もう限界…営業の仕事が辛い理由と辞めたくなった場合の対処法

辞めたいほど辛い、営業が大変な職業は?

常に売上の成績や、取引先との円滑なコミュニケーションを社内外で問われる営業職。会社によっては地方や海外への出張もあり、心身ともにストレスが溜まりがちです。

「自分は営業職に向いている」という方ももちろんいますが、その一方で「人と上手くコミュニケーションを取ろうとすると疲れてしまう」「目まぐるしく環境や状況が変化すると強いストレスを感じる」「成績とか気にせずのんびり仕事がしたい」「事務職に転職しようかな」なんて方もいるのが実情です。

仕事を続けていくことに限界を感じている、現役営業職の方もいらっしゃるでしょう。
どうして営業の仕事が辛く感じてしまうのか、また、どうしても辞めたくなってしまった場合はどうしたら良いのか、対処法をお伝えします。

人材派遣会社の営業

人材派遣会社の営業の仕事内容は、

  • クライアント(スタッフの派遣先)の要望を元に、人材派遣などのサービスを提案する
  • 登録されている派遣スタッフと、その派遣先にあたる顧客会社のマッチング
  • 派遣スタッフが働きやすくなるよう、派遣スタッフのフォローを行う

といったものが挙げられます。

仕事をしていると、時に派遣スタッフが就業時間になっても派遣先に来なかったり、場合によってはそのまま音信不通になってしまうこともあります。その場合、スタッフを紹介した社員が代わりにクライアントへ謝罪をしなければなりません。

また、自分が担当しているスタッフがきちんと仕事をしているかどうかの確認も業務内容に入っています。そのため、一日の間で複数の派遣先に出向かなければならないこともあります。

こうした派遣スタッフのフォロー業務は楽とはとても楽とは言えず、大変ですよね。スタッフが気持ちよく働けるよう気を配りつつ、クライアントの要望にも応えなければならないため、気苦労が多くなります。

生命保険の営業

生命保険会社の営業の主な仕事内容は、

  • 個人・法人に対する保険商品の提案と販売
  • 契約者へのアフターフォロー(保険プランの見直しなど)

です。

生命保険という商品の性格から顧客とは一生涯の付き合いになる場合も多く、顧客のニーズに沿った商品の提案と、契約時の正確な商品の説明が必須となります。そのため、顧客と上手にコミュニケーションを取れる能力が必要とされるでしょう。実際、営業先で「契約の手続きなどが面倒」、または「興味がない」といった理由で冷たくあしらわれてしまうこともありますよね。

保険商品の難しいところは、「すぐに商品が必要」ではなくて、「商品自体が見えない」点です。終身保険なら契約した人が死亡したとき、火災保険なら火事が起きたときなど、もしもの時に備えた商品であるためです。買わなくても生活が成り立ってしまうので、「なぜ、今この保険を買う必要があるのか」をお客様に上手に説明し、納得してもらうのは中々骨が折れるのです。

マンションや一戸建て、中古住宅など不動産会社の営業

不動産会社の営業の仕事内容は多岐にわたり、

  • 展示場の見学に来た顧客への住宅の販売の営業
  • 販売する不動産を探し、その後不動産を売却する売買仲介の営業
  • 大家さんと物件を借りたい人を仲介する、賃貸仲介の営業

といったものが挙げられます。

人生で一番高い買い物と言われる、住宅。価格が高額なだけに、販売や取り扱いには高い営業スキルと幅広い知識が求められます。そのため、お客さんに対して営業をする際、より説得力を持たせるために宅建などの資格を保持していることが望ましいとされています。しかし、営業の仕事を日中にこなし、夜は自宅で各種試験の勉強をするというのは容易ではありません。

また、販売する商品の金額が大きい分営業としてのプレッシャーが大きかったり、お客さん側は購入に慎重になるため契約に持っていくまでに時間がかかります。契約のたびに一喜一憂してしまうので、それがいつしかストレスになってしまうこともあります。

