1. HOME
  2. 転職
  3. 正社員で黙々と一人でできる仕事20選と6つのメリットを解説
転職

正社員で黙々と一人でできる仕事20選と6つのメリットを解説

正社員で一人でコツコツ作業できる仕事はある?

一般的に会社のイメージは、“職場の全員が協力して業績向上を目指す……”というものですが、中にはコミュニケーションを取るのが苦手な人もいます。幸い現在は多様性も唱えられ、コミュニケーション至上主義ではなくなりました

しかし「安定した正社員でありながら一人でもできる仕事はあるのか?」といった心配があります。今回は、そのような悩みを持つ人のためにご説明していきます。

正社員で一人でできる仕事はある?

結論から言うと、正社員、すなわち会社に正規雇用従業員として採用されている場合でも、一人でもできる仕事はあります。考え方として、以下の2つが挙げられます。

チェックポイント

  • 働き方に関する事~“裁量労働制”を採用している会社を選択する
  • 職種~“仕事の中身”で選択する

それではこの2つについて、詳しくご説明していきます。まず、チェックポイントの1つ目「働き方に関する事~“裁量労働制”を採用している会社を選択する」についてです。

裁量労働制を採用している会社を選択する

裁量労働制は、労働時間を成果・業績に連動させない労働形態のことです。「みなし労働時間制」とは違い、労働者に仕事の進め方や配分を任せるため、能力のある労働者にとっては働きやすい制度です。

しかし、完璧に一人で仕事をできるわけではなく限定的とお考え下さい。厚生労働省は裁量労働制を「専門業務型裁量労働制」と「企画業務型裁量労働制」に分類しています。まず、この2つについてご説明します。

出典:厚生労働省 裁量労働制の概要

専門業務型裁量労働制の仕事

専門業務型裁量労働制の例として、以下の職種が挙げられます。

研究開発者・プログラマー・取材記者・服飾や工業デザイナー・テレビや映画の放送プロデューサーやディレクター・コピーライター・システムコンサルタント・証券アナリスト・ゲームクリエイター・金融商品開発者・公認会計士・弁護士・建築士・税理士などです。

いずれも専門性の高い職種になります。

企画業務型裁量労働制の仕事

次の企画業務型裁量労働制は、特に職種は限定されていません。しかし、あらゆる会社の本社において企画や立案・調査や分析を行う労働者が対象になります。

労働者の豊かな創造性と能力を活用するために、通常の枠組みに嵌まることなく自由かつ自律的な働き方をすることができる制度です。いわば、会社の根幹を担う責任のある立場と言えます。

仕事の“中身”で選択する

チェックポイントの2つ目「“職種”~仕事の中身で選択する」は、一人でできる仕事の内容についてです。しかし裁量労働制と同じく会社勤めをしている以上、朝から晩まで毎日が全く一人というわけではありませんのでご注意ください。

会社への報告・連絡・相談などを別として、“一人になれる時間が多い”という事です。後半で詳しくご紹介します。

一人でできる仕事のメリット

一人でできる仕事のメリットは「他人と必要以上のコミュニケーションを取らなくても良い」「自分のペースで仕事ができる」「空いた時間を仕事以外でも有効活用できる」「やった分だけ成果(報酬)を得られる」「スキルを磨くことができる」「自信がつく」などが挙げられます。それでは、これらについて詳しくご説明していきます。

他人とコミュニケーションを取らなくても良い

一人でできる仕事の最大のメリットは、必要以上に「他人とコミュニケーションを取らなくても良い」という点です。

意思の疎通が充分に図られないとお互いにイライラして衝突しかねず、職場の雰囲気にも悪影響を与えます。しかし、一人でできる仕事はそのような心配がありません。不機嫌になる出来事があったとしても衝突を避けられるので安心です。

自分のペースで仕事ができる

一般的な会社勤めであれば、職場の全員と協力して業績向上を目指す全員野球が求められますが、一人でできる仕事はこの限りではありません。同僚や上司が側に居ないので、やることさえやれば、どちらかと言うとスタンドプレーでも構わないのです。

一人でできる仕事は周囲のペースに合わせる必要はなく、自分のペースで仕事ができるというメリットは最大と言えます。

空いた時間を有効活用できる

一人でできる仕事は自分のペースで行えるので、時間を有効に活用することができます。

どちらかと言えば労働裁量制の仕事に限られてきますが、成果を出す、あるいは決められた業務さえきちんと行えば、就業時間に縛られることはありません。空いた時間に美術館に行ったり野球観戦に行ったり、もちろん家に帰っても構いません。

