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販売士の資格とは。販売士になることのメリットを紹介

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販売士・リテールマーケティング検定資格を知ろう

販売士という資格があることをご存じでしょうか。販売士とは、スーパーや百貨店などで商品が売れるよう、販売に関する専門的な知識を身に付け、顧客の多種多様なニーズに応えることで、売り上げに貢献する販売のプロです。

小売業から商社まで、流通業界への就職を目指すのであれば、是非取得しておきたい資格の1つと言えるでしょう。

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販売士はどんな人にメリットがある?

では、販売士の資格を取得することで得られるメリットは、どのようなものがあるのでしょうか。国家資格の中には、取得してから初めて業務に携わるものがありますが、販売士という資格は現場対応型であり、勉強中であってもすぐに仕事に活かせるという大きな特徴があります。

販売に関わる人すべてに役立つ資格と言えるでしょう。

3級は現場の販売員向け

販売士検定の中では難易度がもっとも低く、合格率も50~60%と高いため、給料や待遇などへの影響が少ないのが実情です。それでも企業は即戦力を求めています。企業も、現場の知識が豊富な人材と、そうでない人であれば、後者を採用したいと考えるものです。

少なからず就職活動で有利に働くこともあり、学生のうちに取得する人も多いのが3級販売士なのです。

2級はマネージャーや管理職向け

販売士の2級を取得するためには、店舗を管理するための幅広い知識が必要となります。商品の仕入れや管理、人材の育成など管理職として身に付けておかなければならない知識を学べるため、昇進や昇給を目指す人には必要不可欠の資格と言えるでしょう。

また、2級からは資格手当を支給する企業も多く、資格を持っていることのメリットを実感しやすいです。

1級は店長、上級管理職、経営者向け

キャリアアップを目指すのであれば、是非挑戦してほしいのが1級販売士です。1級を取得することで、店舗の経営、商品計画、マーケティングなど経営に関する高度な知識を身に付けることができるでしょう。人事査定の材料にもなるので、経営責任者を目指す多くの人が取得している資格です。

また知識の幅が、中小企業診断士と重なる部分もあるため、中小企業診断士の取得を目指す人にとってもおすすめの資格と言えるでしょう。

販売士の資格試験はどんなもの?

では、販売士の資格を取得するには、どのようにすればよいのでしょうか。試験内容が比較的簡単な部類に入る資格ではありますが、「簡単だから片手間で取れる」などと思っていると失敗する可能性が高くなるので注意しましょう。まずは販売士試験について、事前にしっかりと調べる必要があります。

それでは販売士資格について詳しく見ていきましょう。

販売士資格の概要

販売士資格の試験は、正式名称を「リテールマーケティング検定」といい、日本商工会議所が開催しています。年齢制限などはなく、誰でも受験ができるのが特徴です。2級、3級の試験は年に2回実施され、1級のみ年に1回実施されています。級によって開催時期が変わるため気を付けましょう。

また、平均点が70%以上で合格となりますが、それぞれの科目で50%以上取得しなければならないので注意が必要です。

資格概要
試験の開催時期 1級 2月中旬
2級 2月中旬&9月下旬
3級 2月中旬&7月中旬
受験料 1級 7,850円
2級 5,770円
3級 4,200円
申込受付時期 試験日の約2ヶ月前まで
年齢制限 なし
学歴制限 なし
その他制限事項 なし
合格基準 筆記試験の得点が平均70%以上かつ1科目ごとの得点が50%以上
合格発表時期 各商工会議所によって変わるため申込時に要確認

販売士の試験の科目

販売士資格の試験は、「小売業の類型、マーチャンダイジング、ストアオペレーション、マーケティング、販売・経営管理」という5科目に分かれています。

科目は級によって変わることはありませんが、2級と3級はマークシート方式なのに対して、1級からは客観式選択問題と記述式問題になり、より高度な知識と理解力が問われます。また上位の級になるほど、試験時間が長くなる傾向にあります。