証券会社やクレジットカード会社など金融機関の営業

ここでは同じ金融機関ということで、銀行と地方の信用金庫の営業内容もあわせて紹介します。それぞれの営業職の主な仕事内容は、

  • 証券会社:株式、債権、投資信託、一部保険の金融商品の販売
  • クレジットカード会社:キャンペーンなどを通したカードの発行の促進営業
  • 銀行:預金、住宅ローン、教育ローンの貸出と投資信託や保険商品の販売
  • 地方の信用金庫:銀行と基本的に業務内容は同じ(信用金庫の場合は営業地域が一部に限定される)

などが挙げられます。

証券会社や銀行、信用金庫では金融商品をお客さんに販売するため保険会社と同様、専門知識を持っていることが望ましいとされています。中には業務を行うために必須とされている資格もあり、日中に会社の仕事をしながら勉強時間を確保しなければなりません。

また、金融業界はお金を取り扱う業界ということもあり、ミスや営業の成績などの結果にシビアな傾向があります。日々の業務をミスなくこなすよう気を付けつつ、ノルマを確実に達成しなければならないので、ストレスで心身に支障をきたす人もいます。

リフォームや化粧品など訪問販売

訪問販売の仕事内容とは、文字通り、個人宅などに実際に訪問し、その訪問先で商品販売の営業を行うことです。訪問販売で取り扱う商品は、化粧品などをはじめ、リフォームやインターネット回線などのサービスなどもあり多種多様です。いずれにせよ、訪問先のお客さんがこちらを警戒した状態で商品のセールストークをする必要があるため、高いコミュニケーション能力と営業力が求められます。

訪問販売の営業をしにお客さんを訪ねて迷惑そうな顔をされてしまうと、傷ついてしまうこともあるかと思います。また、販売のノルマが厳しく設定されていて、お客さんに嫌な思いをさせたくないという気持ちとノルマの達成の間で板挟みになり、心苦しくなってしまう人もいます。

旅行会社の店舗での営業

旅行会社の店舗営業の仕事内容は、主に

  • 航空機の欠航など交通の状況の確認
  • 旅行パッケージの紹介、販売と、航空チケットや新幹線の乗車券の予約手続き
  • 旅行先でトラブルがあった際の応対(※顧客の購入プランによる)

などがあります。

旅行会社で企画しているツアーやパッケージプランを提案したり販売するだけではなく、各地の観光スポットはもちろん、交通事情や天気についても精通していることが求められます。そのため、自分で実際に旅行していないと気づきにくい点や分からない点が出てくるのが、旅行会社の店舗営業の仕事の難しいところです。

加えて、お客さんの要望に沿った旅程を組むためには、チケットや乗車券を確実に押さえなければいけません。「一生懸命話を聞いていたら、希望通りの予約のチケットが売り切れてしまった」といったことがないよう、お客さんの希望をヒアリングしつつ、並行して事務的な作業を行える能力が求められます。

百貨店や家電量販店などの小売店での営業

小売店での営業の仕事内容は、

  • 商品を店頭に並べる(品出し)
  • 商品販売時の接客
  • 商品の在庫管理や発注

などが挙げられます。

百貨店や家電量販売店などをはじめとする小売店での営業は、直接お客さんと接しながら仕事をします。接客と並行して品出しや商品の管理をこなさなければいけないため、お店が混雑しているときにはこれらの作業が滞ってしまうこともあります。

また、目の前のお客さんが一体何を求めているのかを読み取る能力が必要で、その場で臨機応変な対応を行うことが求められます。お客さんをお待たせしないように、かつ良いサービスを常に提供しなければならないので、何かと気苦労が多くて大変です。