やった分だけの成果を得られる

一人でできる仕事は、会社に朝から晩まで縛られているわけではないので、自分の体力と時間を自由に使うことができると言えます。そのため仕事を頼まれれば、自分の裁量で無理のない範囲で受けることができます。

そうすると、結果として自分自身への成果(報酬)を多く得られるのです。収入が増えるとモチベーションの向上につながり、さらに成果が期待できます。

スキルを磨くことができる

自分のペースで仕事ができるということは、周囲の状況に左右されずに取り組めるという事です。そのため好きな仕事に特化して益々スキルを磨くことができる可能性があります。

労働裁量制の雇用形態であれば、空いた時間を利用して資格を取得したり勉強をしたりなどと将来への投資ができます。職種によっては、現在している好きな仕事を究めることができます。

自信がつく

最後のメリットは「自身がつく」です。一人でできる仕事は、自分のペースを維持でき、空いた時間も有効活用できます。そして、やった分だけの成果(報酬)を得られ、スキルも磨くことができるのです。

これらのことから言えることは、「他人と必要以上のコミュニケーションは取らなくても良い」ということです。仕事で自己実現を目指すには、必ずしもコミュニケーションは必要ないのです。

一人でできる仕事のデメリット

一人でできる仕事は、先にあげた5つのメリットがある一方で、次のようなデメリットも多くあります。「困ったときに助けてくれる同僚がいない」「自己管理をしなければいけない」「孤独を乗り超えなければいけない」などです。メリットよりも重要なポイントです。それでは詳しくご説明していきます。

自己管理をしなければいけない

会社に毎日出勤する労働形態であれば、上司が労働時間や仕事の進め方・配分などを多面的に管理してくれます。

しかし一人でできる(する)仕事の場合は、これらのほとんどを自分で管理しなくてはいけません。つまり、自己管理能力が必須なのです。一人でできる仕事のメリットは自由である事ですが、自由を得る条件として自律精神が求められるのです。

困ったときに助けてくれる同僚がいない

“一人”は自分の裁量で仕事を行えるのが魅力です。しかし問題が起きたときにこそ真価が問われます仕事ができる=問題処理能力に長けている、ということです。

何も問題がないときは普通に仕事ができて当たり前です。しかし、問題が起きて困っているときに助けてくれる同僚はいません。自力で問題を解決する能力が不可欠なのです。

責任を取らされることが多い

ほとんどの仕事を自分一人に任されるということは、責任も自分一人に負わされる可能性が高くなるということです。仕事がうまく進んだ場合は手柄になるので問題ありません。

しかし、失敗したときには責任を追及され、退職に追い込まれることもあります。一人でする仕事は自由な反面、それだけリスキーな部分も抱えているのです。

孤独を乗り越えなければいけない

一人でできるる仕事は自由を手にする一方で、“孤独”も味わなければいけません。一人で何かをするという事は、確かに気楽です。自分のペースも維持できます。しかし、仲間と共に仕事を進めることで得られる喜びは、ほとんど望めません

孤独をどう捉えるかは個人の考え方次第ですが、孤独を楽しめる人こそ、一人でできる仕事を成功させられる人と言えます。

コミュニケーションがますます苦手になる

元々他人とのコミュニケーションが苦手なめに一人でできる仕事を選択すす人が多いのですが、一人で仕事をすることに慣れてしまい、ますますコミュニケーションが苦手になる可能性が高くなります。

そうなると、いざ他人とチームを組んで仕事をしなくてはいけなくなるとき、スムーズにコミュニケーションが取れなくなり、仕事がうまくいかなくなることも考えられます。

正社員でも一人で仕事ができる職種:男性

それでは一人でできる仕事についてご紹介していきます。正社員として会社勤めをする場合に全く一人でできる仕事は存在しませんが、ある程度の権限を任され、報告・連絡・相談以外は会社の上司や同僚と接触しなくても良い仕事はたくさんあります。大まかに3つのカテゴリー、肉体的、知的、芸術的職業に分類できます。まずは男性向けの仕事から。

一人での運転時間が長い「トラック運転手」

「トラック運転手」は、本1冊から家具などを配送する宅急便ドライバー、野菜や果物・魚介類などの生鮮品を配送する物流ドライバー、自動車や船舶の配送ドライバーなどがあります。

移動中は一人のため、好きな音楽を聴いたり歌ったりと自由です。他人とのやり取りは会社の上司、荷主と荷受人だけのため気は楽です。物流の盛んな東京や大阪、名古屋での需要が高いと言えます。

