将来なくならない仕事とは?安心できる仕事に就くためのポイントを解説

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先を見据えて将来なくならない仕事に就きたい

少子高齢化で労働人口も購買人口も減り、一方で技術が進歩し人工知能が人間の仕事をこなしていく時代が到来しました。そんな社会において、現在ある仕事が未来もずっと続くわけではありません。

せっかく努力して、昔から夢だった仕事についても、今後はその仕事自体がなくなる可能性もあります。

時代によって仕事の内容も変わっていく世の中ですが、どんな仕事が今後残っていくのでしょうか。

就職や転職はできるだけ将来を見据えて判断したいですよね。そこでこの記事では、将来なくならない仕事についてご紹介します。

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これからの仕事はどうなっていく?

将来なくならない仕事とはどんな仕事なのでしょうか。それを予測するには、日本の社会構造や産業がいまどうなっているか、今後どうなりつつあるかを理解する必要があります。

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少子・高齢・未婚化の影響はもう出てきている

日常生活において、高齢化社会だな、と実感することはかなり多いことでしょう。住宅地に最近できた新しい施設はだいたいデイサービスで、郊外のホテルのように見える施設はだいたい特別養護老人ホームです。都会ではコンビニに外国人アルバイトが多いですが、地方では高齢者が増えました。

若者が安心して結婚・子育てができるほど稼げなくなり、未婚少子化も加速しています。結婚するカップルがそもそも減っているのに、その中で結婚式を挙げるカップルの割合も減り、ブライダル業界はコストカットに苦労しています。

子供服や玩具、知育教育などの分野では、一人の子どもにかける費用は増えているのであまり変わっていないようにも見えますが、市場全体は厳しい状況です。

企業の数は減っていく

財務省の調査では、たとえ景気が大幅に良くも悪くもならないとしても、2040年までに約22万社は倒産すると予測されています。

しかしそれ以上に数字が大きいのは、経営者が高齢化して後継者がいない会社です。60代・70代の経営者が多い日本では、なんと約311.5万社が、経営者の高齢化によって廃業するという予測が出ています。

もちろん、新しく興る会社もありますが、少子化で労働人口が減り、収入が足りずに生活や貯金に回す人が多い状態では、起業という賭けに出る若者はそう多くないでしょう。

参考:財務省財務総合政策研究所「フィナンシャル・レビュー」平成29年第3号「地域別企業数の将来推計」

生老病死からは逃れられない

生老病死に携わる職業はなくなる可能性が最も低い分野になります。冠婚葬祭は省略・縮小されていっても、医療介護の分野は必ず残ります。

現に、いま全く関係のない分野から、医療介護に参入する企業は非常に多いです。もう事業売却してしまいましたが、居酒屋チェーンのワタミが2004年に介護事業に参入したのは有名な話です。

もともと若い人〜壮年世代を相手にしていた事業なども、客が高齢化してしまったために、医療介護事業にシフトすることが増えています。

都市部以外の地方の産業は衰退していく

政令指定都市など、ある程度の規模の地方都市はまだ寿命がありますが、それ以外、つまりただ人が住んでいるだけの場所や、特定の産業やレジャー施設に依存している場所は、産業が衰退していきます

少子高齢化で自然に人口が減るのに加え、相次ぐ異常気象による災害に見舞われたり、いま話題の水道民営化でライフラインが淘汰されるリスクがあるなどの理由で、見切りをつけて出ていく住人もいます

生活が豊かだった時代には、お金をかけてわざわざ行く理由のあった場所も、「都市から都市へ移動するときの通過点」でしかなくなっていきます。地方では、広大な土地に大量のソーラーパネルが並んでいることがありますが、それらはスキー場やゴルフ場の成れの果てです。

AI・ロボット技術の発展は加速していく

「AIが人の仕事を奪う」とはよく言われますが、人のやっていた仕事を機械がこなすようになったという意味では、すでに30年以上経っています。一部の工業分野では、100年以上といえるでしょう。

特に重たいものを運ぶ動作や、長時間に渡り集中して正確にやり続ける動作は、ロボットが適していますね。職人的な手仕事も機械がこなす時代で、ヴィンテージ風家具の製造や伝統工芸品の手仕事も、機械がすでにおこなっているのです。これからさらにロボットが活躍していく時代となるでしょう。

さらにこれからは、AIによってロボットが自分で判断できる分野が増えていくということです。

将来仕事がなくなる要因は他にもある

すでに日本の社会、ひいては国際社会に起きている問題の他にも、将来仕事がなくなる要因はいろいろあります。その中には、いつの時代にも変わらない企業倒産・失業の原因というのもあります

