう。サラリーマンだとこのような付き合いはなかなか避けられません。
付き合いで行かなければならない飲み会や、職場での自分の立場をわきまえた上下関係や気遣いは、時にはめんどうくさくなるものです。内向的な人や社交的でない人には、このような付き合いはため息がでるほど辛くなる時もあるでしょう。
お金・給料に関すること
金銭面に関して不満がある場合も、サラリーマンを辞めてしまおうかと考えるきっかけになります。給料が仕事に見合わない、またはボーナスが低いなど金銭面での不満がつもりにつもると、自分の中で納得できない大きな問題となります。
毎日仕事量も多く成果も出しているのに、給料が低く一向に上がる気配がしない。このような状況では、やりきれない気持ちになりますね。
また、現実的に子供の教育費や家のローンなどを払って、毎月貯金する余裕がない方は将来的に不安になり、自分のキャリアをどうするかを考えることはあるでしょう。毎日必死で働いているのは何のためだろうと考えてしまうようになると、仕事に対するモチベーションも下がります。
残業・労働時間が多く残業代も出ないこともある
仕事量が多く、仕事がきつい時も仕事を辞めたいと考えてしまいます。これは、労働時間があまりに長くても残業代が出ない会社はあります。会社のために毎日必死で働いているのに、見返りがないと不満が溜まります。
また、体力的にも精神的にも、残業が毎日長時間続くのはよくありません。せめて残業代がきちんと出ればいいのですが、出ない場合は考えものです。人材を使うだけ使うような会社があるのは確かです。自分はそれでも同じ会社でサラリーマンを続けたいのかを真剣に考えた方がいいかもしれません。
望まない他部署への異動がある
サラリーマンだと、希望しない部署への異動の可能性もあります。自分はあまり興味のない仕事なのに、会社が決めたことなので仕方がないと受け入れなければならないのはつらいですね。他部署への異動は理由があるはずですが、自分が望んでいなければかなりショックになります。
予期していない異動は、サラリーマンを辞めてしまおうかと感じるきっかけになる場合もありませんか?自分が思い描いていたキャリアの道が急に違う方向に変えられてしまった時に、仕事を辞めてしまいたいと思う気持ちは自然だと思います。
異動の問題は、上司に相談したりして解決できればいいのですが、結局希望しない部署へ異動になってしまい、予想通り仕事が好きに慣れない場合は、このまま耐えるか辞めるかをよく考えたほうがいいかもしれません。
パワハラ・セクハラ・モラハラがある
職場でパワハラ・セクハラがあった場合も、会社を辞めたいと思うきっかけになります。職場でのパワハラやセクハラは許せることではありません。
しかし、職場によってはそのような事実を上に報告する状況ではなかったり、ただ単に勇気がなくて誰にも相談できない人もいます。自分が一番つらい思いをしている被害者なのに、だまっていないといけない状況にいるとしたら、本当に仕事を辞めたいと思ってしまいますね。
また、もし上に報告したとしても、その職場でパワハラやセクハラを受けたという事実はあなたの心に残ります。被害に遭った後は、精神的に辛くなることも考えられるので、だったら仕事を辞めてしまおうかと思う人もいるでしょう。
仕事の量や営業ノルマがきつい
仕事量が多かったり、営業ノルマがきつかったりするのも、サラリーマンを辞めたいと思うきっかけになります。仕事量が多いのはサラリーマンに限りません。
しかし、仕事量が多く毎日仕事に追われているようだと、体力的に厳しいだけではなく、ストレスが溜まったりと精神的に辛くなる場合もあります。そのような状況で仕事を楽しめないのは当然です。
また、営業職でノルマがある場合は「ノルマを達成しないといけない」というプレッシャーでストレスが溜まったり、プレッシャーに耐えられなくなってしまう状況もでてきます。ノルマが達成できなかった時は、自信を失くしたり、落ち込んだりして精神的にも弱くなりやすいので、仕事を辞めたいと思うきっかけになります。