一人で配達する「新聞配達員」

配達中はもちろん一人ですし、配達先に人がいても挨拶程度で済むので気を遣うことはありません。朝刊配達は早朝のため、尚更他人に会う確率が減ります

正社員雇用の場合は稀に集金業務を任されることもありますが、本人の希望を叶えてくれることもあるため、遠慮せずに新聞販売店の店主に申し出てみましょう。購読率の高い東京や大阪での需要が高いと言えます。

黙々と部品を組み立てる「工場作業員」

業務内容は、流れ作業で部品などを組んでいくライン作業、倉庫から商品を取り出すピッキング作業などが主です。一人で働きたいけど活動的でいたいという人には、フォークリフト作業(要資格)もあります。

しかし、中にはチームを組んで作業をする場合もあるので注意が必要です。事前に会社の詳細を確認しておきましょう。やはり大阪や名古屋、東京での需要が高い職種です。

黙々と仕事ができる「清掃作業員」

商業施設や病院・企業などに清掃会社から派遣される清掃作業員も、黙々と一人で仕事に集中することができます。完璧、かつスピーディに行わなければいけませんが、派遣元の会社との連絡以外はほとんど誰とも会話をする必要がなく、煩わしい人間関係から解放されます。

同様にごみ収集車の清掃作業員も、ごく少数の同僚を除き、黙々と仕事に取り組むことができます。

一人で消費量を調べる「検針業務」

検針業務は男女に関係なく、また年齢層も関係なく取り組める仕事です。担当エリアの家庭や事業所を回り、ガスや水道などのメーターから消費量を調べてメーターの数値を専用機器に入力し、郵便ポストに伝票を投函する仕事です。

ほとんど人に会うことがないため、ストレスの少ない仕事と言えます。ただし、多くは普通運転免許が必要です。

一人で仕様書を作る「システムエンジニア」

コンピューターシステムの設計を行うシステムエンジニアも、多くの人と会話をしなくても済む職業です。

システムエンジニアに資格は不要ですが、就職を有利に運ぶためには「基本情報技術者試験・応用情報技術者試験」などの資格保有が望ましいです。人と関わらなくて済む仕事を続けるためにも取得しておくことがおすすめです。性別も関係ありません。

一人でプログラムを組み立てる「プログラマー」

プログラマーは、システムエンジニアが作成した仕様書を基にしてソフトウェアなどのプログラムを組む仕事です。コンピュター用語のプログラミング言語の知識が必要で、ゲーム制作やアプリケーション開発など多方面で活躍できます。

システムエンジニアと同様に人との関りは社内連絡などで済むため、他人に対して必要以上に気を遣う必要がありません。こちらも性別は関係ありません。

一人で創作できる「ウェブデザイナー」

ウェブデザイナーは、個人のクリエイティブな感性が重要なため、労働裁量制を採用している会社に所属することが多く、自分のペースで仕事をすることができます。

ミーティングやクライアントとの打ち合わせ以外は自分の世界に没頭することができ、一人で仕事をすることができます。コピーライターも同様です。こちらも性別は関係ありません。

一人で保守管理する「ビルメンテナンス」

定期的に病院やホテル・ビルなどの施設内の保守管理を行います。定期的に巡回しますが、他人とのやり取りはほとんど発生しません

資格は必要とされていませんが、幅広い知識が求められます。そのため「第二種電気工事士」「第三種冷凍機械責任者」「危険物取扱乙種第4類」「二級ボイラー技士」の資格があると就職には有利です。東京や大阪などでの需要が高い職種です。

一人で巡回する「施設警備員」

警備員には「施設警備」「交通誘導警備」「輸送警備」「身辺警備」の4種類があり、最も人とコミュニケーションを取る必要がないのが、商業施設やオフィスなどの巡回・監視業務を行う「施設警備」です。

具体的な業務は、巡回・出入管理・開閉管理・防災機器管理など。ほとんどが警備会社の所属となります。こちらも東京や大阪での需要が高い職種です。

正社員でも一人で仕事ができる職種:女性

現在は、女性も男性と同じような職種に進出することが可能になってきています。実際に、ウェブデザイナーやシステムエンジニアなどのホワイトカラーだけではなく、トラックドライバーや工場作業員のようなブルーカラーの職種でも多くの女性が活躍しています。そこで、こでは女性ならではの感性を生かした、一人でできる仕事をご紹介します。

黙々と作業できる「食品加工業」

食品加工業は食品を扱うため清潔感が求められます。そのため男性よりも女性のほうが適していると言えます。

実に様々な種類があり、農業製品から始まり水産加工、菓子製造・麺製造と多岐にわたっています。部品工場のようにライン作業で、必要以上の会話をする必要がないため気が楽な仕事と言えます。大阪や東京だけではなく、原料供給地での需要が高い職種です。