中古車を含むカーディーラー

カーディーラーの仕事内容は、

  • 来店した顧客の希望にあった車種、車両の提案、販売
  • 購入後のアフターサービス対応

などが挙げられます。なお、中古車を取り扱う場合には、問い合わせがあった際に中古車の買い取り業務も行います。

カーディーラーの営業は、ショールームに来たお客さんに対して車両販売、車両点検やメンテナンスなどの案内の営業を行います。販売の際には車種ごとの特徴や燃費などの違いの説明、販売後は次回の車検はいつかなどを把握している必要があります。ひとつひとつ細かい内容を記憶しなくてはいけないので、忘れっぽい人には大変かもしれません。ちなみに、土日や祝日は、沢山のお客さんがショールームに来る日でもあるので、カーディーラーは出勤しなくてはいけない場合がほとんどです。

また、販売については○○台とノルマが決まっていて、これに加えて車検、点検、自動車保険についてもノルマが課されている場合があります。日々複数のノルマに追われると、どうしても嫌になってしまいますよね。

広告代理店での営業

広告代理店の具体的な仕事内容は、

  • クライアントとメディア双方の事情を考慮しながら、企画の立案、提案書の作成を行う
  • 広告の制作
  • 広告の効果検証

などが挙げられます。

広告代理店は、広告を出したい企業(クライアント)に広告を掲載するメディアが提供している広告枠というものの販売を行います。クライアントとメディアの双方に利益が出るように調整していくことが広告代理店の営業の仕事なので、この二者の間で板挟みになってしまうことがあります。

その中で企画を進めたり広告作りのアイディアを考えたりしなければならないので、日々の業務は幅広くなります。とにかく仕事量が多くなりがちなので、常に慌ただしく大変な思いをしている人もいるかと思います。クライアントとの打ち合わせ、社内会議、デスクワークなどがあり、上手にスケジュールの管理をする必要があります

商社の営業

商社の営業の具体的な仕事内容は、

  • 個人や会社といった取引先の元に訪問し、商品の説明、提案、販売を行う
  • 取引先などからのメールの確認
  • 取引先の接待

などが挙げられます。

商社は、主に総合商社と専門商社といったものに分けられますが、営業先で自社で取り扱う商品をPRし、販売していく点については共通しています。

商社の営業は、とにかく取引先との関係が大切になってきますので、就業時間後の夜に取引先の会社の人を接待しなければならないこともあります。普通の飲み会とは違いとにかく相手に気を遣わなければいけないので、長い接待で気疲れしてしまうこともあるでしょう。

また、勤務地は会社により様々ですが、地方や海外へ出張へ行く場合もあります。期間も短期であったり長期であったりと様々ですが、激しく変わる環境の中で慣れない生活をしながらの仕事は、心身ともにストレスが溜まりがちになってしまいます。

営業職が大変だといわれる理由

それでは、なぜこれらの営業職が大変だといわれているのか、その理由を考えてみましょう。

売上目標や一人あたりのノルマがある

営業として自社商品を販売する場合、会社側でノルマを設定される場合があります。ノルマをこなせれば問題ないのですが、最初のうちはそもそも営業に不慣れであったり、時には自分が思っているように商品が売れない場合もあるでしょう。

また、営業をしていてお客さんに嫌われてしまったり、冷たい対応を取られてしまったために、営業がしにくい状況になっている場合もあるかと思います。

しかし、営業成績は社内評価に直結してしまいます。そのため、商品が売れないと上司から甘えだとプレッシャーをかけられ、追い詰められてしまうこともあります。

新人時代はテレアポ(電話での営業)がきつい

会社によっては、営業の一環としてテレアポ業務があるところもあります。電話口の営業は音声のみで営業をせねばならず、対面の営業よりも難易度が上がる上、大抵は「忙しいので」「間に合っています」と冷たい声が返ってきます。

さらに、電話での営業はより言葉遣いや間の取り方、声のトーンに気を遣う必要があります。上記の理由から新人時代のテレアポ業務はとりわけきつく、慣れるまでは精神的にかなりのストレスになる場合があります。

