小学校教員を辞めたい。辞める判断をするポイントと失敗しない転職方法とは
小学校教員を辞めたいと思ったらどうすればいい?
憧れの小学校教員になったけれど、実際の仕事が肌に合わず転職するべきか悩む人は非常に多いです。
教育に携わるやりがいや、公務員の安定性というメリットではカバーできないくらいに、小学校教員の仕事は大変です。そのため一生の仕事として継続していくことが困難だと感じている人も多く、20〜30代の若手の教員が転職を決心する例も多く見られます。
ここでは小学校教員の転職について解説しているので参考にしてください。
教員を辞めたらどんな道がある?自分の市場価値と可能性を知ってみよう
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小学校教員を辞めたくなる理由とは?
小学校教員を辞めたくなるのは様々な理由がありますが、職場が抱えている問題が重過ぎることや、報酬の問題、モチベーションが保てないことが大きなポイントとなっています。
憧れの小学校教員にはなったけれど、自分が子供の頃とは学校の様子も違っていることに驚いている人も多く見られます。
ここでは小学校教員が辞めたくなる理由について解説しているので、自分と照らし合わせて考えてみましょう。
業務が多すぎるから
小学校に限らず、教員の仕事は、学校現場における学級運営と授業だけではありません。
クラスにいる間は児童に対応することに集中できるので、小学校教員としての本分を果たしている実感もありますが、休み時間や放課後には、職員室でさまざまな事務作業・児童の指導・保護者対応などに追われています。
教員は常に人手不足なので、ただでさえ一人あたりの業務量がオーバーしていて、さらに教育現場はIT化が遅れているため業務が効率化されておらず、夜遅くまで仕事をすることになってしまいます。
また、授業には準備が要ります。一人の教員が全部の教科を指導しなければいけないため、負担は非常に大きいです。たいていの教員は、遅く帰ってきてから自宅で授業準備をしています。
仕事内容に対して給与が割に合わないから
幅広い業務と、児童の人生に関わるプレッシャーを抱えている小学校教員は、「仕事内容の割に給与が低い」と感じてしまいがちです。
もちろん公務員なので、毎年少しずつ昇給しますし、中小企業よりは手当も充実していますが、明確な残業代はなく、児童のために自腹を切る機会も非常に多いです。
毎日のように12時間労働をしていると、これでは割に合わないと思うのも当然です。
それでいて、実情を知らない人からは「公務員は給料をもらいすぎ」と非難されるのですから困りますよね。
問題を抱えている児童・学級への対処が難しいから
不登校・学級崩壊・いじめなどの問題は、教員の仕事時間を大幅に奪っていく深刻な問題です。
他にも大量の仕事があるのをなげうって、児童や保護者との面談に長時間をあてなければいけません。かといって、面談をすれば解決するわけでもありません。問題の多い学級に当たってしまった教員は本当に大変です。
高校くらいになれば、学校の方針にもよりますが、教員が一から十まで面倒を見ることは少なくなります。しかし小学校は義務教育のため、すべての児童に教育の機会を提供しないわけにはいかないのです。
児童や保護者に対応するのは荷が重過ぎるから
小学校教員の言動は、自分で思う以上に児童や保護者に影響を与えているものです。ある程度年齢のいった教員であれば、「先生の言うことだから」と無条件に信用されてしまうことも多くなります。
そのため、教員にとっては何気ないつもりで発した一言が、マイナスの印象を残し、その後に大きく影響してしまうこともあります。
自分の言動に常に気を配らなければいけないプレッシャーに耐えかねて、小学校教員という仕事から逃げたくなる人は多いです。
プライベートがないから
いったん教員になると24時間通して教員になり、基本的にプライベートはなくなります。
ただでさえ長時間労働なうえ、持ち帰らないと終わらない仕事も多いため、まず自宅での自由時間はほぼなくなります。
また、緊急の問題があれば土日でも呼び出されます。いじめや不登校などの問題を抱えている家庭に対しては、保護者にプライベートの連絡先を教えざるをえないこともあるため、電話がかかってきます。
さらに、学区の付近に住んでいる場合は、外に出て買い物ひとつするにしても、児童や保護者に見られている可能性があります。
このようなことが耐えられないため、転職を考える人もいます。
体力が持たないから
小学校教員は子供と一緒に過ごすことも多く、一緒に運動することも多くあります。
特に低学年の指導では、幼稚園や保育園と同じく小さい子供の世話をすることになり、一日中気が抜けないこともしばしばです。もともと体力がない女性などは大変な苦痛になり、体を壊す原因にもなっています。