将来なくならない仕事をしたいと思うなら、これらの観点にも注意しておかなければいけません。

流行の変化

その時代の流行にかかわる仕事は、流行が終わるとなくなってしまいます。流行の変化が早いファッション業界ですが、その流れを常に新しく取り入れるファストファッションが今の主流の一つですね。

高価な洋服を長年着続けるより、最新のファッションを安価に安く購入したいという傾向が若者の間で定着していますね。これにより、従来のブランドも業務形態を考えなおす方向がみられます。

ファッション、旅行、お金、食品など、その時代によって流行の商品が新しく生まれる一方、なくなるものもありますね。それに携わる人も、転職を考える要因の一つとなります。

やるべきことの完了

地震や災害などで新しく生まれる職業もあります。東日本大震災の影響により、福島の原発事故が起こったことはまだ記憶に新しいという人も多いでしょう。このことにより原子力発電所の事後処理のため多くの原発労働者が必要とされました。

しかし、原発が元通りになってしまえば必要はありません。すべての事後処理が収束すれば仕事がなくなるでしょう。災害地に必要となるボランティアも一時期だけで、街が復旧してしまえば人員はいりませんね。原発の作業員は資格がいる仕事ではなく、派遣会社から派遣され日給でおこなう仕事となる場合が多くみられます。

景気の悪化

社会の景気よって消費スタイルは大きく変わります。生活必需品ではない贅沢品にかかわる仕事だと、景気によって仕事がなくなることもありますね。生活していくのに困らない贅沢品は、不景気になると買い控える傾向にあるため、購入者は一部の富裕層となってしまいます。

高価な宝石、貴金属類や骨董品などは趣味を充実させるものなので、普通の人は必要ありませんね。好景気になると高価な贅沢品に目を向ける人が増えますが、不景気が続くとどうしても生活に必要な衣食住が最優先されるのです。これにより、嗜好品にかかわる仕事は景気に左右されやすい職業といえます。

将来なくならない仕事を転職エージェントと一緒に考えてみよう

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もし、自分でよい会社を見つけることが難しかったり、持っている資格を活かすことが難しいと感じている人は、転職エージェントを利用してみるのもよい方法です。

自分ひとりで得られる情報には限りがあり、人脈も組織に比べ少なくなってしまいますね。このため、多くの企業とのパイプがあるエージェントに相談してみるのも転職活動を楽にします。

リクルートエージェントは、圧倒的なブランド力と求人数を最大の強みにしています。日本全国の地域の求人を扱っており、大手からベンチャー企業までの求人を扱っています。転職が初めての方におすすめのエージェントです。
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将来なくならない仕事ランキング

将来残っていく仕事は具体的にどんな仕事なのでしょうか。自分が就きたい仕事を決める際に大変参考にしたいことですね。将来性のある仕事は、これから人気の出る競争率の高い仕事ともいえます。学生の人などはしっかりチェックしておきたいですね。

人口知能ではおこなえない仕事は、以外にもたくさんあるのですよ。コミュニケーションが必要な仕事や、管理の仕事など曖昧な思考をする分野がこれにあたります。将来なくならない仕事をランキングでご紹介しますのでご覧ください。

1位:少子高齢化に対応した仕事

仕事の例
介護職
医療職
高齢者向け商品・サービスに関わる仕事

これからの少子高齢化社会に応じたサービスは拡大し続けています。医療介護職は常に人手不足なので、この分野で資格を取っておけばまず仕事がなくなることはありません

また、医療介護に直接関わらなくとも、高齢者向けの宅食サービスなどは今伸びている業界です。フィットネス分野では、通勤・通学をしている人が通いやすい駅前のジムよりも、高齢者向けの軽いストレッチが短時間だけできて、町の集会所のように使える施設が売上を伸ばしています。

どんな分野においても、高齢者のニーズにいちはやく応えた企業が、生き残っていきやすいといえます。

きらケア介護求人で未経験から介護の仕事に挑戦

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2位:臨機応変なコミュニケーションが必要な仕事

仕事の例
営業職
接客業
教師
医療職
カウンセラー
弁護士 など

機械でこなすことのできない仕事の第一位は、人とのコミュニケーションが必要となる仕事です。

たとえば接客業やインストラクターの仕事の一部は、機械で代替できます。注文をとったりお会計をしたり、決められたカリキュラムを教えるというだけなら、コミュニケーションは必要ありません。