会社から正当な評価が貰えない
会社のために働いて、それなりの成果も出しているのに、なかなか昇進・昇級の話が出ない。このような状況が続くとサラリーマンを辞めたいなと思ってしまいますね。
一生懸命仕事をしているのに、自分の価値や仕事を高く評価してもらえないのはどうしてだろうと思い、会社に対する不信感を抱くこともあるかもしれません。
いくら頑張っても何も変わらないのであれば、仕事を辞めようかと思ってもおかしくありません。自分をもっと高く評価してくれる会社が他にあるかもしれないという可能性に賭けてみたくなりますよね。
サラリーマンとして働く意味・やりがいを見失った
サラリーマンとして働くのは、その企業のために働くということですが、毎日同じような仕事をしていると、やりがいを失ってしまうこともあります。会社のためにこんなに働いて何になるのかと考え始めると、毎日の残業や営業ノルマなどに意味を見いだせなくなってしまいます。
毎月給料をもらっているので、生活は安定している。しかし、なぜか心が満たされないのは、サラリーマンとして働く意味が分からなくなった時かもしれません。そのような時は、自分がどのような仕事がしたいのか、じっくり考えてみる必要がありそうです。
組織に縛られているのが嫌になった
サラリーマンは、組織の中で働くものです。そのような働き方が嫌になった時はサラリーマンを辞めたくなるきっかけになるようです。組織に縛られていると、色々なものが制限され自由があまりありません。また、多くの労働者の一人としての自分の価値を見いだしにくい時もあります。
組織の中での働き方が合う人もいれば、合わない人もいます。大きな組織の中のたった一つの小さい歯車として働けない人もいます。自分は組織で働けると思って仕事をしていても、自分一人がいなくても会社が回ると感じる時は、それでは自分は一体何のために働いているのだろうと考えてしまうでしょう。
仕事自体は好きなのに、組織で働いている限り自分の思うような仕事ができないという理由で苦しむ時期もあります。このような時は、今後このままでいいのか、それとも自分のしたい仕事ができる環境に変えたいのかを真剣に考えたほうがいいですね。
本気で仕事を辞めたいけれど踏み出せない理由は?
仕事は辞めたいと思っているけれど、なかなか踏み出せない。そのような状況はよくあります。仕事は辞めたくても、様々な理由から簡単には辞められないものです。では、どのような理由から転職を踏み切れないのでしょうか。
将来に対するお金・ローンの事が不安
仕事が嫌で真剣に仕事を辞めたいと思っていても、現実的なことを考えると思い切りがつかないという状況があります。家庭がいて子供もいれば、子供の教育費にお金が必要になります。
また、持ち家があれば家のローンの支払いもあります。仕事を辞めたら支払いができなくなるかもしれない、という不安が解消されなければ、なかなか退職には踏み切れないのが現状です。
自分で事業を始める、またはフリーランスで働く場合は特に、事業が軌道に乗るまでは収入が現在よりも低くなることが予想されます。支払いを滞らせることのできないローンや教育費がある場合は、どうしても仕事を辞める勇気が出ないものです。
金銭面で不安を抱えているために退職に踏み切れない場合は、どうすればその問題をクリアできるのか、本気で考えてみないといけません。
既婚者という責任がある
結婚をしていて養う家族がいる場合は、自分の意思だけで仕事を辞められません。少なくとも、辞められないと思う人はいるでしょう。
独身なら、仕事を辞めても自分だけ食べていければいいので、そのような点では責任も既婚者よりは少ないです。しかし、既婚者は家族の生活も守らなければならないため、家族の理解がないと退職はなかなか難しい場合もあるでしょう。
もし独立したとすると、すぐには今までの収入が見込めないとなれば、収入面でも不安定になる可能性もあります。自分が仕事を辞めることで家族にも影響がでてしまうとなると、なかなかすぐに転職には踏み切れないのは仕方がないことでしょう。