養護学級だと、身体能力は6年生レベルであっても力の制御ができないような児童もいるため、教員が生傷を作る事態もしばしばです。
また、まだまだ免疫がつききっていない年齢の児童が何十人、何百人と集まる場にいると、夏場は胃腸系の感染症、冬場はインフルエンザなどをもらってきてしまうこともあります。休んでいる間もない教員にとっては、致命的な問題です。
僻地への転勤があるから
小学校は、中学校・高校に比べて、どんな僻地にも一校はあるものです。そのため、異動先によっては、経験したことのないような僻地での生活を強いられます。
家族がいる場合は単身赴任になることもありますし、僻地暮らしのためにわざわざ車を買わなければいけないこともあります。異動は3月に入ってから急に言い渡されるため、引っ越しの苦労も大きいです。
また、僻地では1クラス30数人の学級運営などはできないため、異なる学年の児童を一度に見なければいけないなど、都市部ではありえなかった事態に遭遇します。それを良い経験だと思えればいいのですが、誰もがそういうわけにはいきません。
非正規雇用から抜け出せないから
教員採用試験に受からず、毎年再チャレンジをしながら非正規の講師として働いている場合、いつまで講師でいるかというのは大きな不安事です。
講師歴が長くなると、担任としてベテランと変わらない仕事を頼まれる場合もありますが、待遇は非正規雇用のままです。
いつ見切りをつけるかと思案しているうちに、モチベーションが下がってしまいます。
周りがどんどん退職・休職していくから
教員は、心身を壊して退職・休職する人が非常に多い職種です。公務員でいつでも戻ってこられるため、休職を選ぶ人は特に多くなっています。どんな学校に配属になっても、休職中の人の噂は耳にするものです。
それだけハードな職場で働いている自分に疑問を持ってしまい、「このまま教員をしていていいのか?」と思いながら働いているうちに、自分自身の心身に悪影響が出てしまうこともあります。
小学校教員を辞めたほうがいい場合とは?
自分が本当に小学校教員を辞めるべきか考えてみましょう。ポイントは「仕事自体への興味や熱意がまだあるかどうか」と「自分の体調に悪影響が出ていないか」ということです。
もし、じっくり考えて辞めたほうが良いと判断したら、転職を準備しましょう。動き出すのは早いほうがよく、次の職場への準備も十分にできます。
教育自体に興味が持てない場合
子供の教育自体にモチベーションを保つことが難しくなってしまったら、転職を考えてもいいでしょう。
実際に小学校教員をしてみると、業務内容のうち「児童に教育をしている」と実感できる仕事はほとんどないことに気づくでしょう。雑務やルーチンワーク、保護者対応など、間接的な仕事や、別に教師自身がやらなくともよいことが非常に多いです。
肝心の子供の指導には納得いくほど時間をかけられず、きちんと準備をして授業に臨むような余裕もありません。
「それでも子供のためになることをしたい」とまだ思えるならよいですが、そう思えなくなって諦めが強くなってしまったのなら潮時です。
小学校教員としてできることに限界を感じた場合
小学校教員が児童に与える影響は大きく、一生心に残る先生となる場合も多くあります。しかし、真摯に指導をしているつもりでも、児童の心に響かなかったり、学級の問題が解決できず、教員としての成功体験がなかなか得られないと、いつしか限界を感じてしまいます。
自分がやりがいを得られなくとも、児童のためにまだ頑張れるという気持ちがあるのなら教員を続けるべきですが、自分のためになんらかの精神的対価が得られないことにストレスを感じるようであれば、別の仕事に移ったほうがいいかもしれません。
他にどうしてもやりたいことがある場合
小学校教員以外ではっきりやりたいことが決まっているのなら、転職を実行しても良いかもしれません。
しかし、教員から逃げたいあまり別の仕事を選んでいるのなら、次の職場も長続きしないこともあります。自分がなぜ教員を辞めたいのか、もう一度確認してみることがポイントです。
教員免許が有効な限りは、いつでも教職に戻ってはこられますが、まずはやりたいことへの情熱が本当かしっかり確認して、転職活動を始めましょう。
心身に不調が生じている場合
教員は、ストレスで体調を崩す人が非常に多い職業です。もしあなた自身もその兆候があるのなら、早めに病院に行くなど対策をしましょう。しかし実際は病院に行く暇もなく、学区に近い病院だと思わぬ噂が立ってしまうのも教員の辛いところです。
今のままでは療養の余裕がまったくとれない場合は、やむをえず休職を申し出ることになります。しかし休職の先には復帰を考えなければいけません。復帰できるビジョンが見えないのなら、退職して一般企業などでやり直してみるのも一つの手段です。
小学校教員を辞めないほうがいい場合とは?