しかしこれらの仕事は、人間が相手の様子を観察し、相手がなにを求めているかを察知し、繊細に表情や口調を変えて対応するからこそ、うまくいく仕事です。たとえ一部が機械化されたとしても、仕事自体はそうなくならないでしょう。

営業の仕事をマイナビエージェントで探してみよう

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「こんな仕事につきたい」「なるべく長く働きたい」など、今の自分が思っていることをコンサルタントに遠慮なく話してみましょう。マイナビエージェントのコンサルタントなら、求職者が本当に選択すべき道を一緒になって考えてくれます。
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3位:インフラに関わる仕事

仕事の例
電気・ガス・水道事業
電話・インターネット設備事業
建設業

電気・ガス・水道などの生活インフラはなくなることがありません。また、インターネット回線も今や必須のインフラです。これらインフラの設置・メンテナンスの技術を持っている人は、まだまだ求められるでしょう。

建設業も同様に、機械化はされつつも、技術を持った人間の手が必要な分野です。相次ぐ異常気象により、もはや災害大国となった日本では、人の住む場所・人を守る設備を一から作れる建設業は、なくてはならない存在です。

4位:贅沢品でなく必需品に関わる仕事

仕事の例
農業・漁業
日用品の製造業

贅沢品ではなく、生活必需品は景気に左右されにくい分野の一つです。食品なら嗜好品となるお酒やお菓子類より、肉や魚、野菜などの生鮮食料品は絶対必要なものです。天災により取れ高が安定しないこともありますが、国の補助があるので続けていくことはできます。

贅沢品であっても、その製造の流れをさかのぼっていけば、どこかに源流となる仕事が存在してます。それをみつけだすのも安定した仕事を探すポイントですね。

たとえばファッションデザイナーは華やかな仕事ですが、ハイファッションは売れにくく、職業に就くための間口も狭いです。しかしその服のもとを辿っていくと、製造機械や布・糸といった源流にたどりつきます。源流となる仕事は生き残りやすいです。

5位:AI・ロボット技術を発展させるための仕事

仕事の例
SE・プログラマ
データアナリスト
人間工学・自然言語処理などの研究者 など

将来的に機械に代替されることが予測できても、まだ技術が追いついていない分野の仕事もあります。その技術を発展させるのは人間です。機械が機械を作ることはすでにできるようになっていますが、そのための最初のプログラムを組むのはやはり人間です。

SEやプログラマ、データ分析をする仕事は、まだまだ求められています。人間工学や自然言語処理の分野についても、企業は研究者を求めています。

6位:AI・ロボット技術を管理する側の仕事

仕事の例
エンジニア
ロボットを利用する職場の責任者 など

ロボットが活躍する社会はそこまで来ていますが、所詮機械なので管理やメンテナンスが必要となります。ロボット技術をしっかり管理していく仕事が求められ、この分野の仕事は将来性があるといえます。

また、ロボットは勝手に動いて勝手に止まるわけではありません。適切な命令を与え、適切な使い方ができるかどうかは人間次第です。故障に気づくのも人間の役割です。そういう意味で、ロボットには必ず使用責任者である人間が必要です。

7位:芸術やスポーツ・娯楽にかかわる仕事

仕事の例
画家・音楽家などのアーティスト
俳優などの芸能人
作家
美容師
スポーツ選手

ロボットにできない仕事の一つに、絵を描いたり音楽を奏でたりする芸術分野の仕事があります。ほかにも、映画や芝居などのエンターテイメント分野はロボットが判断することは難しいですよね。

サッカーや野球などのスポーツも、人間がチームで動き、人間ならではのランダム性があり、ときに予想できない試合展開になるからこそおもしろい分野です。

アーティストはもちろん、創造物の良し悪しを判断して、ビジネスにしていくといった仕事は、機械的にこなせるものではありません。ロボットが一番苦手な分野の一つとなる娯楽分野は、まだまだ人の手によってでしか作り上げることができないのです。

8位:人間の頭脳や肉体が試される仕事

仕事の例
経営者
研究者
一部のスポーツ選手

人間の頭脳は、ときに機械にはない働きを発揮します。機械は、過去のデータを集め、そのデータから予測できることを提示してくれますが、いわばそれだけです。「急にひらめきを得る」「いちかばちかに賭けて成功する」という頭脳の働きは、人間ならではのものです。