売上という形で成果が出ないと評価されない

営業の仕事では、お客さんや取引先と良好な関係を築いたり、勉強して専門知識を深めていくことも重要とされています。しかし、これらは客観的な方法で表すことが難しかったり、会社の利益に直接貢献することは少ないでしょう。そのため、これらの指標では会社が社員に対して評価付けをすることが困難になります。

そこで、営業の社内成績として最も分かりやすい評価基準とされるのが、売上です。売上があまり良くない場合は社内で評価されず、昇進や昇給にも響いてしまいます。

お客さんからのクレームやトラブル対応に追われる

営業をしていて必ず直面するのが、お客さんやクライアントからのクレームです。どの業種でもクレーム対応は決して楽しいものではありませんが、我慢をしつつ、今後の改善のためにお客さんの意見を真摯に受け止めなければいけません。

しかし、時にはこちら側に非がないものなど、理不尽なクレームに遭うこともあります。それでも頭を下げなければいけないこともあるため、クレーム対応が苦痛に感じ、積み重なるうちに強いストレスになってしまうかもしれません。

忍耐力がない人は向かない

営業は、お客さんに商品を買ってもらうために専門的な勉強をしたり、営業先のお客さんとより良い関係を築くために気を遣わなければいけません。また、思ったように商品が売れなかったり契約が取れないと、会社や上司からプレッシャーをかけられることもあるでしょう。さらに、お客さんからの理不尽なクレームに対しても頭を下げなければいけません。

このように、営業は我慢が必要な場面が多くあります。そのため、それらを多少ストレスに感じても耐えられる、忍耐力がある人ではないと、あまり営業の仕事は向いていないと言えます。

試行錯誤が出来ない人は続かない

営業は、時にお客さんから依頼されたものと会社から指示された別の仕事を、同時に並行してこなさなければならない場合もあります。このような場合は、まずどれを優先するのかまた期日までに全て終わらせるために自分がすべきことは何かなど自分で考える必要があります。そして、社内外の各方面に対して調整を図りながら更に試行錯誤していくことになります

そのため、あまりこういった作業が得意でない人は、途中で営業の仕事が辛くなってしまうかもしれません。

お客さんの新規開拓や飛び込み営業が大変

営業職は、馴染みの取引先以外にも新しいお客さんを開拓する必要があったり、飛び込み営業をしなければならない場合もあります。その場合は、いくらこちらが熱心に営業をしても、お客さん側はそもそも興味がなかったり、忙しかったりして、こちらの話を聞いてもらえないこともあるでしょう。

商品を購入してもらうまでにたどり着くのはもちろん、いかにお客さんに警戒心を抱かせずに話を聞いてもらうかという点にはかなり気を遣うので、かなり大変です。

お客さんから営業自体を断られることも多い

個人宅、会社問わず、中には「営業目的の電話、訪問はお断りいたします」と冷たくあしらわれてしまうこともあります。こちらとしても、仕事をしているだけで何か悪いことをしているわけではないのですが、お客さんからこのような扱いを実際に受けると、どうしても多少落ち込んでしまいます。

しかし、営業を断られるたびにずっと落ち込んでいてはキリがありません。営業職を続けていくためには、落ち込んでもすぐに前向きに立ち直れる精神面のタフさが必要と言えるでしょう。

お客さんの要望に応えるために残業や休日出勤がある

住宅や自動車など、個人に対して販売を行う営業にありがちなのが、休日出勤です。これらはお客さんがショールームに来るのが休日であることが多いため、自分が担当するお客さんから連絡があった場合には出勤しなければなりません

また、その他の営業日も就業時間後に打ち合わせや会食が入ることもあります。こうなってしまうと、「もう定時だから」「今日は休日だから」と言った理由は通用しません。残業、または休日出勤するなどして、お客さんの要望を叶えるために最大限の努力をすることになります。

お客さんへの接待の手配やお酒の席が負担に感じる

営業をしていると、取引先のお客さんを接待する場面も出てきます。その際に接待に使うお店の手配をしたり、お酒の席でもお客さんが気持ちよく過ごせるように気を遣って配慮しなければなりません。接待は、取引先と良好な関係を築くために重要なものであるため、どうしても気疲れしてしまう人もいるかと思います。