仕事が辛くても客観的に問題を見ると、小学校教員自体を辞める必要がないこともあります。日々のストレスに疲れ果てて、問題の本質を見間違わないようにしましょう。
ここでは小学校教員を辞めなくて良い場合をご紹介しますので、今の自分がどうか当てはめて考えてみましょう。特に新人の人は仕事に慣れないので、教員自体を辞めてしまいたくなります。それではご紹介します。
転勤で解決しそうな場合
学校・学区の環境がどうしても合わない場合は、異動の希望を出して別の学校に行くことで、嘘のように解決することもあります。学校が変わると、校長・教頭の方針も変わり、児童や親の様子もガラッと変わるため、気分も変わります。
ただし、異動が必ず受け入れられるとは限りません。長期計画で、まだ自分は耐えられそうだと思える場合には異動に期待してもいいですが、もっと切羽詰まったストレスを抱えている場合は別の対策を講じましょう。
まだ新人で慣れない場合
どの職場でもそうですが、就職したてで仕事自体に慣れていないとすべての仕事が重荷になってしまいます。しかし、まず3年続けてみると感じ方も変わってくるので、まだ新卒気分が抜けていないなら、3年は我慢してみましょう。
1年生から3年生、4年生から6年生など、発達段階の異なる児童の3年間を、新学期から終業までのサイクルを通して見ることで、教員としての気の持ちようも変わってきます。
日々接していれば、児童や保護者とのコミュニケーションも自然に生まれてきますし、雑務にも慣れてきます。小学校教員を辞めるかどうか判断するのは、それからでも遅くありません。
担当学年が変われば問題が解決しそうな場合
担当のクラスが学級崩壊を起こしてしまった、教え子がいじめで辛い思いをしていた、不登校の子供をどうにもできなかった、などの辛い問題に直面することもあります。
しかし、クラスは一年で変わります。よほど少子化の進行している学校でない限り、6年間ずっと同じ問題のあるクラスを一人の教員が見なければいけないわけではありません。
このクラスも一年限りだ、と思えば、終業までは駆け抜けられるのではないでしょうか。
一時休職すれば解決しそうな場合
一般企業では、休職するくらいなら退職を促されたり、産休・育休後に復帰できたとしても不利な勤務条件を強いられることはよくあります。その点、公務員である小学校教員は、休職しても確実に復職できるのが非常に大きなメリットです。
産休・育休はもちろん、体調を崩してどうしても療養が必要、家族の介護をしなければいけなくなった、という場合にも、安心して休職ができるのが小学校教員です。休職して解決の見込みがありそうなら、仕事から一時的に離れてゆっくり過ごしてみましょう。
小学校教員を辞める際に気をつけるべきこととは?
それでもやはり小学校教員を辞めたほうがいいと思えたなら、いくつかのポイントに気をつけて準備をしましょう。
教員として、好きな時期に辞めることは望ましくありません。引継ぎの問題や子供たちへの影響も考えて適切な時期を見つけることが一番のポイントです。以下にご紹介します。
年度末までは耐える
企業もそうですが、年度初めの4月から年度末の3月までは予定が細かく組まれています。これを途中で抜けるとクラスの運営に大きな影響を与えてしまい、クラスがまとまらなくなることも考えられます。
年度の途中で教員が急に辞めるのは、小学校に限らず、中学・高校であっても児童生徒の記憶に強く残ってしまいます。そのため、退職時期はできるだけ区切りの良い年度末選んで、周囲への影響を最小限にとどめましょう。
結婚出産の育児休暇なら、早いうちに職場へ届けられるのでトラブルが避けられます。それ以外の理由でも、辞めること自体は早めに伝えて、スムーズな転職を心がけましょう。
子供たちを不安にさせない
児童たちにとって、教員が自分たちのもとからいなくなる理由というのは、異動または産休という以外に思いつきません。それ以外の理由を公言してしまうと、多感な児童たちにとっては悪影響が及ぶ可能性があります。
もちろん保護者に対しても同様です。保護者に余計な情報が伝わると、噂になってしまうこともあるので、細心の注意を払いましょう。
そのため、辞めることは年度末まで黙っておいたほうが良いですし、辞める理由も児童に話す必要はありません。離任式で、異動する先生たちに混ざって自然に学校を去るのが一番です。
次の職に求めることを整理しておく
小学校教員には退職金が出るため、離職してから転職活動を開始する人もいるでしょう。そのようなときは、時間に余裕があるので、自分を見つめ直す良い機会になります。
転職には、「この会社で自分は役に立てる」という自己アピールが必要です。今までの経験を履歴書と職務経歴書にあらわし、面接で話せそうなネタをまとめておくなど、いまのうちにできることをしておきましょう。
そうすることで、転職活動が効率的になり、短期間でよい職場が見つかることもあります。
20代なら「JAIC」で再出発を目指そう
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頑張って採用試験に合格して得た小学校教員の職。それを捨てるなんて、周りには「もったいない」と言われるかもしれませんが、自分にとってストレスが大きいなら辞める決断をしてもいいのです。もしあなたが20代なら、まだこれからどんな職にでも就き直せます。まずはJAIC(ジェイック)に相談してみましょう。
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教育関連の企業