大企業や安定職という安全牌を失いたくない
誰もが羨むような大手企業に勤めている方は、辞めるのがもったいない気持ちがどこかにあるのではないでしょうか。入社して様々なことを覚えてきて、ここまで経験を積んできた会社を手放してしまうのは、とても勇気が要ります。また、企業で働いていることは様々な制限がありますが、生活の安定をくれるのは確かです。
毎月安定した収入があって、経済的なことは心配する必要がない。それは、とても大切です。それらを全て失っても退職したいのかと考えたら、思いとどまってしまう気持ちはよくわかります。
退職するかどうかを迷っている時は、まだ退職時期ではないのではないでしょうか。迷いがあるうちは仕事は辞めるべきではありません。
退職を言い出しにくい
仕事を辞めたくても、職場の上司や先輩などの意見や批判が気になる場合もあります。自分で決めたことならば、職場の人にどう言われても関係がないかもしれませんが、お世話になった上司や先輩から心無いことを言われたとしたらと考えると、なかなか言い出せない場合もあるでしょう。
仕事を辞めたいと思っていても、お世話になった人には申し訳ないという気持ちを持つこともあるかもしれません。職場の人間関係が良好である場合は特に、何となく裏切るように感じて退職を言い出しにくいものです。
しかし、職場の人はあなたの人生の責任を持てません。これはあなたの人生です。退職の意思が強いのなら、いつかは報告しないといけません。
会社が繁忙期である
退職を自分では決めていても、退職を伝える時期は複雑な場合もあります。会社が繁忙期の時は、特に言いづらい雰囲気ですし、あなたの退職のために周りに迷惑をかけることになってしまうかもしれません。せっかく勤めていた会社ですので、退職する時はいい形で職場を去りたいものです。
繁忙期が分かっているなら、退職は落ち着くまで待つのが賢明ではないでしょうか。最後に忙しい時期を乗り越え、大きな仕事をやり遂げてから退職しても、新たなスタートを切るのは遅くないでしょう。
退職時期はタイミングが大切なので、時期を見て早めに上司に伝えることもポイントになります。
サラリーマンを辞めると決めたあとの気持ちの変化
サラリーマンを辞める時は、退職後の状況も把握している上で退職を決める場合が多いと思います。退職まで様々な葛藤があった方もいるし、意外と迷いなしに退職を決めた人もいると思います。こちらでは、サラリーマンを辞めると決めた人が、気持ちや考え方がどう変わったかをご紹介します。
給料は頑張っても急には上がらない
会社で頑張ってもなかなかそれに見合う評価を得られなかった、または仕事量に対して給料が低く不満だった場合は、給料はそう簡単には上がらないものだとあきらめるように気持ちが変化していくことがあります。
同じ会社で長年勤務して、いずれ給料が上がるのではと頑張ってきたけれど、ある時点で結局上がらないのだとわかったら、給料の高い仕事を探すしかないという結論にたどり着きます。
思っているよりも、給料アップが見込める企業は少ないのかもしれません。どこかで見切りをつけることは、新たな道を切り開く大きなチャンスとなります。
やり直しはいつでもきく
退職をする時は、大きな不安がつきまとう場合もあるでしょう。もしかしたら失敗してしまうかもしれないと思い、退職を決めるまでの勇気がなかなか出ないことはあります。しかし、失敗してもまたやり直しがききます。退職して、退職後の仕事がもしうまくいかなかったとしても、それが人生の終わりではありません。
「いつでもやり直しはきく」。そのように思えたら退職の勇気は出るのではないでしょうか。また、仕事を辞めることに対してそのように前向きに考えられる人が、退職を決定できるのです。
まだ退職の勇気が出ず迷っている方は、退職をそこまで心配することではないと考え、だめだったら次があると思えたら、先に進めるかもしれません。
安定した仕事はいくらでもある
仕事探しをしてみると、意外と安定した仕事が多くあることに気が付くのではないでしょうか。退職することで安定性を失うのに不安を持っている方は、いざ次の仕事を考えた時に、現職でなくても安定した仕事はあるものだと、わかることもあるでしょう。