こういったことが苦痛でないなら問題はないですが、そもそもお酒が苦手な人や、このような場で接待をすることが苦手な人にはなかなか厳しいものがあります。

お客さんと会社の板挟みになり人間関係に疲れた

営業職として仕事をしていると、「もともとうちの会社の商品で話が進んでたのに、途中で他社に乗り換えられてしまった」という場面に遭遇してしまうことも実際にあるようです。自分の会社側では既にいろんな話が進んでいたのに、ある日突然取引先から「やっぱり別の会社にします」なんて言われてしまうこともあります。

このような場合は、お客さんと会社の板挟みになる形で会社内外で再度調整をする必要がでてきます。自分ではどうしようもないのですが、恐らく社内は一気に緊迫した空気になるでしょう。

コミュニケーションが苦手な人には向いてない

営業では、自社商品のアピールを営業先で行いますし、接待の場ではお客さんに気持ちよく過ごしてもらうために配慮しなければなりません。また、長期的な契約となれば、取引先との信頼関係をいかに築いていくかが重要となります。

これらの営業としての業務を円滑に進めていくためには高いコミュニケーション能力が必要となるため、そもそも他人とコミュニケーションを取ることが苦手な人は、営業の仕事にはあまり向いていないと言えます。

同僚とも競争しなければいけない

営業職は、沢山のお客さんと信頼関係を築き、そしてどれだけたくさんの商品を売ったかが重要になるため、時に同僚とお客さんの取り合いになる場合もあります。加えて、社内での売り上げ成績の上位であればあるほど昇給や昇進が見込める一方、成績が悪ければ社内で冷遇され、昇給や昇進から遠ざかります。

社内で評価され続けるためには、このような状況の中で勝ち続ける必要があるため、常に同僚と競争しなければならないのです。

女性の場合、妊娠出産する可能性があり長期的な仕事をもらえないことも

営業職は日中はお客さん回り、夜は接待や雑務が入ってしまうため、どうしても長時間労働になりがちです。また、突然の残業や休日出勤をする必要がある場合もあります。

女性が営業職として仕事を続けていくためには、妊娠や出産、子育てとの両立が必須となりますが、妊娠や出産の際にはどうしても数ヶ月は仕事を休まなければいけないため、職場への復帰が難しいケースもあります。さらに、特に子供が小さいうちは長時間労働をしながらの育児は困難を極めます。

会社側もこのような女性ならではの事情はある程度認識しており、そのことが影響して、最初から女性は長期的な仕事をもらえないということもあります

辛い状況から脱出したい、職場を変えずにできることは?

こうした難しい環境の中に身を置きながら、これ以上今の仕事を続けることは大変ですよね。一方で、職場の雰囲気が良かったり、好きな業界で働いていることから、今の職場自体は変えずに辛い状況から脱したい方もいるかと思います。そのような場合は、一体どうすればいいのでしょうか?

営業スタイルについて上司や同僚にアドバイスを求める

「営業の仕事自体は好き。でも今の自分の力では続けていくことは難しいかもしれない」という場合は、営業の仕事自体は苦痛ではないはずです。問題なのは、自分なりの営業スタイルが確立していないがために、思うように契約が取れなかったり商品が売れなかったりで行き詰まりを感じていることです。

であれば、今の自分の営業スタイルを一度見直し、必要によっては売り上げの良い先輩や同僚に相談して、アドバイスをもらって参考にしてみてはいかがでしょうか。何か良いヒントが見つかるかもしれません。

上司と相談し売上目標の見直しをする

営業職の宿命ともいえる売り上げ目標の達成可否は、社内評価にも直結するためかなり重要になります。もし、色々と自分なりに試行錯誤して努力を続けてきたにもかかわらず、一向に売り上げ目標を達成できる気配がないということであれば、思い切って会社の上司に相談するのも一つの手です。

