プログラマーを辞めたくなったら?辞めないほうがいい5つの理由
プログラマーを辞めたいと思ったらどうすればいい?
新卒で4月に入社した人は数か月経つと気持ちに余裕が出てきて、将来のことを考え始める時期です。なかには、「この仕事は自分に向いてない」「会社を辞めたい」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
多くの新人が入社して3ヶ月ほど経つと、同じような悩みを持ち始めます。でも辞表を出す前に、少し冷静になっていろいろと考えてみましょう。
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プログラマーを辞めたくなる理由とは?
まず考えなければいけないことは、「なぜ辞めたくなったのかという理由」です。
辞めたくなるのは、自分の甘さが原因かもしれません。会社の体制に問題があるのかもしれません。
冷静に考えることで「辞めなくても良い方法」が見つかる場合もあります。反対に、「すぐにでも辞めたほうが良い」と言える場合もあります。
理由を一つ一つ書き出してみましょう。
自信がなくなったから
自分では「学校ではプログラムの成績は良かったしコードを書くのは得意」と思っていても、上には上がいます。入社直後は自信満々でも、やがて自信を無くしてしまうのです。
ITに詳しくない文系出身の人で未経験あれば「難しい」と感じ、同期とのスキルの差を圧倒的に思い知らされてしまうことでしょう。
自分よりも同僚や先輩の優秀さに気づくのと同時に、自分は何もできないと思い込んでしまうのです。
性格的に向いていない気がするから
プログラマーの仕事で大切な要素は「論理的である」という点です。
ブログラマーの仕事は、バグの修正やコードの手直しなどの技術的なことです。論理的思考によって最短で最小の方法でコード修正をしなければいけません。
しかし感覚的思考の人は、膨大な作業量を考えるだけでストレスがたまりがちです。そのため、感覚的思考の人は向いていないと感じてしまうのです。
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せっかく就いたプログラマーという専門職。しかしどうしても自分に合わないのなら、無理に続けることはありません。
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面白みが感じられないから
プログラマーの仕事の面白みは、「自社開発」か「請負開発」、あるいは「客先常駐」かで変わってきます。
自社開発はクライアントからの制約がないため、面白みが多そうな気がします。しかし相手はエンドユーザーのため、直接的な面白みが感じられないかもしれません。
残りの2つは直に反応があるため、人によっては面白みを感じることもあります。
もちろん仕事の面白みをどこで感じるかは、人によって異なります。
コミュニケーションを取るのが苦手だから
仕事は、様々な人と協力をしあうことで進んでいきます。これらの仲間と上手にコミュニケーションを取るのも仕事の内です。
プログラマーの仕事は一人で黙々作業をこなすといったイメージがありますがそれは誤解で、プロジェクトを進める場合は複数の人との連係プレーになります。
しかしこの「連係プレーが嫌い」、「コミュニケーションを取るのが苦手」と言う人もいます。
残業が多すぎるから
常に技術やトレンドが変化していくプログラマーの仕事は、2chなどでもその過酷さが指摘されていますが、残業が必然的に多くなります。
IT業界では少し前に学んだことがすぐに古くなってしまいます。休日も技術的なことに関心を持ち続けることが求められるのです。相当な時間を勉強に充てなければならず、定時で帰ることがほとんど不可能な業種です。
会社の規模や職歴によりますが、1ヶ月40時間超と言う調査結果もあります。
プログラマーを辞めたほうがいい場合とは?
人によって事情は様々なため一概には言えませんが、プログラマーを辞めたほうがいい場合もあります。
早計な判断は良くありませんが、いろいろ冷静に考えた上での決断ならば後悔しないでしょうし、家族などの周りの人も反対はしないでしょう。
ここでは「辞めたほうがいい場合」について見ていきます。
ブラック企業だから
36協定で決められている残業ならば問題はありません。しかし、法定の「1週間で15時間」「2週間で27時間」などの延長時間の限度以上の場合は、ブラック企業の可能性が高いと言えます。
会社に改善を申し出ても無視やモラハラ行為がある場合は、労働基準監督署に訴えることも必要になってきます。充分に「辞めてもいい」状況です。
参考:36協定で定める時間外労働及び休日労働 について留意すべき事項に関する指針
他にやりたいことができたら
「自分に向いていない」などの後ろ向きな考えではなく、「他にやりたいことができた」という前向きな気持ちの場合は辞めてもいいでしょう。
もちろん他のやりたいことが「少し興味があるだけ」なのか、それとも「心底やりたい」のか、気持ちのレベルによって違います。
「長年かかっても真剣に他の仕事に取り組みたい」という真面目な気持ちであれば、思い切って辞めてしまいましょう。
仕事に興味を持てなくなったから
あなたなりに頑張って取り組もうとしたけれども、どうしても仕事に興味を持てなくなってしまった場合は辞めても良いでしょう。
まったく興味のない仕事をすることほど、人生においてつまらないことはありません。
会社にとってはお金の無駄使いですし、あなたにとっては時間の無駄使いなので、すぐに辞めて再就職先を探したほうがお互いの利益になります。
プログラマーを辞めないほうがいい場合とは?