そのため、データなどをもとにしつつも、時にはひらめきや賭けによって成功を掴む経営者や研究者は、完全に機械に代わられるということはないでしょう。

また、記録を残すことに意義があるスポーツ選手も、そういう意味で注目される仕事ですね。人の運動能力を極限まで鍛えることで、やっと万分の一の記録が更新できるような個人競技の世界は、ロボットではなく人間のみが挑戦していける夢のある仕事ですよ。

将来なくならない仕事に就くために覚えておくべきこと

自分の就く仕事をより安定したものにし、長く続けても安心だと思えるようにするためには、単に職種を吟味するだけでは足りません。ここでは、後悔しない選択をするための5つのポイントを紹介します。

医療職を目指すならスペシャリストを狙う

生活する上で欠かせない施設となる医療施設は、将来もなくなることはないですね。そこで働く医師や看護師、薬剤師などの医療系資格職は、いつの時代も必要とされます。

しかし、医療系資格職が担う仕事のすべてが将来なくならないとは限りません。機械に取って代わられる部分も必ずあります。特に薬剤師の仕事は人工知能が代替しやすいと言われています。

そんな中でも、医療ロボの技術が追いつけない仕事や、人にしかできないコミュニケーションの付帯する仕事もあります。これから医療職を目指すなら、そういったところを担えるスペシャリストになるべきです。

資格は持っていて損はない

医療に限らず、資格職は全体的に有利です。資格を取っておいて損することはありません。

特に、いまあなたが学生なら、大学で特定の単位を履修するだけで自動的に取れる資格があるでしょう。大人になってから改めて勉強して試験を受けるよりは、大学で取れる資格は取ってしまったほうがずっと楽です。

ただし覚えておいていただきたいのは、資格と名のつくものがすべて良いわけではありません。基本的には国家資格が、将来なくならない仕事に結びつきます

民間資格が乱立し、資格ビジネスで稼ごうという会社が多い世の中です。これから役立つと言われても、いまその資格を生かして職に就けている実績がない資格は、疑ってかかりましょう。

公務員は正職員ならひとまず安泰

公務員は一生安泰の職業といわれていますが、昨今は非正規の職員の割合が高くなっています。単に公共の仕事をしているというだけであり、一生働けるわけではないし、賃金も低く設定されています。公務員と聞いてイメージされる安定性はない雇用形態です。

これから公務員になりたいなら、いくら募集があって採用されやすそうだったとしても非正規雇用ではなく、しっかり試験対策をして正規雇用を目指しましょう

しかし、転職をしにくい仕事でもあるため、一度公務員になったら一生続けていく覚悟が必要となります。特に専門的な知識の必要となる職業ではないため、民間への転職は難しいこともあります。自分が公務員向きかどうかはよく考えましょう。

「将来なくならない仕事」より「将来なくならない会社」

資格を持つ、持たないにかかわらず将来性のある会社に就職することは大切です。多くの人材が所属する企業は、時代によってその人々を活かせるプロジェクトを考案しなくてはなりませんね。このため、時代に合わせて柔軟な発想のできる会社は生き残っていくといえます。

インターネットの登場で不必要となる職業もある一方、新しい仕事分野が生まれようとしています。この時代のニーズに合わせて臨機応変に対応するのも、生き残るために必要となることですね。

会社に守られていることで得られる安心は大きい

独立するか、組織に属するか迷う人は多いでしょう。もし、自分の将来に不安を感じる人は、ストレス軽減のため会社に属することをおすすめします。組織にいても、長い一生の中では何があるか分かりませんが、会社員でいることのメリットのほうが多いと考える人が多くいます。

福利厚生や退職金制度など、長く勤務するほど大きな恩恵が受けられるものもあります。女性であれば、産休・育休中にも一定の賃金がもらえるのは大きなポイントです。

職業を一生の長いタームで考えるのなら、会社員で入ることの利点は多いですね。ほとんどの人が考慮する働き方で、今後も多くの人が何らかの形で会社とかかわっていくでしょう。

自分自身の努力が大切

将来なくならない仕事についてご紹介しました。なくなる仕事もある一方、常に人手不足な分野や、新しいアイディアが求められている分野もあります。資格を取ることや、情報集めに労を惜しまず、積極的に行動してみましょう。

情報収集については、転職エージェントを頼るのもひとつの手です。世の中にあるさまざまな職業を知っている転職エージェントは、業界動向をふまえたうえで、あなたに合う「将来なくならない仕事」を紹介してくれるでしょう。

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