売り上げ目標の見直しを上司に打診することで、上司は自分の部下のキャパシティを改めて知ることが出来ます。また、相談していくうちに売り上げ目標を達成するための改善策が見つかる可能性もあります。

取引先の担当が多く負担に感じる場合は仕事の振り分けを依頼する

「一生懸命やってはいるんだけど、自分が現在抱えてる取引先が多すぎて、キャパシティをオーバーしてしまってキツい」ということであれば、他の人に一部の仕事を振り分けてもらえないか、一度上司に相談してみましょう。

ただし、長期的な契約のものについては、あまり頻繁に担当者が代わるのは好ましくありません。仮に、別の人があなたの担当を引き継いでも、例えば退職や休職などの何らかの事情でその仕事を続けることが難しくなる可能性もゼロではありません。また、会社やあなた自身の信用にも関わります

なお、他の人があなたの仕事を引き継いだ際には、新しい担当者が困らないよう、しっかりと業務の引き継ぎを行うことも忘れないでください。

営業職以外の事務や経理など内勤の仕事への異動を希望する

「売り上げがどうこう以前に、営業の日々の業務自体が自分に合っていないように感じていて、かなりストレスになっているかもしれない」という場合は、思い切って営業から違う部への異動を会社に申し出てみてはいかがでしょうか。案外、事務や経理などの内勤の方が性に合う可能性もあります。

営業よりも自分に合う仕事が見つかれば、今現在失われている仕事に対する自信を取り戻すことができ、ストレスが解消されるかもしれません。

今の職場から転職したい。人気の転職先は?スキルは活かせるのか?

上記を読んで、「やっぱり自分には今の仕事は向いていないから、転職しようかな」と思うのであれば、転職先として人気な職種を押さえておくことが大切です。また同時に、営業の仕事を通して培われたスキルを活かせる別の業界を視野に入れてみてみるのも良い方法です。

比較的負担が少ないといわれている業界の営業に転職する

「今の営業の仕事はツライ、かといって、せっかく今まで培ってきた営業のスキルを活かさないのは少々もったいない気もする」。現在の職場での営業は辛いけど、営業で学んだことを次の職場でも活かしたいということであれば、違う業界の営業職で再スタートしてみてはいかがでしょうか。

転職先でも営業の仕事を上手くこなせなかったらどうしようといった葛藤はあるかもしれません。しかし、あなたがまだ今年入ったばかりの新人だったり2年目、3年目の若手であれば、違う業界の違うスタイルの営業職では上手くやっていけるということも考えられます。

どうしても不安が残るようであれば、なるべく残業時間が少ないところやノルマなどがない、またはあまりないところに絞って転職先を探すのも良いかもしれません。

同じ営業の場合はインフラ系やメーカーの営業が人気がある

「営業職」といっても、契約をバンバン取りに行ったり、とにかく飛び込みで自社商品を頑張って売らなくてはいけないものばかりではありません。中には、ノルマ、飛び込み営業、テレアポ業務なしといった営業もあります。

例えば、商品を売らない営業としてインフラの営業、主に決まった顧客に対して営業を行う営業としてメーカーの営業が挙げられます。今まで営業として積み重ねてきた経験を活かしつつ、負担が少ない業界で働くことができる点で、この二つの業界の営業は転職先として人気があります。

サービス系の職種への転職

営業を通して、たくさんのお客さんと関わったことで、あなたのコミュニケーション能力は相当磨かれているはずです。であれば、せっかく磨いたコミュニケーション能力を存分に活用できる、サービス系の業界へ転職してみてはいかがでしょうか。特に、人と関わることは好きだけど、営業とは違う仕事を経験してみたいといった方にはおすすめです。

また、サービス系の業界は人手が足りないところが多いため、転職活動を始めてからすぐに再就職することも可能になります。

ウェディングプランナーやホテルのコンシェルジュ、介護スタッフなど接客が必要とされる

接客が必要とされる仕事も、営業職からの転職先としてはおすすめです。

ウェディングプランナーは、結婚式場に訪れたカップルの要望を聞きながら、会場のキャパシティやカップルの予算などとの折り合いをつけつつ、理想の結婚式が挙げられるよう企画、提案するため営業のスキルを活かせます。