「残業も多いし、他人とコミュニケーションを取りながら仕事をするのが面倒……」と辞めたくなる理由は人それぞれにあることでしょう。しかし、辞めたあとで「しまった」と思っても遅いのです。
ここでは、あなたの置かれている状況、そしてプログラマーであることのメリットについて考えて辞めないほうがいい理由を見ていきましょう。
将来有望な仕事だから
AIの導入が加速し、あらゆるシーンでITの知識が必要になってきます。このような状況でITに精通しているということは、非常に有利に働くのです。
しかし、理数系やコンピューターサイエンスを専攻する学生は減少傾向にありますす。そのため今現在、ITのスキルを持っており、技術を磨くことができる会社に在籍しているということはとても大きな財産なのです。
参考:IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果を取りまとめました
面白みが感じられるようになるから
「やりがいを感じられないから」という理由でしたら、たったの数ヶ月で結論を出すのは早すぎます。
ソフトウェアの開発は、オープン系、制御系、Web系などがああります。機械を制御するものや工場の生産を制御するものなど、仕事のスケールが大きくなればなるほどに面白みが感じられるようになるでしょう。
新卒には重要な仕事は早いのですが、少しずつ任されるので焦らずに待ちましょう。
まだ入社1年目だから
新卒で入社後1年も経っていない場合は、まだ辞めるのは早いでしょう。待遇面や将来性などで、いろいろな焦りや不安がある場合でもやはり3年は頑張ってみる必要があります。
3年間在籍していることで、様々なシステム開発に携わることができるようになります。それは転職の時にも有利な経験になるでしょう。
研修期間中だから
試用期間や研修期間は会社によって異なりますが、これらの期間に該当する場合の退職はルール違反となります。
あなたを採用するのに経費と時間が掛かっており、会社に大きな迷惑を掛けてしまいます。
辞職を上司に伝えるのは思いとどまりましょう。いろいろ考えてみて「やっぱり厳しい」と思ったならば、研修期間が過ぎた後に言うのは問題ありません。
資金を蓄えてないから
最後はお金に関することです。再就職には何かとお金がかかります。次の仕事が決まるまでの生活費も必要です。
失業手当はあると思いますが、失業保険が切れる頃にうまく仕事が見つかるかどうかわはわかりません。
そのため1年間は働き、親に迷惑を掛けたり心配をさせたりすることのないように、しっかり貯金をしておきましょう。
プログラマーを辞める際に気をつけるべきこととは?
プログラマーを辞めることになったときに、気を付けておきたい点がいくつかあります。もちろん、これはプログラマーに限った話ではなく、仕事全般に言えることです。
人生の主役はあなたです。そして、自分の生活を立て直せるのもあなたしかいません。きちんと計画をしておきましょう。
次の転職先を決めておく
仕事を辞めることになったときに一番大切なことは、次の仕事を見つけておくということです。次の仕事が決まっていないのに仕事を辞めてしまうのは、かなり危険なことです。
失業手当をもらうことを前提にするのではなく、失業手当をもらわなくても良いように考えましょう。会社に辞める意思を伝える前に、ひそかに転職活動をしておきましょう。
適切な退職時期を決める
退職時期はいつでもいいというわけではありません。会社には最低でも1ヶ月前には伝える必要があります。
辞める時期は、あなたにとってベストな時期、そして会社にとって適切な時期にしましょう。繁忙期に辞められたのでは、会社の皆が迷惑します。比較的暇な時期に辞めるのが、社会人としてのマナーです。
次の働き方を考えておく
プログラマーとしての会社勤めを辞めることになったときに、次の働き方を考えておくという点も大切です。
つまり、次の会社での優先順位を決めておくのです。会社を辞めた原因がどこにあるのかを考え、次の会社では同じことを繰り返さないようにしましょう。
再びプログラマーの仕事をするのであれば、会社の体制をしっかり確認することが大切です。
プログラマーを辞めるなら次の転職先は?
プログラマーからの転職には2パターン挙げられます。1つめは、まったくの異業種への転職、2つめはやはりIT関連の職業や、経験を生かせる職業です。
ここでは2つめの、プログラマーとしての経験を生かせる職業について見ていきましょう。
さらに専門的な「システムエンジニア」
システムエンジニア(SE)はコンピューターの仕様書を作成し、プログラマーに指示を出します。そのため一番プログラマーに近い職業は、システムエンジニアと言えます。
SEはプログラマーよりも専門的で高度な知識が求められます。そしてSEは顧客のもとに出向き、希望を聞くという渉外があります。
勉強が好きで対人関係が得意な人にはふさわしい職業です。
想像力も必要な「Webデザイナー」
プログラマーから、未経験でもWebデザイナーへ転職する人も多くいます。しかし、両者は似ているようですが少し違います。
プログラマーは技術に特化しており、出すべき答えが既に決まっています。しかしWebデザイナーには想像力も必要ですし、デザインに答えはありません。ときにはクライアントとの交渉も必要です。
これらの部分がクリアできれば転職も夢ではないでしょう。
他の職種もある「ゲームクリエイター」
ゲームクリエイターになるのでしたら、やはりゲームプログラマーへの転職が妥当と言えます。
しかしゲームクリエイターの職種はさまざまで、ゲームプログラミングのほかにサウンドクリエイターやプランナー・ディレクターなどもあります。
プログラミング以外に視野を広げるのでしたら、プログラマー以外の職種を検討するのもおすすめです。
コンピューター学校の「講師」
プログラマーは人との関わりが少ない職業のため、行き詰ってしまった人もいることでしょう。人とコミュニケーションを取るのが好きな人は、コンピューターの専門学校などで講師になるのもおすすめです。
プログラマーの経験も生かせ、人に教える喜びもあります。直に反応があることは、生きる楽しみにもつながります。
経験をうまく活かして転職を成功させよう
プログラマーは残業が多いなどのデメリットもありますが、AI化が進んでいる現在、ますますニーズが高くなってきています。その経験は、さらに大きな財産になっていくことでしょう。
しかし転職を考えている場合は、コンピューターが好きなのでしたらIT関連の違う分野も検討してみましょう。プログラマーとして磨いてきた経験を生かせる仕事が必ず見つけられるはずです。