必要以上の会話は不要の「裁縫職人」

裁縫職人も黙々と集中して、一人でできる仕事と言えます。パーツごとに担当が決まっていることが多く、ある意味で工場のライン作業のような感覚です。

しかし洋裁やファッション、モノづくりが好きな女性にはうってつけの仕事です。会社内での連絡事項など最低限の会話は必要ですが、必要以上のコミュニケーションを取る必要はありません

一人でできる技術職「歯科技工士」

歯科技工士は、歯科医師が作成したマニュアルに従って入れ歯や歯の被せ物を始め、歯の詰め物や矯正装置などの作成や加工・修理を行う仕事です。いわば歯科医療を支える技術職となり、審美的センスも求められます。

女性限定ではありませんが、細部にも目が行き届くきめ細かい特質を持つ女性におすすめの、黙々と取り組める仕事です。

自然が相手の「農業ガール」

最近は“農業生産法人”という形式の、会社組織を農業に導入する事例が散見されます。そのため自営で農業をする必要はなく、会社員として働くことも可能です。

農業で相手にするのは野菜や花きなどのため、同僚や農場主との会話は必要最低限で問題ありません。黙々と農作業に打ち込み、野菜や花きの成長を楽しみにしたい女性におすすめです。

菓子作りに集中できる「菓子職人」

若い女性たちに憧れの職業として定着している菓子職人は、自分の感性だけで様々な世界をお菓子で表現できる夢のような世界。往々にして、初めは見習いとして修業期間が必要なため店主や同僚との会話が必要です。

しかし、才能があれば一気に自分のお店を持つことも夢ではなく、一人で黙々と取り組める理想の仕事です。大阪や東京に関係なく、場所を選ばない職種です。

黙々と芸術を極める「伝統工芸家」

染織や彫刻、ガラス工芸に陶芸などの伝統工芸家は、自分の世界に没頭して取り組むことができる、まさに一人ででしかできない仕事です。一人前になるほどに一人で取り組むことができるようになります。

しかし修業中は、親方に怒鳴られることも頻繁にあります。また、家内制的な世界のために正社員ではない場合もあります。そのため覚悟と注意が必要です。

動物が相手の「動物飼育員」

動物園や水族館などで動物たちの飼育管理を行う仕事です。動物好きで気持ちの優しい女性におすすめです。生き物相手のためスタッフ間の密なコミュニケーションが必要ですが、相手にするのは動物なので癒されるでしょう。

しかし、動物の表面的な部分だけを見ていれば良いわけではなく、汚物の処理に始まり、病気やケガになった動物とのお別れなどの辛い状況にも立ち会わなくてはなりません。

花や樹木が相手の「ガーデナー」

お花屋さんや造園業は植物が相手ですが、お客様との対応や上司・同僚とのコミュニケーションを取る必要があります。

しかし上司の指示に従い、同僚とも当たり障りのない会話をすれば、余計な人間関係に煩わされることは避けられるでしょう。またお客様とも必要最低限の会話で差し支えのない仕事です。

マニュアル通りの会話でよい「コールセンター職員」

コールセンターの職員は、商品の利用者からの質問などに電話で対応をする仕事です。対面式ではないため、それほどの緊張をする必要がありません

会話は必要ですがマニュアル通りの返答をすればよく、オリジナルのコミュニケーションは不要です。しかし、一部の利用者からの尋常ではないクレームを受けることもあるので要注意です。東京や大阪に関係なく、地方でも需要の高い職種です。

必要最低限の会話で良い「事務職員」

かつて女性の花型職業と言えばOL、事務職員でした。事務職員は一人でできる仕事の真逆、人間関係に最も煩わされる仕事と捉えられがちです。しかし、割り切った関係を築ければ、これほど楽な仕事はないと言えます。

秘訣は、余計な話題に口を挟まない、好奇心をむき出しにしないことです。「口は禍の元」。この一点にだけ注意すれば、ある意味、一人でできる究極の仕事と言えるかもしれません。

自分に合った仕事を見つけることが大切

一人でできる仕事についてご説明しました。一人でできる正社員の仕事は意外にありますが、全くの一人というわけではありません。裁量労働制の導入や仕事の内容によって差があります。実際に一人でやってみると上手くいかなかったということもありますし、また、その反対も。自分の性質を冷静に見極め、本当に自分にあった仕事を見つける努力をしましょう。

ランキング

記事一覧