またフリーランスで働く場合、そして事業を始める場合などは、とにかく安定した収入が得られるようにやるしかないので、モチベーションにもなると思います。
サラリーマンとして会社のために働くのと、自分のしたい事をして自分のために働くのでは、気持ちも変わってきます。現状だけを見てしがみつくのではなく、視界を広げてみると意外と自分の不安を解消できるきっかけはあるものです。
退職することで職場環境・人間関係の早期解決ができる
職場の人間関係が良好でなかった場合は、退職することで人間関係の問題を解決することができます。
職場の環境や人間関係は改善が難しく平行線をたどる場合があります。そのため、終わりのない問題を、退職して解決につなげられます。退職することで今まで悩んでいた問題がすっきりと解決するのは、精神的にも楽になるでしょう。
サラリーマンを辞めるのに勇気は要りますが、辞めることで今まで心の中でストレスとなっていた様々な問題を解決できるのはいいですね。仕事環境を変えたら、今まで自分がどれだけ望まない環境にいたのかがわかります。その時に、退職して良かったなと思える仕事ができたらいいですね。
ストレスを溜めて体を壊しても会社は責任を取ってはくれない
企業という組織の中にいると、様々な理由でストレスが溜まります。人間関係や仕事のプレッシャーなどからくるストレスだけでなく、仕事量の多さやノルマの厳しさなど、様々な理由からもしあなたが体を壊してしまっても、会社は責任を取ってくれません。
会社のために精神的にも体力的にも無理をして働くより、まずは自分自身を大事にしないといけません。結局健康でなければ何もできないからです。体調を壊してまで会社のために働く価値はあるのでしょうか?
仕事を辞めると決定するまでには、そのような点も考えさせられるし、考えないといけません。ここまで頑張ったけれど、もう限界だと感じた時は、ストレスで体調を壊す前に今後のことをよく考えた方がよさそうです。
仕事のモチベーションを回復するのは難しい
サラリーマンが仕事を辞めるかどうか悩んでいる時に、仕事のモチベーションを今後回復するのは難しいだろうという点があります。仕事を辞めたいと思った理由は様々だと思いますが、辞めようか悩んでいる時は仕事へのモチベーションも上がらないものです。
仕事内容が好きでない、やりがいがないなどの理由で仕事への意欲がずっとない場合は、今後モチベーションを回復するのはとても難しいでしょう。
それが分かった時に、もう先がないなと割り切って仕事を辞める覚悟ができるのではないでしょうか。なにも変わらない状況を変えるのには、あなたが動くしかありません。
仕事を辞める時にしたほうがいいことは?
いざ、仕事を辞めると決定したらどのように退職まで進めて行ったらいいのでしょうか。せっかく仕事を辞めるのだから、次の仕事は自分の希望に近い仕事をしたいですね。こちらでは、仕事を辞める時にしたほうがいいことをご紹介します。
転職サイト・転職エージェントで転職活動をする
仕事を辞めると決めたら、まずは今後のあなたのキャリアの可能性を知るためにも、人材紹介会社を利用するといいでしょう。一人で色々と今後の自分の可能性や自分のしたい事を考えてもいいでしょう。しかし、このような時は就職・転職のプロにアドバイスをもらうのが賢い選択になります。
例えば、経営者側としての採用など、自分ではあまり考えていなかった仕事を、転職エージェントはすすめてきて、それが思わぬ転機になるという可能性もあります。人材派遣会社のエージェントには、もちろんあなたの仕事の希望も伝えますが、様々な可能性から見ていくつかの選択肢を提供してくれるのも彼らの仕事です。
エージェントが一緒になって転職をサポートしてくれるので、彼らが将来のあなたの可能性を見出してくれるだけでなく、彼らに頼ることであなたは精神的にも力強く感じることでしょう。
今までのスキルを生かし自ら起業する