ホテルのコンシェルジュも、国籍や利用目的、要望が異なる様々なお客さんのニーズに対応できるよう知識と経験を総動員し頭をフルに使って対応することが求められます。また、介護スタッフであれば、入浴や食事のお手伝いをする際にお年寄りの気持ちを汲み取りながら、上手にコミュニケーションを取る必要があります。

人材採用など間接職への転職も人気

ここまでは接客や別の業界の営業をご紹介させていただきましたが、他には人材採用なども候補として有力です。人材採用は、採用にあたり、どのように新しい人材を採用するのかを考えたり、場合によっては人材派遣会社などの外部とも連携を取ることもあるため、社内外で細かい調整役を担います。

一見全く別の職種に見えますが、会社と外部の間に立って調整を行う能力は、営業の仕事を通して自然と身についている人もいるのではないでしょうか。

営業職からの転職、成功のポイントは?

転職先の目星がついたら、次の問題は転職活動です。正直なところ、転職活動をするのであれば、なるべく早く希望する会社への転職を決めて、転職先では長く仕事を続けたいですよね。それでは最後に、営業職から転職する際の成功のポイントをご紹介したいと思います。

給与や休日、残業時間など自分の希望の条件を明確にする

せっかく新しい会社で働き始めたのに、前の会社と同じ、またはそれ以上に残業が多かったり休日が取りにくい上、給料もあまりもらえなかったりすると、長く仕事を続けていくのは難しいでしょう。そうならないためには、転職先を決める際に、自分の中で譲れないラインを確認しておくことが大切です。

具体的には、給料は〇〇万円以上、残業は月〇〇時間まで、必ず週休5日休める、など、自分のライフスタイルにきちんと合致するかどうかをイメージしてみましょう。

転職エージェントを活用する

転職エージェントに登録すると、登録者の希望と経験やスキルを元に、条件と上手くマッチングした求人情報を提供してくれます。スマホ1つで求人情報を調べること自体は難しくないのですが、逆に情報が多すぎで、どの求人が自分に合っているものなのか分からなくなってしまいがちです。しかし、転職エージェントは何人も転職を成功に導いたプロなので、その溢れる求人情報から客観的な目線であなたに合うものを提供してくれるのです。

また、求人情報には載っていないような業界の詳細な情報も教えてくれますし、履歴書や面接対策の指導をしてくれる場合もあります。

確実に自分に合う仕事になるべく早く転職したいのなら、転職エージェントの活用は大変効率の良い方法と言えるでしょう。

コミュニケーション能力やトラブル対応力など営業での強味をアピールする

営業職の強味は、高いコミュニケーション能力とトラブル対応能力です。異なる部署間やチーム間などでやり取りが頻繁に行われる職場もありますし、報連相は社会人の基本です。コミュニケーション能力が優れている人は、他人と良好な関係を上手に築けるということなので、十分に面接時のアピールポイントになるでしょう。

また、どんな仕事をしていてもミスはつきものなので、業務中に何らかのミスや非常事態に直面した際に、的確かつ冷静に対応できる人材であればなお有利になります。

自分の好きな仕事を見つけよう

以上、営業職が辛い理由と辞めたくなったときの対処法をまとめてみました。

生きていくためにはお金が必要で、お金を得るためには何かしらの仕事をしなければいけないため、自分の仕事が好きかそうでないかとでは、日々のストレスの大きさは格段に違ってきます。どうせ仕事をしなければいけないのであれば、一度しかない人生ですし、自分に合った仕事を見つけて楽しく働くのが一番です。

今はあまり自分の仕事を好きになれない人も、本当に自分がやりたいことや向いている仕事に出会えるよう、もう一度前向きに頑張ってみましょう。