科目 概要
小売業の類型 1級 客観式選択問題&記述式問題
2級、3級 マークシート方式
マーチャンダイジング 1級 客観式選択問題&記述式問題
2級、3級 マークシート方式
ストアオペレーション 1級 客観式選択問題&記述式問題
2級、3級 マークシート方式
マーケティング 1級 客観式選択問題&記述式問題
2級、3級 マークシート方式
販売、経営管理 1級 客観式選択問題&記述式問題
2級、3級 マークシート方式

販売士の近年の合格率

販売士資格の合格率は年度によって変わりますが、平均して1級が約2割、2級が約5割、3級が約6割となっています。2級までであれば、比較的簡単な試験だと言えるでしょう。1級からは極端に合格率が落ちますが、記述試験が追加されることが大きな理由です。

1級の合格を目指すには、幅広い販売・流通への知識と深い理解が要求されるのです。

合格率
83回 1級 24.3%
2級 68.7%
3級 68.9%
82回 1級 20.3%
2級 58.8%
3級 62.9%
81回 1級 22.8%
2級 43.9%
3級 52.4%
80回 1級 19.2%
2級 52.5%
3級 65.3%
79回 1級 28.6%
2級 50.7%
3級 47.7%

販売士の独学難易度

販売士資格は国家資格とは違い、商工会議所が主催する資格なので、独学するには簡単な部類に入ると言えます。独学に掛かる時間は人それぞれですが、2級までであれば比較的短時間の勉強で取得できるでしょう。1級になると記述試験が入ってくるため、論述スキルを高める必要があります

公式のテキストや模試を活用して対策するようにしましょう。

独学難易度
必要な勉強時間 1級 100時間以上

2級 50時間以上

3級 30~50時間

独学で合格できた人の割合 2級までは独学でも十分に合格可能。
難易度判定 ★★★★☆

販売士の勉強に必要な費用比較

販売士の資格を独学で取得するために必要な費用は、テキストや問題集、過去問などを含めると約20,000円掛かるとされています。もし独学ではなくユーキャンなどの通信講座を受講するのであれば、級によって値段は変わりますが数万円程度で受講可能です。

また販売士の資格だけを専門的に学ぶスクールは存在せず、ビジネス系や保育系などの専門学校に通うことで在学中に取得することも可能となっています。

勉強の仕方
独学 20,000円前後(参考書、問題集代)
スクール通学 約800,000~1,200,000円
通信講座受講 約30,000~50,000円

販売士の更新とはどんなもの?

販売士の資格は、医師免許や教員免許とは違い、運転免許のように定期的に更新する必要があります。情報の変化が激しい流通業界では、常に新しい情報が生まれています。一度資格を取ったからといって何も勉強をしなければ、知識は古くなってしまいますよね。

そのようなことにならないよう、定期的に講習を受けて、知識のブラッシュアップを図るのです。また、更新を忘れてしまうと資格を失ってしまうので、気を付けましょう。

5年ごとに更新が必要

販売士の資格はその等級に関わらず、5年ごとに更新が必要です。更新時期が近づくと各商工会議所より更新手続きの案内文章が郵送されてきます。更新するには、更新講習を受ける必要があり、直接会場に足を運ぶ方法と、ネットの通信講座を受講する方法があるので、好きな方を選ぶことができます。

忙しくて会場で講習を受ける時間がないという人は、通信講座を受講すると良いでしょう。

専用サイトから更新講座を申し込める

販売士の資格更新手続きは、専用サイトを利用することで、申し込みから更新講座の受講まで、全てネット上で終わらせることが可能です。また、更新に関わる費用を、クレジットカードやコンビニ払いにできるという特徴もあります。

専用サイトには、登録手順もしっかりと丁寧に記載されており、戸惑うことなくスムーズに更新することが可能です。

販売士資格を取得してキャリアアップ

販売士の資格は流通業界や販売に携わる人であれば、持っていて損をすることはありません。また、簿記やビジネス検定などの資格を併せて取得することで、更に活躍の場を広げることも可能です。販売士は取得までの時間も短くて済むため、非常にコストパフォーマンスが高い資格と言えます。

流通業界でのキャリアアップを目指すのであれば、是非取得しましょう。

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