サラリーマン生活が長く、もう人の下で働くのは嫌だとわかっているのなら、今までの経験やスキルを武器に起業するという選択肢もあります。
その場合は多くの準備が必要ですが、仕事を辞める前にできることは多くありそうです。資金面をどうするか、会社のサービスや運営などはどうするかなど、仕事を辞める前にある程度準備しておくと、時間をセーブすることができます。
起業するのは、全ての責任は自分でとらないとならないし会社がうまくいくかも分からないためリスクが伴います。実際には大変なことが多いのは確かでしょう。しかし、自分の会社のために働くという充実感は大きなモチベーションとなるに違いありません。
在宅ワークや副業からはじめてみる
仕事を辞めると決めても、自分が今後どのようなキャリアを積みたいのかまだわからないという人は、まずは在宅ワークや副業から始めてみるのもいいのではないでしょうか。仕事を辞めて収入が急にゼロになってしまっては、精神的にもよくないし、生活に影響してしまうこともあります。
ですので、何をするかを決めるまで多少の収入を得る目的で在宅ワークなどを始めるのは、とてもいいスタートの切り方だと思います。
仕事を辞めたからと言ってすぐに次の仕事にとりかからなくても、在宅ワークをしながらゆっくりと気持ちを切り替え、気持ちが落ち着いてから今後のことをじっくりと考えるのも、一つの方法です。
また、在宅ワークや副業では生活が成り立たないと判断した時は、「いつまでに新しい仕事を決める」と目標を定めそれに向かって新しい仕事を探していくのがいいでしょう。
自分の趣味を仕事にしてみる
仕事を辞めても、今後のめどが全くついてないのであれば、自分の趣味を仕事にしてみるのはどうでしょうか?サラリーマン時代に安定した仕事や高い給料があっても、それだけで幸せになれるとは限らないという考えもあります。
でしたら、たとえ収入が低くなっても、自分の好きなことを仕事にしてみるのも一つの道と考えられます。自分の好きなことなら、大変な仕事でもなんとかできるものです。趣味を仕事にすると言ってもすぐに大きなステップを踏むのではなく、少しずつ仕事になるように動いていく方法もあります。
何らかの形で自分の好きな事に携わる仕事をすると、会社のために働いていた時には得られなかった充実感や幸福感が得られますよ。自分の趣味を仕事にする場合は、趣味で安定した収入が得られるまで何らかの副業を持つことが理想的でしょう。
全く違う職業についてみる
組織の中で働くという意味でのサラリーマンを本当に辞めたいなら、全く違う職業についてみるという考え方もあります。退職が、人生のターニングポイントとなるような大きな変化があるのも、悪くないのではないでしょうか。
全く違う職業を目指す場合は、ある程度の期間を修行期間として考えたほうがいいでしょう。例えば仕事を辞めて全く異なる仕事、農業にチャレンジしてみるとしましょう。農業を始めたいと思っても、農業のことを全く知らなくては何も始まりません。その場合、様々なことを勉強したり農業に向いている土地に移ったりと、多くの準備が必要です。
全く違う職業を始めてみるのは苦労もあると思いますが、何かを一から始めるという新鮮さがあります。人生をリセットするいい機会になるかもしれません。
仕事を辞めていい理由は必ずある
サラリーマンとして働くのは、いい面もありますが大変な面も多くあります。組織の中で多くの規則に縛られて働くスタイルは、全ての人に合うわけではありません。仕事をお金のためと割り切って毎日会社のために働ける人はいいですが、そのように考えられなければ、サラリーマンでいる意味を見失ってしまう場合もあります。
結局、会社はあなたの人生の責任をとることはしません。あなたが職場で嫌な思いをしていても、仕事さえこなしてくれればいいと思っている会社もあるからです。サラリーマンを真剣に辞めたいと思っている方、辞めようか迷っている方、他にも働き方の選択肢があります。そのことをぜひ忘れないでください。あなたが幸せになれる方向へ、シフトできるように事が動いたらいいですね。