ベネッセや進研、ナガセなどの総合教育サービスを展開する企業が視野に入ってきます。通信教育やインターネットを使った効率的な学習を提供してくれる、人々になじみの深い会社です。
実際に子供に接してきた教員なら、顧客のニーズも分かりやすく、スムーズに入職できることでしょう。
職種は様々ですが、教育を産業のひとつとして展開している企業なら、情報を共有していくことができるでしょう。
塾の講師
[review sex=”woman” job=”小学校教員から塾講師に転職” title=”教員の経験が活かされている” rate=”4″]塾では受験指導だけに集中できるので、格段に楽になりました。保護者対応も慣れているので特に苦になりません。アルバイトの多い業界のため、正社員として採用されるといきなり副塾長や塾長になって売上目標があるのがプレッシャーですが、それが民間企業の醍醐味だと思えています。[/review]
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少子化で子供が少ないとはいえ、中学受験意欲の高い場所なら塾産業はまだまだ衰えることはありません。
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学童保育の職員
[review sex=”woman” job=”小学校教員から学童保育へ転職” title=”身近な存在の託児所は働きやすい” rate=”4″]子供の安全を守る仕事に集中できています。クラス運営がないというのはとても楽です。ただし非正規雇用なので、子供が大きくなってからは別のフルタイムの仕事をしなければいけないと思っています。[/review]
小学校教員のころも身近な存在だった学童保育に転職することも可能です。年収はやや低くなりますが、小学生の託児所なので、クラス運営のストレスはありません。
責任も教員より軽く、安全性を第一に子供を預かることがポイントです。1990年代以降、共働き家庭が増えてきているため、保育所や学童保育などの託児施設の需要はますます高まりつつあります。
小学校教員の経験があるのなら、スムーズに転職できる職場のひとつでしょう。
中学校・高校の教員
[review sex=”man” job=”小学校教員から高校教員に転職” title=”自分は高校のほうが合っている” rate=”4″]高校社会科の免許を持っていたので、3つの県で教採を受け直し、その中でA採用になった地元の県で高校教員としてリスタートしました。生徒に自主性が身についているというのはとても楽です。部活も文化系の顧問になったので、放課後は不登校の子の対応などに専念できています。[/review]
大学で教育系の学部に所属していた場合は、小学校教員だけでなく、中高の免許やそれらの専修免許を併せて取っていることもあるでしょう。その場合は採用試験を受け直し、中高の教員として再出発する手もあります。
小学校教員と比べて、中高のメリットは以下のようなところです。
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- 生徒の生活習慣や倫理観が小学生より発達しているので、生じる問題の種類が少ない
- 教科指導では自分の得意分野に専念できる
- 小学校よりも僻地への転勤が少ない
- 義務教育でない高校は生徒の自主性に任せておける部分が大きい
- 私服校だったり部活がないなど、生徒指導の楽な学校もある
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一方、以下のようなデメリットもあります。
[box_checkpoint title=”チェックポイント”]
- 担当する部活によっては放課後や土日の出勤が必須
- 受験指導がある
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総合的にみて、中高のほうが自分に合っていると思えたなら、改めて教員採用試験にチャレンジしてみましょう。小学校教員から中高を志望し直す理由をポジティブに説明できれば、他の受験者よりは合格の確率も上がります。
教育委員会や自治体の教育施設での勤務
[review sex=”man” job=”小学校教員から教育委員会に異動” title=”教員を10年続けた後の異動だった” rate=”5″]毎年のように異動願いは出していましたが、まさか教育現場ではなく県教委に異動になるとは思いませんでした。不祥事がニュースで取り沙汰されることも多いので肩身が狭いこともありますが、小学校と違う新鮮な経験は、教育現場に戻っても活かせると思います。[/review]
運の良いレアなケースですが、小学校教員として異動願いを出したところ、教育委員会や市の教育関連施設で働くことになったという人もいます。実は、博物館や「○○資料館」「歴史○○館」といった自治体の施設には、教員が勤務していることもあるのです。
日常的に児童と接することはない、新鮮な環境の中で、これまでとは違うやりがいや楽しさを見つけられることもあるでしょう。
こういった働き方が気になる場合は、ダメ元でも毎年異動願いを出してみましょう。
小学校教員から他の道への転職はポジティブに考えよう
小学校教員の転職についてご紹介しました。教員は転職がしにくい職業だと自分で決め付けていませんか?
そんなことはなく、教育関連の職場は子供の指導経験のある人材を探しているのです。一人で悩まないで、職場の同僚や先輩、転職エージェントなどを通して、自分を客観的に判断してもらうのもよいでしょう。
少子化といわれていますが、教育産業自体はまだまだ衰えていないため、転職先に困ることはありませんよ。